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はじまりは天草

こんにちは、29橋本です。

先に断っておきますが、いつも以上に長くなりました。 お時間ある方、興味のある方は、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。 これからレースに臨む人にもなにか参考になればと思います。

3000字超えてたので、頑張って読んでください、としか言いようがありません…。 すいません。

はじまりは天草。 オリンピックディスタンスのはじまりは天草にあります。 これはその記念碑。

今シーズンの初戦を天草のエイジレースにて迎えました。昨年の天草でのレースを終え、宮崎と同様、また翌年に出ることを決め、目標としていたレースです。

年が明け、エントリーしてからはとにかくこのレースばかりが頭にありました。このレースに懸けたかったため、スプリングにも行きませんでした。

レース前の目標とその結果です。

・エイジ24歳以下優勝   ⇒達成 ・総合10位以内    ⇒達成 ・総合2:10:00(S25:00,B1:07:00,R38:00) ⇒達成(Rのみ不達成)

結果から言えば、24歳以下の部で優勝、総合7位でレースを終えることができました。

以下レース内容です。

Swim   23:05(9位) Bike  1:06:37(10位) Split  1:29:42(7位) Run   39:28 (22位) 総合   2:09:10(24位/449) 、24歳以下(1位)

Swim 23:05(9位)  ※昨年27:16(59位) 750m×2周左回り。370-10-370の直線コースなのでかなり泳ぎやすい。今年は満潮の時間に近かったらしく水面もかなり穏やかだった。

第1ウェーブでのスタート。リレー部門の人たちも同じウェーブ。真ん中のほうにいてうまくいったことがないので今回は外側(右側)からスタートした。左によることを考えると距離が延びてしまうが、変にバトルなどに巻き込まれるよりはいいと思った。

感覚的に150m~200mあたりで集団は縦長になり、思った以上に前のほうにいた。気づかないうちに左のコースロープによってしまっていた(まっすぐ泳げてない)がとりあえず結果オーライ。ここからはずっと同じリズムで泳ぐことを意識、特にストローク。右呼吸で左のコースロープが確認できないのでヘッドアップは2~3回に1回。ぶつかってくる人は気にはするが神経質になりすぎず。周りに空間は十分あるのでよける、疲れないように。一回ぶつかったら3秒のロスと思っていい、という言葉を僕はかなり信じている。

400m過ぎたあたりで緑キャップ(リレー)の人が自分とずっと同じペースで泳いでいたことに気づく。何度か蛇行してぶつかりそうになってしまった、すいません。

1周目上がり。時計で11:21。想像以上に良いペースだと気づいた。リレーの人が先に入水、この人にドラフティングしてみることに決めた。後方ウェーブの人たちと周回差がつき始めよける必要があったが、前の人が上手くよけながら泳ぐため付いていくだけで道があった。ラスト300mあたりで集団にぶつかる。ここでリレーの人は離れてしまっていたが、少しピッチを上げながらスイムアップを目指した。

昨年より4分の短縮、ラップ順位が3種目で1番だったのは想定外だった。今回は1周目から突っ込みすぎず、ずっと同じリズムで泳げたこと、2周目でドラフティングした判断と前の人の進み方が上手だったというラッキーの結果だと思う。キックは打っているがあまり意識していない。

Bike 1:06:37(10位)  ※昨年1:09:14(27位) 20km行って20km戻るコース。通る道は1発勝負。車で試走はした方がいいと思う。

「前に3人!」と村田さんから。多分そこそこに前の方なんだなと把握。飛び乗りはいまいち。ビンディングがグルングルン回ったがいつも通りなので慌てない。練習しよう。

始めの10kmはアップダウンがいくつか。心拍がなかなか落ち着かず、身体も動かなかったが我慢して漕ぐ。ギアは少し軽めで回した。10kmあたりから動きに余裕が出てきた。平地の距離も長くなりDHバーを持って走る。10~20km間はAve39.4km/h。ここでかなりスピードに乗れてきた。

