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インカレを終えて

こんにちは、28倉原です。今日でインカレから1週間が経ちました。インカレの日から平均睡眠時間3時間という、ハードな教育実習生活も山場を越えたので、じっくり振り返りをしたいと思います。

Swim 26:28(44)

Bike 1:10:41(25)

Run 43:03(22)

Total 2:20:12(29)

Swim

スタート前、「去年と一緒で、中四国チャンピオンは名前呼ばれないんだろうなー」と思っていたので、名前を呼んでもらえて少しテンションが上がる。隣には一番のライバルである、もう1人のみなみ。2人で「最前列つぶされそうで怖い…」「同じパックになりたいね!」「頑張ろう!」などの会話を交わしてスタート。今思えば、この時点で程よく緊張がほぐれていて、レースがとても楽しみだった。スタート後、バトルにはならなかったが、ヘッドアップをすると、最前列スタートのはずなのに人がいっぱい。少し焦る。ドラフティングしようと最初はペースを上げたが、どんどん離され、途中から自分のペースで泳ぐことに。横にはみなみがいたので、絶対一緒にバイクに移ろうと心に決める。1週目が終わった時点で目標の20位以内は無理だと悟り、30位以内を目標に。2周目、3周目はペースを上げるために自分が前に出て引っ張る。ずっとドラフティングされていたのは気づいていたが、前との差を考えると自分が前でペースを作ったのは正しい判断だったと思う。

Bike

 去年パックを逃した原因、ビーチランを強く意識。とにかく必死で走った。パックは組めると分かっていたので、落ち着いて飛び乗り。同じタイミングで飛び乗りをしたひなみちゃんとぶつかりそうになって、同じパックに入れてあげられなかったのが申し訳なかった。自分の周りは合宿で仲良くなった人が多く、嬉しかったし、その後の展開を予想しやすかった。色々な人と関わってきてよかったと改めて感じた。バイクに乗ってからはみなみ2人で前を追いかける。スイムで少し疲れていたので、最初の橋まではドラフティング。その後は少しずつ前が見え始め、どんどんパックを回収できて、楽しかった。集団が大きくなっても回す人はほとんどおらず、回してもペースは上がらなかったため、ほとんどの時間、みなみ2人で集団を引いた。集団で行くか、仕掛けるかなど、レース中に初めて作戦会議もした。最初仕掛けた時には上手くいかなかったが、2回目、立ち上がりで仕掛けた時にはパックの人数を絞ることに成功。体力を使っていることは分かっていたが、得意のバイクでどこまで上げられるかが勝負だと思っていたので、積極的に行った。苦手だと思っていた立ち上がりがいつの間にか得意になっていて、思い通りにコントロールできたのも自信になった。沿道の応援がとにかく嬉しくて、聞こえてるよ!って伝えたくて、Gullsや応援団の前では笑顔で頷いた。最後尾のバイクが自分の後ろにいて、迫ってくる先頭集団が怖くて仕方なかった去年とは違い、今年のバイクは考えながら、そして何より楽しみながら乗れた。ライバルと協力しながらバイクフィニッシュまで行けたのも本当に嬉しかった。

Run

 バイクの最後はランを意識して後ろにつき、軽めに回していたため、体が良く動いた。1周目に入るとき、すでに数人から周回差をつけられていると知り、素直に「すごいな」と思った。走り始めると疲れている選手が多く、意外と簡単に抜くことができ、「行ける」と自信になった。その後、抜いて、抜かれて、ついて…を繰り返しながら気づけばあっという間の10キロ。バイクで脚を使ったせいで、上りに入る前は必ず両太腿が棒のように固まって動かなくなり、悔しかったしきつかったが、回復させようと、エイドではスポーツドリンクとペットボトルを毎回必ずもらい、飲んだり体にかけたりしながら走った。エイドと下りを上手く使えたことで、上り周辺以外は脚を気にせず、思い通りに走ることができた。どこを走っていても声援が聞こえ、本当に励まされた。想像以上に体が動いたこと、他の選手と勝負できていることが自信になった。周りの応援からもその様子が分かったので、どこまで行けるか、最後まで楽しみながら走れた。ランの終盤、旗を持って応援してくれるのが見えたときには感動で一杯で、自然に涙と笑顔がこぼれた。ラストインカレを噛みしめながらのゴールは最高に気持ちよかった。

去年は苦しかった記憶しかないインカレ。今年は笑顔で、楽しんで終えることができた。持てる力は全て出し切った。やり切った。当初の目標には到底及ばなかったが、レース中に意識した30位以内には入ることができた。去年より12個も順位を上げて、笑顔でゴールできた。周りがどう感じるかは分からないが、自分にとっては大満足の結果だった。ラストインカレ、自分なりの“魅せるレース”ができたのではないかと思っている。

ここまでやってこれたのは、どんなに苦しくても励まし、一緒に競ってくれる仲間がいたからです。トライアスロンを始めていなかったら、Gullsのみんなに出会っていなかったら、今の自分はありません。みんなには感謝の気持ちでいっぱいです。こんな自分を受け入れてくれて、全力で応援してくれて、本当に本当にありがとうございました。大会関係者の皆様、ボランティアのみなさん、応援に駆けつけてくださった先輩方や28、29、応援団、そして仕切りをしてくれたおとはちゃんやサポート・マネージャーのみなさん、本当にありがとうございました。1年間でここまでGullsを強くしてくれた29のみんな、幹部本当にお疲れさまでした。私の次の舞台は国体です。夏はまだまだ終わりません。鞆の浦、できれば宮崎までレースに出続けたいと思っているので、これからもよろしくお願いします!

めちゃくちゃ長文になりました、ごめんなさい💦

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