いざ、全国の舞台へ―
ー終わり、降りなさいー やばいっ!と思った時にはもう遅かった。先導バイクが横に来て、ただ一言言い残して去っていった。 スイムアップ後の村田さんの“先頭と8分差!”、 トランジでの山田さんの“いけるぞ!パックつかめ!”、 バイクの折り返しでの倉元さん、近藤さんの声、、、 必死に応援して下さる先輩方、同級生の姿、今でも鮮明に覚えている。 来年、この場所でリベンジする、号泣しながらそう誓ったレース後のミーティング。 今年は嬉し泣きがしたい。 豪雨で予選が記録会になり、思わぬ形で降ってきたチャンス。 運も実力のうちと言い聞かせて必死に練習したインカレまでの1か月ちょっと。 出れなかった28さんの分もという責任、次期主将としての責任、自分が切られたら団体順位がつく可能性が極めて低くなるという重圧、色んなものと戦った。 正直レースが怖かった、、、 しかし今年は違う。自信を持ってインカレに臨める。 チームの主将として、チームの代表として、その重圧を力に変える余裕が今年はある。 支えてくださった全ての方々に感謝して、いざインカレの舞台へ― ご無沙汰しております、主将の丸田優介です。 今年のチーム目標は「インカレ団体順位をつける」「個人年間目標達成」、そして高め合うチームをモットーにやってきました。 一人一人が自分の年間目標に向かって努力し、周りの者はそれを認め、互いに刺激し合い高め合っていく。そうやって一年間やってきた集大成が“インカレ”です。 年間目標として団体順位をつけるという目標を掲げてきましたが、これは最低ラインであり、インカレ予選が終わってから各地方のインカレ選手を分析し、新たに目標を立てました。それは“インカレ団体15位”です(20大学中)。 これは決して楽に達成できる目標ではありません。しかし、インカレ選手4人がそれぞれベストを出せると達成できる可能性はある目標だと考えています。この目標を達成できるように、インカレ選手はもちろんのこと、OBさんも含めたチーム全員で一丸となって戦いましょう! 今年のチームは、弱いチームで始まりました。団体順位もつけられない、このままでは来年もつけられないぞ、と先輩に発破をかけられたのが始まりでした。 そこから何かを変えないといけない、そういう意識がチーム全員に徐々に浸透していきました。 Gulls内のレベルは確実に上がっているが、他大と比べたらまだまだ。常に、他大と比較したときにGullsは、そして自分はどの位置にいるのかということを意識してきました。 インカレはその成果を試せる絶好の機会です。今のGullsが全国でどのくらい通用するのか、めちゃくちゃ楽しみです。ワクワクしています。 応援してくださるみなさんも一緒になってワクワクしてもらえたらなと思います! 僕個人の目標はインカレ30位です。 インカレのために一年間練習を積んできました。 苦しい時もしんどい時も、去年の失敗、悔しさを絶対に無駄にはしたくない、今年はリベンジするという思いがあったから頑張れました。 ここまでこれたのは決して自分一人の力ではありません。 いつも一緒に練習してきた29・30、 刺激・アドバイスをいつもくださった先輩方、 右も左も分からない中、一生懸命ついてきてくれた01、 専門的に色々な視点からご指導・アドバイスをしてくださった歩さん、 また、自転車やローラーなど、部のために補助をしてくださったOBさん、 たくさんの方の支えがあってチームとしても個人としてもここまで来ることができました。 ありがとうございました。 あとはやってきたことを出し切るだけ。 昨年のリベンジを果たします。 思う存分暴れたいと思います! 最後になりますが、29のみんな、一年間、いや二年半、こんな情けないキャプテンを支えてくれてありがとう。本当に感謝しています。インカレの舞台で、結果で恩返ししたいと思います。期待してください。 “さいっっこうの夏”にしよう! インカレまであと4日。 さぁ、新たな時代の幕開けです。