これ以上は速く出せないが、この状態なら続けられる、という感覚、ケイデンスで漕ぎ続ける。前に人が全然おらず目標もないので、ただ一人で淡々と。応援してくれる人が多かったのはすごく元気が出た。応援にうなずきながら漕いだ。折り返し付近にてすれ違う人はナンバーを確認。エイジのナンバーは2,3人確認した。ここで24歳以下で先頭にいることも確信した。ここからかなり順位を意識し始めた。折り返してからも淡々と漕ぎ続ける。何度か怖くて後ろを見てしまった。坂は軽くして回す。30km/hはあまり切らなかった。広大の外乗りコースの牛炭亭の坂と2段坂を知っておけば、あまり怖くない。ダンシングもした。23kmあたりでショッツを1本消費。いつも2本をトップチューブのところに付けているが今回は1本しかとらなかった。ボトルは2本、水とショッツを溶かしたものを1本。

昨年から2分半の短縮。DHバーの効果は大きい。腕時計でAve36.8km/hでバイクを終えた。そういえばレースで初めて飛び降りが成功した。

Run 39:28(22位)  ※昨年42:23(44位) 上がって下って平地というコースを3周。きついのは十分わかっていたがやはりきつかった。

「みなみが6分前!」という村田さんの声からランパートスタート。いけるかもしれない、と思った。入りは順調だったが、3kmあたりからペースダウン。2周目に入ってから登りでは4‘10/kmを上回り始めた。脚が前に出ないので、とにかくピッチを上げた。小走りみたいになってたと思う。下りで走りを大きくし、平地で落とさず粘る。3周目もこんな感じで走った。給水はある度、だいたい手に取り、身体にかけたりもした。

応援いただいた方、特に倉原さん一家の声が力になったのは言うまでもありません、本当にありがとうございます。

昨年から3分の短縮。しかしほかの学生と比べると記録は下のほうとなっている。38分という目標も不達成だった。最近のランの感じから、このパートが一番自信があっただけに悔しい。どんなコースでも40分切りは確実に、できるなら37分台で走り切れる準備をしていきたい。

総合2:09:10(7位) ※昨年2:18:53(31位) 昨年から9分半縮めました。全種目間違いなくレベルアップできています。

練習量も昨年の倍以上になりました。時間の使い方や、練習の仕方が自分なりにできるようになったと思います。また、目標に近いタイムでレースを終えられたのも自分の力がどれくらいかをなんとなく分かってきたのかもしれません。

九州学生選手権がエリート部門で行われたため、意識していた学生選手の複数が別部門となりました。一緒だったらまた違った結果になったと思います。

違う部門になるなら、自分にとっては入賞できるチャンスだと思っていました。しかし、それなりのタイムで入賞しても、、、という考えがありました。ラッキーで勝ったよね、と思わせたくない。

だから昨年エイジ2位になった28藤田さんの記録を超えることが、自分が頑張ったといえるラインと定め、そのうえで入賞を狙いました。結果それを達成でき、ほっとしています。記録も例年の天草大会と比較しても、頑張ったのかな、と思います。

他の九州の学生を意識したり、総合順位に絡めなかったことを考えれば、まだまだであることははっきりしています。だから、ここで満足している場合ではありません。

とはいえ今回がトライアスロンで初めての表彰台でした、素直に喜ばせてください。支えてくださった方々に感謝し、結果を報告させていただきます。

長い時間(去年から)目標に定めた天草を終え、何か一つ穴が開いたような感じです。目標にするのが早すぎて、意識しすぎてしまったから、だと思います。

しかし、インカレ予選、インカレと結果を出すべきレースがまだまだ先にあります。また気持ちを作り直して練習していきたいと思います。

そしてレースを楽しむことを忘れずに。今回の天草は、余裕があったわけではありませんが自然と声援に応えていました。楽しんでいたんだと思います。

まだまだレースが続きます。 そのたびに振り返りをかければいいのですが、、、頑張ります。

とりあえずこんなに長く書かないようにします。6/9は大崎上島に30の尭と大誠とリレーの部に参加してきます。天草が自分にとって特別だったため、とさせてください。

国体出場を決めた倉原さん、山田さん、おめでとうございます。まだまだ一緒に頑張っていただける先輩方がいて嬉しい限りです。僕もできるのであれば、国体を目指したい。国体出場は長い間自分の憧れでした。いつか天草でエリートの九州ブロック選手権に参加したいです。頑張ります。

最後に一緒に遠征に行ってくださった26魏さん、28倉原さん、28村田さん。大変お世話になりました。いつも先輩と行く遠征ばかりで、例に漏れず今回もその1つとなりましたが、色々と甘えさせてもらったと思います。ありがとうございました。

僕はこの構え以外にないと思います。 レース前みたいなレース後の写真。

終わり。

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