2024インカレ・スプリント選手権レースレポ
お久しぶりです、03樋口です。まず延期となった先日のインカレの開催に尽力して下さった関係者の方々、ボランティアの方々、応援に来て下さったOB・OGの方々、そしてサポートして下さったガルズの皆さん、本当にありがとうございました。皆さんの熱い応援のおかげで今年も最後まで走り抜くことができました。以下レースレポートです。
<観音寺インカレに向けて>
インカレ予選以降、遅めのペース走を意識してポイント練に取り組んだ。自分でペースを作る感覚が養えた。怪我が治ってからはスイムを優先し、特にOWSでの追い込みを頑張った。今年のまながるは下島で行ったが、とてもいい感触を得ることが出来た。スイムは玉麻さんと谷本さんの後ろでツキイチした。バイクは創意とおくしゅんが速すぎて僕と岩月はパックの後ろにいることが多かった。ランはです。と競り合ったが、気合で勝利した。10kmもキロ4でいけそうな自信がついた。この時期のまながるはまじでいい刺激になるのでありがたいイベント。まながる後は1週間ほど消息不明となったが裏インカレで3000mTTに参加した。その後天気が崩れ、インカレは中止に。やるせない気持ちは十分あったが、コンディション的に安堵してしまった自分がいた。
<GULLS CUP>
インカレ予定日に04幹部が開催してくれた。結構キレのある動きが出た。数日後渡良瀬で延期開催されると知り、例年のオフ期間は渡良瀬インカレのために捧げることにした。
<渡良瀬インカレに向けて>
僕の渡良瀬の思い出と言えば2021の1年生の時に見たインカレの圧巻のレース。過去のリザルトを見て目標は2時間7分台(堯さん、西岡さん越え)に決めた。スイムの順番ならAになる可能性があったが、今回は総合タイムによりBでのレースに決まった。
9月は全て自主練なので、どの種目も強度は高くない。スイムは頻度とフォームを意識、バイクも頻度と三段坂を積極的に使って使う筋肉を意識、ランはジョグのボリュームを確保し、時々流しや軽いインターバルを挟んだ。周防大島の大会に出る予定が悪天候で中止。なんでやねん!これでインカレまでレースがなくなってしまった。長良川出てる人とかはめっちゃ楽しそうで羨ましかった。10月になってスイム練の強度が上がったが、自主練のおかげかすぐ対応できた。1週間前からボリュームを落としてピーキングに持っていくつもりがガーミンはアンプロダクティブだった。岩月と創意は疲れています、だったので気にしないことにした。よしおさんと悠とラーメン食べて温泉にも行ったので、疲労は取れたことにした。インカレ2日前は玄武とリハセンで少し泳いだ。悠は裏切ってつけ麵食べてた。
<インカレ前日>
東広島駅で輪行TTを行った。記録は15分くらいで、レースへのいい緊張感が持てた。会場についてよしおさんと玄武が大量の前日受付を頑張っている間、玉麻さんは苦しそうに座り込んで、隣で悠が爆笑していた。バイク、ランコースの試走を1周ずつやって、3年ぶりの渡良瀬を噛み締める。夜は丸満餃子を食べに行った。悠がチルアウトを探す中、岩月はよしおさん激推しのヤクルト1000を買っていた。寝る前にヤクルト1000を飲んで、22時半頃就寝。
<インカレ当日>
4時40分頃起床。ヤクルトのおかげか気分はいい感じ。朝食はおにぎり一個とみたらし団子とトロピカーナ。他のみんなはなんかもっと食べてる印象だけど、朝は睡眠優先派なのでこれくらいしか入らない。会場についてから、カステラと羊羹を食べた。心の余裕を作るために早めの行動を心掛け、Aのレースを観戦した。岡俊が玄武を回収したところはまじでアツい展開だった。体つくりで股関節、脚をほぐし、ローラーで心拍上げて、体幹、チューブで肩周り、最後に流しのアップを行った。入水チェックは1.5往復分くらいした。
