宣誓
お疲れ様です。 最近ハイエースを借りるたびに行く丸亀製麺の冷やしぶっかけうどんが美味しくて仕方ない、どうも30北島です。 うどんは炭水化物の塊やから食うなって? ハンバーガー食べるよりかずっといいはずです許してください泣。 ……食べ物関連はさておき、先日佐木島練習会に参加してきたので、その振り返りをさせていただきます。 佐木島練習会は自分にとってデビュー戦でとても思い入れがあり、去年からの自分の成長を感じるのを目標に参加しました。 レースレポートを投稿するのは今回が初めてです。虹松は書きたいことが多すぎてぐちゃあになって没、福岡は途中で自分のレースが嫌になって没にしてしまいました。 今回は何が何でも書くと、というかこれは書かないといけないレースだと思って頑張って書きました。その結果かなり長くなりましたが、最後までお付き合いいただけると幸いです。よろしくお願いします。 Swim 29:06 (去年 31:40) 「を横にしたようなコースを1周。昨日の練習会の時点で分かってはいたが、クラゲがうじゃうじゃいる海。去年は全然記憶に無いのに、今年はほんとに大量発生なう。水中で見たら3.4匹いることもあるぐらい。不意に感じるプニっとした感触が気持ち悪いし、なにより視界に入るのがほんとに怖い。なので、01中原直伝半目戦法で泳がせてもらう。見なければどうということはないのだ(震え声)。 展開としては、第1ブイを回ったあたりで4人ほどの集団で泳ぐ。ここでこの集団に01赤木がいることに気づく。ペースに余裕があったこと、少し前に単泳の人がいたことから、思い切って集団から飛び出す。なんとかその人に追いつけたものの一気に追いついたので体力をかなり消耗してしまい、ペースダウンしてしまう。結果ちぎられ、赤木にも抜かされ、ついていくことはできず、そこからは単泳で泳ぐことに。どれくらいのスピードで泳げているかもわからず、結果思った以上にタイムは出なかった。今の自分の実力ならもっと泳げたはずだから悔しい。飛び出すにはまだ序盤過ぎたこと、飛び出し方がかなり急すぎたことが反省点。しかし過去大会では終始単泳がほとんどだったから、集団で泳いだり、思い切って飛び出すことができたのはいい経験になったと思う。 Bike 1:19:35 (去年 1:25:39) 島の外周を4周するコース。途中坂が3つあり、アップダウンが激しいのが特徴。 スイムアップ後、トランジから出て行く赤木、トランジに入ってくる中原・28真由子さんを発見。そんなに赤木と差が開いてないことに喜ぶ反面、すぐ2人が迫ってきていることに焦る。 4周あるので、上り坂は一気に登ったり、楽に登ったり、ギアも色々試してみた。下り坂は若干濡れてる路面に注意しながらそこまで飛ばさない。島の反対側の海岸沿いは平地で、かなりスピードが出せるところ。ここの区間ではだいぶ姿勢にも慣れてきたDHポジションで、加速は踏んで維持は太ももから回す意識で、そして何よりサプライズ応援の26大上さん・第3エイドにいた30あやみちゃんの存在もあり、かなりいい感じに漕げた。 所々で見かけるジョグ中の29哲平さんの喝にも元気をもらいながら、あっという間に4周終了。結局赤木に追いつくことも中原・真由子さんに抜かれることもなく、終始ほぼ単走のバイクであったが、タイムとしては目標としていた1周平均20分を切ることができ合格。自分がなりがちな半インターバルのようなことに陥らず、垂れずに一定出力で漕げたことが何より嬉しい。ここ最近のレースで一番よくでき、少し自信が持てた。強いて言うなら赤木に追いつきたかった(赤木速すぎよoh…)。 Run 1:09:48 (去年 1:17:50) バイクコースを1周、すなわちアップダウンが激しく、きつめのコース。 ランスタート時は足よりも心肺がきつい感じ。が、昨日の練習会でランはいい感じのイメージが掴めたので、気合いを入れて臨む。足は動くのでとにかく回せと必死に走る。しかし、すぐにシンスプの痛みが出てきて足を動かすのもきつくなる。上半身は横腹と肺がしんどく、下半身は脛を中心にズキズキと痛い。全く走れなくなり、中原に抜かれ、01石田に抜かれ、とうとう01小松にも抜かれる。これで今回出場した01男子全員に抜かれ、精神的にもかなり追い込まれる。その後立て直すことはできず、そのままゴール。 Total 3:02:30 (去年 3:16:46) 去年と違いトランジまでがかなり長く変更されており正確な比較は難しいですが、タイムは大きく伸びました。がむしゃらに臨んだ去年と比べると、考えながら意識しながら競技できるようになったなて思います。 けれども、私はゴールした時何も達成感を感じませんでした。悔しさというか情けなさというかそういうものしかありませんでした。 それはランでの気持ちにあります。 去年私は苦手でコースも険しいけどランは絶対に歩かないと決めて臨みました。それはトライアスロンという1つの競技を行なっている以上、歩くのは絶対したくないという信念というか一種の頑固によるものでした。でも今回は歩きました。それどころか立ち止まりもしました。競技中、去年は「絶対歩かねぇ、諦めねぇ」と最下位でも辞めずに必死にゴール目指して走っていたのに、今年は「がばしんどい、もう終わりたい、いつ辞めよう」なんて考えてただただ走ってました。環境や状態は違えど、去年も今年もしんどかったのには変わりない。本当に気持ちの面で負けていました。 私は競技力がなく、どうしても周りと比較して自分の実力の無さに落ち込むことが多々ありました。そのことでトライアスロンとの向き合い方に悩み、時に部活を辞めたくなる時もありました。しかし、自問したり誰かに相談したりするその葛藤の中で、自分は自分だ、私は私のペースで強く、自分を磨いていけばいいのだ、その過程の中で周りと競うことがあればいいのだと思えるようになりました。 だから今回は、01に勝ちたい気持ちももちろんありましたが、それよりも去年の自分と比較して自分自身の成長を感じることを目標にしました。精一杯出し切って負けたんだったら何も言わん。自分が強なってるのを感じられたらいいんやって。 そう思って臨んだのに……。今回私は自分に負けました。何も成長を感じられませんでした。入部動機の1つだった諦めないど根性は1年前と何も変わっていない、むしろ退化したのではないか。部活を、トライアスロンを通して1年間何をやってきたんだ。情けなく、本当に自分が情けなくなりました。 こんな形のままでは終われない。幸いにも私は佐木島"本戦"の方にもエントリーしてます。そこでリベンジできます。ゴールテープをやりきったと笑顔で迎えてみせます。俺は強なったんやってGullsにも自分にも証明してみせます。そのためにあと1ヶ月、自分自身と向き合いながらやれることを精一杯やって臨みたいと思います。 もちろんその前にある双海にも全力で臨みます。ここで勢いをつけて本戦の方に繋げるぐらいの気持ちで。 最後になりますが、練習会の関係者の皆様を始め、指導してくださった高橋選手、サポートあやみちゃん、計測してくださった小雪さん、応援してくれた方々ありがとうございました。佐木島には1ヶ月後またお世話になります。待っててください。 やってやる、絶対やってやんよ。