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夜明けの街で

夜明けの街ですれ違うのは 月の残骸(かけら)と昨日の僕さ

という歌い出しで始まるのはサザンの名曲「LOVE AFFAIR ~秘密のデート~」。 LOVE AFFAIRは英語で不倫を意味します。この曲は不倫相手を愛するものの家族も捨てることはできない男の複雑で切ない心情を歌ったものです。 世間的に良くないとされることをこれほどまでに爽やかに歌い上げる桑田佳祐はやっぱり天才だと思います。

↓レース当日の朝、駐車場からの風景。僕らのバンのとなりに九大Gaiaのバンが停めてありました。まさにガイアの夜明け。(これが言いたかっただけ)

前置きが長くなりました、26大上です。11月11日(日)に宮崎県のみやざき臨海公園・シーガイア周辺にて開催されたITUトライアスロンワールドカップ(2018/宮崎)に出場して参りました。 今シーズンは4つのレースにエントリーしていましたが、そのうち2つが悪天候により中止となったため、なんとしても晴れてほしいと思ってましたが、ここはさすがの晴れオトコ、去年と同様の快晴に恵まれました。

この大会での最大の目標は「楽しむこと」。去年は8月末の怪我により、エントリー済のこの大会に欠場せざるを得ない状況となり、サポートとして行っていましたが、レースを見ていると出場できない悔しさがこみ上げてきたため、来年は絶対出場しようと思ってました。去年出れなかった分まで思う存分楽しみ、そして、その延長線上でGullsトップになれれば良いなと考えてました。

スイム 26:05(39位/347人中) 今まで経験したことのないくらい波が強かったです。B'zさながらに感情の波をクロールで横切るスイマーの私でもこの日の波には苦戦しました。 しかし、ここ最近プルを強化してきたおかげか、5月のスプリングの時に比べたらテンポよく泳げたんじゃないかなーと思います。

バイク 1:16:46(95位/347人中) DHバーをこれほどまでに付けてて良かったと思う大会は他にないと思うくらい、ド直線ド平坦のコースでした。僕は残念ながら体重が重いのでこういうド平坦なコースは得意なはずなんですが、結構な人数に抜かれました。心肺は余裕あるのに筋肉が思い通りに動かないという練習不足のあれ。そして、割と序盤で29橋本サトシに抜かれてしまい、萎えてしまったのですが、バイクコースから見える海の景色がめちゃくちゃ綺麗だったので、プラマイゼロ、むしろプラでした。ポジティブ。

ラン 46:24(126位/347人中) もうこうなったら、タイムとか順位とか気にせず全力で楽しもうと気持ちを切り替えました。

バイクの最後の方で軽いギヤでクルクル回していたおかげでランの走り出しはかなり軽かったです。沿道から広島大学~!ファイト~↑と聞こえたり、サポートのあやみちゃんやGaiaのマネージャーさんがカメラを向けるたびに、ピースなり手を上げたりと何かしらポーズしてたと思います。途中1回だけカモメポーズしたんですが、手の形がカモメというより白鳥ですよね。我ながら美しいです。

トータル 2:29:15(72位/347人中) 10月に入ってからは幹部の時さながらに練習しまくったのですが、やはりそんな短期間で好成績が出るほどトライアスロンは甘くないってことを痛感しました。 しかし、このレースが今まででいちばん楽しいレースであったことは間違いないと思います。レース後は九州学連の選手達と写真撮りました。まさに学生!って感じでええですね。

レースが終わり、宮崎出身のあやみちゃんオススメのチキン南蛮が美味しい店に行き、銭湯で地元のおじいさんと軽く談笑し、宮崎を離れるとき、思わず僕の心の中の桑田佳祐が

マリンルージュで愛されて

大黒埠頭で虹を見て

シーガイアで酔わされて

まだ離れたくない 早く去かなくちゃ

夜明けと共にこの首筋に夢の跡~

と歌ってしまう始末。ちなみに首筋の跡はキスマークではなくウエットスーツによるもの。

来年も出て、サトシにリベンジしようと思います!

今回も大会を通じてたくさんの方々にお世話になりました。本当にありがとうございました!

冬場はこの大会での経験をモチベーションに頑張ります。

以上、桑田佳祐でした。

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