<リザルト>
Total 2:07:15 (75/123)
Swim 21:45 (77/140)
Bike 1:04:28 (55/125)
Split 1:26:13 (65/125)
Run 41:02 (83/123)
<スイム>
1列目に入ることが出来ず、右寄りの2,3列目からスタート。Bだから特にもっと強気でよかったと後悔した。人混みを避けるはずが左から内に押し寄せてくる大群に巻き込まれ、溺れかけた時間が200mほど続き、ミスったかなと思う。水面の反射で前が見えない状態で折り返し、確認すると前方にパックらしき泡があった。しかし、追いつくには厳しいと判断し隣で泳いでいた人とバイクに乗る想定で泳いだ。1周目終わりで後ろについて2周目の行きは比較的リラックスして泳げた。(1周目の焦りを消せた)。折り返してから前のパックと近くなっていて、もしかしたら掴めるかもと思ったのでペースを上げた。結果的にスイムアップする前に追いつき、4,5人の集団でトランジに向かった。OWSの記録では1分ベストを更新したが、予選同じくらいで上がった選手のリザルトを見ると21分半は切りたかったなと思った。少しウェットが引っかかったけど問題なし。飛び乗り成功して、集団二番手でバイクスタート。
<バイク>
前の人に後ろ待とうと言われたので、しばらく待って8人くらいになってからローテ開始。バイク強い選手が2人いてその2人が前追うぞとか、もっと回してことか声をかけてくれるのでそれに乗っかって自分も声出しとローテを積極的に頑張った。多分4番目くらいには回してたと自負したい。めっちゃきつそうな顔してる選手がキレられてた。カーブで中切れ起きそうだったので俺も1回だけキレといた。3周目くらいで前のパックを吸収して倍くらいの人数になった。この人数ならきれいに回しても引く時間は少ないのでストレスなくできていた。しかし後半になるにつれて2列が乱れるようになり、ほぼ1列で数人右にいるみたいな状態になってパックの速度が落ちてきた時、タイミング悪く右にいたことで前出ろ!と後ろから叫ばれて、先頭に出るまでの結構な距離を引かされた。仕方ないけど、後から考えたら絶対いらんかった。。まあパック速度は回復し、先頭?パックも回収できそうになり、パックの士気は一層高まっていった。6周目で回収に成功。追いついた誰かが舌打ちしてたのでしてやったり。補給は1、4周目に取り、水分補給は多いくらいに、ラストは水を頭や脚にかけた。去年ほどのバイクオールアウト感はなく、走れそうな気を残して降車した。
<ラン>
靴下は絶対派なので、履いてからスタート。この時点でガルズ2位!内・裏ももにピキツキを感じたので遅めに入り、4分27秒。そこから徐々に上げていきキロ4を切るところまで持ってこれた。九大の齊藤君が一緒に行こかと言ってくれたので、このままキロ4行けそうやと思ったら、一瞬消えて、また出てきた時には速くておいていかれた(涙)。2周目の後半で大きめのピキが来てペースダウンしてしまった。後ろからよしおさんと悠が一緒に近づいてきて、焼肉奢りは嫌だとか思う余裕もなくすぐ追いつかれてしまった。よしおさんが前に出て、後ろついてと言ってくれたので気合で走る。しばらく走って落ち着いてきたので前を変わろうとしたら、よしおさんが立ち止まってしまった。どうやら巨人化のウイルスを感染させてしまったらしい。ごめんなさい。残りは孤独な闘いになった。脚は限界になっていたので肩で走った。途中、誰かにパックで声出しして下さりありがとうございます。と丁寧に声をかけられた。なんかいい気分になった。ガルズの応援には元気に反応し、最後1人刺して出し切ってゴール!
