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みやじまトライアスロンレースレポ

遡ること3カ月前、校友会主催の就活イベントに参加しました、私28山本は勝手に決められた部屋割りに困惑していました。3人部屋の内訳は、1人(山本)と2人(同じゼミで深い関わりがある)でした。案の定、1日目は業務連絡のみの会話で就寝(気まずい)、しかし2日目の朝、トライアスロン部という話をすると「宮島の大会に出たら応援に行きたい!」という話で仲良くなり、出ることに決めました。 もちろんそれだけでなく、 ・広島にいる最後(?)の年だから ・23相原さんがおすすめしてたから ・九州大学OBの井辺さん(大会新記録で2連覇されてました)のブログに、みやじまに出たら荒療治で西海が下り坂に感じると書いていたので、双海対策にと思ったから などという出たいなー出ようかなーという気持ちを、就活での不思議な縁に後押しされました。 ワンウェイ・ミドル・ヒルクライム...とあまり経験のない大会だったので長くなりますが、レースの振り返りです。 【みやじま国際パワートライアスロン】 6月16日(日)・広島県廿日市市 5:45:40(193/完走者369) S 49:53(159)-B 2:44:42(186)-R 2:11:05(247) 目標は5:30:00だったので不達成でした。 (S50:00-B2:40:00-R2:00:00) 前日: スイム練のみ参加して大学を出発。途中で整備に出していたバイク受け取りました。このときそのお店でバイクを購入していた01赤木のかっこいいバイクを、本人より先に見てしまいました。 到着後はバイクコースとランコースを車で下見しました。今まで見たことのない激坂に、バイクで上れるか不安になりました。ランコースも恐ろしかったです。 前日にバイクをトランジエリアに預けなくてはならないので、大雨の中準備。松浦くんからバイクカバーをかけることを教えてもらったので、雨ざらしにならずにすみました。 レース前: 受付、バイクのセッティング、荷物を預けたりと、準備を万全にしてから宮島に渡るフェリーに乗りました。フェリー乗り場から鳥居のあるスタート地点まで歩いて移動しました。途中でウェットスーツに着替え、そのまま本殿を通り参拝しました。たぶん奇妙な光景だったと思います。 Swim: 宮島の鳥居の横から本土へ2.5㎞泳ぐコースでした。 スタートラインまで下がるように指示されているなかの突然のスタートに、周りの人もえっ?となっていましたが、スタッフや観客、鹿に見送られながら本土へ向けて出発。2.5㎞先のゴール地点は当然見えません。コースロープはなく、目印に小さな船がありましたが、あまり目がよくないのでほとんど見えず、とにかく人の流れに沿って泳ぎました。水温20度だったので寒さが心配されましたが、入水チェックこそ寒かったものの、レースが始まってからは気になりませんでした。最短なのか蛇行しているのかあまりわからないまま、いつ終わるのかわからないまま泳ぎ、無事フィニッシュ。 Bike: 妹背の滝(10㎞過ぎに300m近く上る)と所山(40㎞過ぎに500m近く上る)の二か所の難所、その間は20㎞近く平地(アップダウンはあるもののコース全体としてとらえると平地)の55㎞のヒルクライムコースでした。相原さんが強そうなコース、といえばわかってもらえるかと思います。 スイムアップ直後にトランジエリアにあるトイレに行きました。その後のバイク・ラン共に積極的に水分を摂れたので、結果的にはよかったと思います。 乗車ライン直後に広大の応援団(体育会幹事で関わりがあり大会の話をしたら応援に来てくれました)、就活で会った人、27小雪さんが応援に来てくれていました。ありがとうございます。 妹背の滝に至るまでもアップダウンがあり、なかなか足にスイッチが入りませんでした。スイム直後から全開で漕げるようになるのが課題だと思います。妹背の滝に入るところで28藤田と29橋本が応援してくれました。いいとこで応援してくれますね。平地区間は、淡々と漕ぎました。35㎞あたりのエイドでボトルに水を入れてもらい、お腹がすいてきたような気がしていたのでおにぎりを食べました。ショートは補給なしでいきますが、さすがに今回は所山に入る手前でパワージェルを摂りました。所山は本当に苦しかったです。5㎞/hを下回ると一時停止になる設定のガーミンが何度も一時停止になりました。あまり何も考えないようにして、途中雨に打たれながらも、とにかく坂が終わるまで漕ぎ続けました。そのあと下り坂があり、濡れていた体が一気に冷えました。コース全体として、カーブや右左折が多く、路面も濡れていたので、下り区間でスピードに乗りきれませんでしたが、まずは安全第一でした。 Run: 下り気味の平地→上り下り上り→(折り返し)→下り上り下り→平地で20㎞でした。 T2が特殊でしたが省略します。ランは走り出しこそ順調な気がしましたが、3㎞あたりで左足のふくらはぎに激痛が。途中止まって伸ばしてみたりしながら走りました。アンクルバンドの締めすぎが原因かと思い、左足から右足に付け替えてみると、心なしかましになったような気がしました。 体があまり温まらず、上り坂はとぼとぼ上り、下りは出せる力を出す、という感じでした。エイドはほとんどすべて水をもらいました。個人的にはバイクよりランの方が苦しかったです。来年出る人は、みやじま対策として、バイク練で使う坂走のコースを10往復くらいしたらいいかも知れません。天文台を走るのもいいと思います。ぜひ参考にしてください。 とても長くなってしまいましたが、楽しかったというか、面白かったというか、とにかく本当に印象に残る大会でした。コースの過酷さばかり書いてしまいましたが、多くの方に支えられている大会でした。バイクコースもランコースもボランティアの方々がたくさんいてくださりました。エイドだけでなく、急カーブの注意喚起の札を掲げて安全を促してくださる方もたくさんいました。地元の方もたくさん応援してくださり、初ミドルで距離以上のきつさのあるコースでしたが、とてもあたたかな大会でした。 インカレで戦う選手もすごいですが、ロングに挑戦する選手(28でいうと松尾・渡邉・足立)もすごいと思いました。これの倍以上の距離なんて、理解が及びません。とにかくすごい!の一言に尽きます。 最後になりますが、多くの運営の方々、地元の方々、他大学の方々、フィニッシュ後とてもお世話になりました谷岡家のみなさん、応援に来てくれたみなさん、差し入れをくれたみなさんなど本当にありがとうございました。この大会に出てよかったです。 24歳以下の年代別優勝で杓文字をゲットできてうれしかったです。24歳以下の参加者が1人だけだったことは、あまり大きな声では言えませんが。 

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