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サクラ咲ケ

  • 執筆者の写真: 29Gulls
    29Gulls
  • 2018年3月19日
  • 読了時間: 3分

-背番号51が帰ってくる-

3月6日、日本に嬉しいニュースが舞い込んだ。来シーズンの所属先が未定であったイチローが古巣マリナーズに復帰することが決まった。外野手が怪我により手薄になっていたマリナーズにとってイチローの加入は大きなプラスになるだろう。

「よく皆さん、50歳までという話をされることが多いと思いますが、僕は“最低50歳まで”と言っているので、そこは誤解しないでほしい」

これまでさまざまな大偉業を成し遂げてきた44歳のヒットメーカーに今シーズンも目が離せない。

-カープ選手交代のお知らせをいたします。3番丸に代わりまして鈴木。バッターは鈴木。背番号51-

2月18日、広島vs中日の練習試合。中日鈴木翔太の初球を捉えると、打球はレフトスタンドへ吸い込まれていった。昨年8月23日に右足首を骨折し、しばらく実戦から遠ざかっていた“神ってる”男の豪快な一打に球場全体から歓声が上がった。

「開幕にしっかり間に合うように。だから、今はとにかく焦らず、まだ時間あるんで、しっかりやっていこうと思います」

まだ、足首周辺の痛みや違和感が残るものの順調に回復している様子。3月16日のヤクルト戦では今年初めて4番に座ると3回に左中間スタンドへ完璧な一発を放つなど、バッティングに関しては最高の仕上がりを見せている。

広島の背番号51“鈴木”誠也の完全復活はもうすぐだ。

男も足首捻挫からの完全復活を目指し、練習に励んでいる。2月8日、卒業論文を提出したこの日、福島さんのブログを読み、ニヤける。俺の名前あるじゃん。この日を境に本格的に練習を再開する。

先日、今年のインカレ枠が発表された。中四国ブロック男子5人。男は二度見した。例年の約半分の人数である。しかし、それほど嫌な気分にはならなかった。確かに枠が5人ともなるとインカレで団体順位(チーム上位3名の合計タイムに応じた順位)がつかない可能性もある。チームの年間目標を団体トップ10としているGullsにとってこれは深刻な事態である。ただ、枠が5人と発表されることによってチーム全体が良い意味で“危機感”を感じているのではないか。この危機感がチームを良い方向へと導く起爆剤となるであろうと男は確信している。

また、筆者自身も「この状況でインカレ枠獲ったら超カッコよくね?」と勝手に思っている。一昨年、去年とインカレを目指すものの予選で落ち、院試が終わって来年に向けて練習しようかと思った矢先に全治3か月の捻挫をし、まともに運動ができない日々が続いた。しかし、足首の痛みがほとんど消えたここ最近は全力で練習できる。今はとにかく体を動かすのが楽しい。若い現役生とともにヒィーヒィー言いながらハードな練習をこなすのが楽しいのである。

インカレ予選であるサンポート高松トライアスロンまであと4ヶ月を切っている。わずか5人にしか与えられないインカレ出場権を獲るのは非常に困難であるが、逆にこの状況をプラスに考えて練習に励めば、チャンスはあると思っている。

男は最後にこう語った。

「今年の目標は怪我する前よりも強くなることですね」

男はもうすぐ大学院生となる。研究や授業などで確実に去年よりも忙しくなるだろうが、福島さんの言うように、トライアスロンで最高の夏を迎えるために本業である研究や勉強も頑張っていきたい。

2018年。それぞれの思いを乗せたシーズンが、まもなく、始まる。

 
 
 

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