2025西日本インカレレースレポ
- 29Gulls
- 6月12日
- 読了時間: 6分
この春から大学院生になりました03樋口です。初めに大会運営に携わって頂いた関係者の方々、ボランティアの方々、サポート、ガルズOBOGのみなさん、応援して下さったみなさんのおかげで今年も無事にインカレ予選を闘うことができました。本当にありがとうございます。以下レースレポートです。
インカレ予選まで
・スイム
春休み、全体練に行く回数が減ったため、泳ぎこみが足りていないと感じていた。5月の1500TTもベストが出せず、ウェットスーツは破れたところから水が入って、腕の部分がパンパンになる始末でOWS練も散々だった。
・バイク
グスピ合宿に行けなかったので、乗り込んだという印象はないが、今までよりローラーをする回数を増やしたので、コツコツ積み上げられたと思う。4月末に故障して、バイクショップに通う中でカーボンホイールの購入を決意した。Dhバーの調整も行い、これまでにないフィッティングを実現したことで、昨年のような酷いバイクにはならない自信はあった。
・ラン
ガルズの積み上げ隊長の創意、悠のストラバグラフを参考に週3-4h走ることを継続した。創平のBe Strongもかなり励みになり、ベースが上がっていくことを感じた。2月に出場した総社吉備路マラソンではサブ3、10000ペース走は3’35/kmをこなせるようになり、この冬一番頑張った種目だった。
2日前に玄武と極ミニトラを行った。(いつも一緒にやってくれる♪)坂も問題なく走れたので、今回はスイムが鍵になると思ってしまっていた。(実際は言うまでもなくランであったが、メンタル的にスイムのことしかレースプランになかった,,,)
前日
今年のTシャツは水色で可愛いでした。秋山さんに渡しました。いい寝間着になると喜んでいました。やよい軒でおかわりTTをしました。6杯も食べてしまったせいで寝るときまで苦しいでした。22時過ぎに就寝しましたが、友達から電話が来て23時に起きてしまいました。グループラインも盛り上がりを見せていたのでそっとミュートにしました。
当日
4:50に自然起床した。気分もよく、眠気も全くなかった。当日の動きを決めていたのでゆとりを持って準備できた。アップはスイム陸トレ(脇推しやってよかった)、軽ジョグ、動き作りを行い、12:00過ぎに入水チェックに向かった。2往復(普通に、スカーリング、バック)行い、思いのほか感覚がいいことに驚いた。
レースプラン
スイムはトランジ込みで23分、バイク終わりで6位以内(37kmの事前情報はめっちゃ助かった)、ラン40分。強化練では岩月抜きで6位だったので7位予想、しかし6位入賞を目標に今回こそこのコースを克服することを誓った。
レース結果
SWIM 22’38(13)
岩月は外さないので一緒に行くことにした。目標の選手がいるとのことで、うまくドラできれば抜け出せるプランが見えた。昨年は場所がなく3列目でバトル祭りだったので、頑張って内側の1列目につけた。スタート後、予想通り抜け出した選手にドラして泡を追いかけた。途中で右に寄ってきて蛇行してるよと思ったが、外側にもパックがありそれを目指していそうだったので、ドラすることを優先した。しかし、第2ブイに辿り着く前に千切れてしまい、パックの先頭で回った。バトルはなかったので自分の泳ぎに徹した。上陸して前を見るともう追いつけそうにない距離だったので前のパックにガルズがいたらきついなと思った。飛び込み後きつかったので、2人くらいに前に行ってもらい、後ろでツキイチした。2周目の後半に前に出ようと思ったらこっちに寄ってきて水を奪いに来た。後ろからも足つんつんされて前にパックあるから横でバトってる暇はないのにと思ったので、思い切って後ろに下がった。ペース的には体感よかったので、このままいこうと思った。3周目も同じペースのままスイムアップ。ガーミンを止めると21分28秒、普通にOWSベストだった。
T1