結果は目標通り2時間7分台を達成できた。チームとしては団体6位を守ることができ、03幹部では達成できなかった全員完走も達成できた。個人としてもどの種目も確実にレベルアップして、今ある実力をほぼ100%出し切れた。けど、去年完走を達成した自分にとって今年のレースはもっと順位にこだわりたかった。課題は明確にラン力だと感じるレースであった。簡単なことではないけどこれから05幹部の練習に参加するにあたって、この課題に向き合っていきたい。
<スプリント当日>
4:35起床。脚バキバキ。全ては補助金のために、と思い起き上がる。会場についてバイク搬入をオープン組と一緒に早めに済ませ、もものストレッチをした。その後オープン組の観戦をした。さすが05!みんな速かった。そらは上手にしうdn走してた。我らが三枝は集団の後ろで間をあけて余裕の表情。やっぱ経験が違うわ。
アップは体幹を少ししたくらいであとは脚のケアに全振りした。入水チェックは1周分やった。デビュー戦は1時間10分だったので、目標は少し弱気だったが1時間5分台に設定していた。
<リザルト>
Total 1:02:59 (24/53)
Swim 10:59 (24/55)
Bike 33:59 (19/53)
Split 44:58 (27/53)
Run 18:01 (31/53)
<スイム>
昨日の反省を活かしてバトルの少なそうな左より2列目を選択。絶好調の岩月と近くでスタートした。スタート後はインカレほどのバトルはなかったが、スプリントのせいかスタートダッシュが速いので、それにつられて泳いでいるとかなり左に逸れてしまっていた。左呼吸に不利すぎるコースだが、文句は言えないので急いで軌道修正したが、前とかなり開いてしまい、パックの先頭に立ってしまった。足ツンツンはないので、ストレスなく自分のペースで刻むことにした。折り返して青色の見覚えあるやつが隣から出てきて、それが岩月であることに気付くのに時間はかからなかった。目が合って後ろに下がって行ったので、ここは先輩らしく引くかと思い、ペースを少し上げてスイムアップ。読み通り後ろに人が多いなとよそ見していたらトランジの場所を間違えた。岩月の後ろでバイクスタート。
<バイク>
遠くにパックが見えたが、岩月と後ろを待つことにした。スイムアップが30秒早ければ、待たずに前パックでスタートできたので来シーズンに向けてスイムももっと伸ばしたい。後ろの集団形成が遅くなかなか追いついてこない。結局最初のコーナーを曲がってから合流した。その集団には玉麻さん、玄武とまさかの大西が乗っていた。相変わらずのブンブン具合で伸びしろ大の集団走を披露。玄武にもっと落とせと怒られてた。昨日の疲れか人数の割にやる気のない人が多く、バイカーはイライラしていたに違いない。コーナーの立ち上がりや応援ゾーンで集団が縦にのび、脚を結構使ったので後半は休みながら様子を伺った。その中で大西はガルズの中で一番回していたので尊敬したい!!!降車は少し前に上がったが、岩月くらい大胆に行けばよかった。
<ラン>
スプリントで靴下を履いたせいでパックのランスタートから出遅れてしまった。これがこのレース最大のミス。玄武はその波に乗って行ってしまった。大西の尻を叩き、玉麻さんの後ろでスタート。玉麻さんはじわじわ離れていき単走になってしまった。しかし、脚攣りはなく3分40秒で入れたためこのペースを維持することを目標にした。岡Dがものすごいスピードで猛追してくるのがすれ違いで分かり何とか逃げ切りたいと力を込めて走った。九大の人に後ろ、岡田!逃げろ!と叫んでもらったのでツキイチされていた選手とのデッドヒートもかけてラストスパートをかけた。デッドヒートには負けてしまったが、Dからは逃げ切ることができた。ランがいいとレースの後味がいいですな。嗚呼、ランナーになりたい。
ガルズ3年連続団体6位入賞おめでとう!今年も団体に絡むことはできなかったけど、インカレ・スプリント選手権ともにガルズ4位と安定した位置でレースを終えることができました。昨年悔しい思いをしたインカレ選手の全員完走、岩月の止まらない快進撃、玄武はAで2021の借りを返し、悠も初出場で完走、玉麻さんもボロボロになりながらも結果を残して下さった姿は多くの人の目に涙を浮かばせたことでしょう。さて、インカレを見た皆さん。来年あの舞台で闘いたいと思いましたか。そんなレースを見せることが出来ていればインカレ選手も嬉しいと思います。負ける気はさらさらないけど、来年は一緒に闘おうぜ。
改めて、04幹部のみんな、お疲れ様でした。みんなのおかげで幹部以降も部活を続けることが出来ました。また新しい目標見つけて頑張って!
05幹部、楽しみにしてます。
ここまで読んで下さりありがとうございます。また近々お会いしましょう!
p.s. 03で団体を付けるには岩月を越えないとねーーーーー👼
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