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最終章は終わらない

4年の山田です。9月1日に日本学生トライアスロン選手権に出場したので反省をします。2年前はバイクカットでDNF。去年は予選を突破することができずに2年ぶり2度目のインカレでした。来年は就職予定なので今年が最後でした。 まずは大会関係者の皆様、応援やサポートをしてくださった皆様、ありがとうございました。たくさんの人に支えてもらい、僕は幸せ者だと感じました。 Swim 22:03(126) Bike 59:22(63) Split 1:21:25(89) Run 37:24(50) Total 1:58:49(67) Swim+ビーチラン 真ん中後方からスタート。バトルが激しいのは想定通り。抜け出せる力もないのでそのまま泳ぎ続ける。波が高くヘッドアップしてもブイが見えない。前にいる人もまっすぐ進んでいるのかわからない。多くの不安を感じながら泳いでいたが、1周目の上陸後、前後には結構な人数がいた。そこからは人を利用しながら、時にはヘッドアップの回数を増やして確実にまっすぐ泳いだりと状況に応じて泳いだ。3周目に入る前に前に集団が見える。なかなか追いつけないが差もつけられることなくスイムフィニッシュ。前方50m~100mにたくさんの人がいる。離されまいとビーチランを頑張り、トランジは落ち着いてこなすことができた。 Bike 飛び乗りも練習通りうまくいき、集団との差は詰まっていた。最初の橋付近でパックに追いつく。徐々にローテーションが始まる。しかしあまり上手く回らなかった。前方に同じくらいの人数のパックがあったので東北の石橋と話した結果、まずはそこに追いつくことにした。行けるところまで引き、先頭を変わる。思っていたよりあっという間に追いついた。そこから人数は増えたがパック内の力の差が大きくガンガン前に行くことはできなかった。前のパックからこぼれた人や少人数パックを回収していって大人数パックになったがパックからこぼれた人が増えてもパックの速度はもちろん変わらない。人が多いだけのパックだった。どうにか声をかけたり思ったことはパック内で言うようにしたが、どうしようもなかった。バイクの集団走にはいろいろな展開があるので経験や知識は必要だと感じた。 Run バイクでそんなに使ったという気はなかったがいつものランより体が動かない。前の選手との差をつけられないように走る。きついとき何回も離されたが周回コースの多くのところでGullsや関わってくれたことのある他大の選手や親が応援してくれたからなんとか粘れた。順位を上げているという感覚はあったが、もっと走れている自分を理想としていたため苦しかった。最低限のペースを維持する走りとなったが粘ることができたので良かった。最後のインカレ、ヴィクトリーロードをみんなとハイタッチしてゴールしたかったが前には2人の選手。ハイタッチは諦めスパート。結果的に2個順位を上げることができて良かった。もう2分くらい速く走っている自分を期待していたが甘くはなかった。 最後のインカレが終わりました。まだまだこの舞台を目指してやりたいですがそれもできません。一昨年はバイクカットでDNF。去年は予選突破することができずインカレ不出場。4年目にしてやっと完走しました。個人の目標順位には及びませんでしたが、目標設定とそれに向けてやってきたことは悪くなかったと思います。しかしスイム力がまだまだ足りませんでした。Gullsのみんなにはもっともっとスイム頑張ってほしいと思います。もっともっとインカレが楽しくなると思います。個人目標が達成できず残念ですが、持っている力を出し切っての結果なので悔いはありません。やり切りました。 それでもチーム目標を達成でき、それに関われたことはとても嬉しく、頑張ってやってきてよかったと思えます。大上さんと多田が各地のインカレ予選の結果をまとめてくれました。インカレ予選が終わって、新たに目標を立てるときに男子4人がベストパフォーマンスを出したときに勝つ可能性がある他大学をリストアップし目標を立てました。結果的にリストアップした7大学+2大学に団体で勝つことができ、本当に本当に良かったです。普段の練習から日頃の生活までチームの一人一人ができることを探して勝ち取ったものでチームで掴んだ勝利だと思ってます。それに応えることができて本当に良かったです。 今回、東北大学が団体3位という結果を残しました。団体メンバーには上級生。上級生が強いチームが強いのだと感じました。東北大のサイトの落とし書きにも団体3位に入るためにレース中から団体戦が繰り広げられていることを知り、トライアスロンの奥の深さやゾッとする感情が湧きました。 僕は強い上級生ではなかったですが、これから強いGullsを作っていくためにも4年生になっても院生になっても頑張っていってほしいと思います。 今シーズンは残り国体だけかなあと思っていましたがスプリントにエントリーすることにしました。それが学生ラストレースです。いい締めくくりができるように頑張ります。 

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