中四2位って聞こえたので、悠えぐいと思った。トランジ中前についていた選手は去年のインカレ予選もついてた選手だったのに気付き驚いた。バイクスタート前に悠と岩月が来て中四1位だったことがわかった。
BIKE 1’00’57 (24)
すぐ、1人抜いたが別の人に抜かれた。めちゃくちゃいいペースだったのでドラを取られないように、距離を取ってついた。全員は確認できなかったが、中四7位くらいまでは詰まっている印象を受けた。岩月パックがすぐ後ろにあり、前を走る選手は逃げたそうにしていたが、バイクで出しすぎないために前には出なかった(実際きつかった)。去年のインカレ予選ではバイクでごぼう抜きされた思い出があったので払拭するべく漕いだ。しかし、何周経っても中四1位のままで岡俊と玄武に詰められているくらいで、もしかして今日調子いい?と思ってしまった。応援されるたびに大歓声をもらい、だんだん楽しくなってきて、今思えばかなり踏んでた。7周目くらいで一度スリップして落車しかけたので、一度落ち着けた。9,10周目は気持ち落として中四1位でバイク終了。
T2
丁寧に靴を履いていたら岡俊が来た。ランもこのまま粘るぞと言ってくれた。岡俊はレースでいつも声をかけてくれるからとても力をもらっている。中四2位でランスタート。(追記:創意に抜かれてたの気づかんかった)
RUN 40’16 (50)
ペナルティを取られている人が多かったが、自分はなかった。今日は団体メンバー狙えるかもと踏み出した瞬間に右の前脛とももが盛大に逝った。まじで最悪な気分になったが、もう3回目なので1周目は脚を治して2周目から上げていこうと思った。下りがきつすぎて歩幅くらいでしか進めなかった。状況を察したであろう岩月に背中を押してもらった。1周目の行きで中四6位まで落ちてしまった。情けない気持ちを抑えて走り続けた。2周目悠にあっけなく抜かれた。折り返しで何してんのと言わんばかりに名前を呼ばれた。心拍がどんどん落ちて上半身だけが回復し、庇っていたために左足もボロボロになった。3周目、前を追うことが全くできず、迫りくる後ろのメンバーから逃げることしかできなかった。ラストも絞ることができない状況だったので、せめて上半身だけでもと思い、腕を振ってゴールした。
TOTAL 2‘03’51(32)中四国7位
インカレ枠を勝ち取った喜びはもちろんある。しかし、走れない自分が情けない気持ちが混在してゴールのときは上を向けなかった。ペースだけで見ると前回より30秒/kmほど速かったが、周りのガルズの走りのキレを見ると悔しさしか残らなかった。表彰式で上にいた6人が眩しかった。今年のインカレは団体メンバーになれる可能性が誰にとっても今まで以上にある。団体メンバー入りするために、しっかり準備していきたい。
インカレ出場を決めた選手へ、観音寺は渡良瀬よりLAPが厳しいからあと3ヶ月頑張っていこう。観音寺での完走率100 %、これが出来たらガルズはまた一段と強くなれる。来年の枠増やそう!
悔しい思いをした選手へ、近くて遠かったボーダーラインだったと思う。その線がレースの前にどれだけ鮮明に見れていたかが、レースまでの行動や言動に少なからず影響していたはず。今回のレースを通して、悔しいと思えていたら大丈夫。また一緒に頑張ろう、俺はお前とインカレ行きたいよ。(OWD含む)
07へ、みんなレースが終わったあとは目をキラキラさせてすごかったと言ってくれて嬉しかった!これからどんどん記録を伸ばして先輩をビビらせていこう!
サポートのみんなへ、的確なサポートありがとう、どこにいても応援が聞こえてきた!個人的には秋山が応化ソフトを蹴って応援に来てくれたのが嬉しかったよ。
橋本さんへ、最後まで挑戦する姿、ガルズの歴史の中でくっきりとその足跡は残りました。シーズンはまだまだこれからなので、楽しみにしてますね!
最後に自分へ、いい加減走れるようになれ。
p.s.会いに行くよ草の者 by名前が眩しすぎた男
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