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#21 東海ブロック選手権

03の岡田です。東海ブロック選手権に参加してきたので、そのレースレポートです。

 

出場まで

前々から興味があって今まではレベルが高いので出場していなかったが、今シーズン始まる前の段階で、スイムがもう少しあがれば後ろの方だが、単泳単走は避けられるだろうという予定(実際にそこまでスイム力は上がらず)とODなら何かの間違えで愛知3番(国体補欠)に入れるのでは?という起こる確率の低い可能性への期待から出場すると決めていた。さくらおろちとインカレ予選の間の週で3週連続のレースになってしまうが、日曜日に高強度の練習をしたと思えば問題はないという考えでエントリーした。スタートリストを見ると中々メンバーが豪華で一緒に泳いでくれそうな人はいなかった。8割単泳でなんとかバイクで追いつければと考えていた。

 

レースまで

さくらおろちが終わってからは3種目ともにレースを意識した強度や繋ぎの練習とレースや強度の高い練習が続くとフォームが崩れがちなので、フォームを崩さない意味とうまく疲労を抜きつつ体を動かす意味で低強度練を行った。予選までは2週間をきっておりウェットで泳いだり、dhバーでポジションを合わせたりといった練習も必要に感じたが、どんなレースでも最低限の準備は必要だと思い、東海ブロック選手権、長良川でのレースをイメージして練習した。

 

レース前日

洗車、マウスのお世話の流れは先週と同じ、金曜日泳げず2日連続で空けると感覚が鈍るため広大プールで刺激入れ程度に少し泳ぐ。普通に部活の集合にいたためレース前日という感じはしなかった。10時過ぎに東広島駅に移動して出発。変な時間なのに毎度のように送迎をしてくれた玄武には感謝しかありません。寝過ごして名古屋まで行ってしまったが、長良川の近くの駅まで迎えにきてもらい軽くバイク試走。風が強くて復路は300w以上で踏んでも30km/h超えなかった。試走は少しでレース開始が朝早いため実家に帰って早めに就寝。

 

レース当日

朝4時過ぎに起きて、4時半出発。会場に6時前に着く。今宵の長良川も2年前と同じ雨模様であった。ただ水温は23℃あるらしくウェットなしでレースは行われるそう。路面が不安のためバイクコースを1周試走。スタートまであまり時間がなく、動き作りを軽く行い、トランジ準備、スイムスタート準備をしていたらギリギリスイムのアップ時間に間に合わなかった。ただ雨が少し降っていてタオルを持ってきていなかったため体が冷えそうだったので、ポジティブに考えた。インカレチャンピオンも入っていなかったため問題はなさそうであった。レース前はある意味周りの選手と相手になりそうにないためあまり緊張しなかった。日焼け止めを塗るのを忘れた。

 

スイム

1周500m、3周回。間にコースロープがはってあるので、ヘッドアップしなくてもなんかいけそう。流れもそこまでない。スタート位置は最短距離を泳ぐため一番内側。スタート直後は自分よりもスイムの速い立命の大場くんが少し前にいたので、ついていくのは難しいかもだがあまり離されなかったので見える位置でスイムアップしたいと思い、適宜ヘッドアップして差を確認。スタートしてしばらくして後ろを触られる感じがあり、一緒に泳ぐ人がいて少し嬉しい。波のある?プールくらいで泳ぎやすく、唯一スイムの速い集団とすれ違う際だけ波を感じた。徐々に前と離されながらも中部大の山田くんとほぼ同時にスイムアップ。時計見たら24分かかっていた。

 

T1

雨で滑りそう。ゼッケンベルト無しでいいっぽくトランジと無駄な空気抵抗のストレスから解放された。

 

バイク

山田くんと前を追う。少し前にスイムアップした大場くんが見えたのでまずはそこを目指してそこそこ300wちょいくらいで踏む。追いつくまでは少し頑張った。20km行くまでで2人回収して山田くん、大場くんと3人で回して1人はつきいちみたいな感じだった。途中前田凌輔さん率いる第1パックに周回差をつけられてしまった。その後第1パックから落ちてきた日体2人を抜かし見せ場?をつくった。後半は少し余裕があった。(ペースが落ちていた、心拍数も低くなってきていた)30km過ぎたあたりからもっとペースを上げたり、アタックしたりも考えたがそれらをする勇気やプラン、レパートリーがなかった。大集団ではなく人数の多くない集団の中である程度余裕があるならパックを回したり、コントロールする統率力が必要だと今回のレースで感じた。これは夏の課題になりそう。ビンディングを脱ぐところで少し遅れてバイクフィニッシュ。

 

T2

靴下を履いた分だけ、遅れた。前のブリックで以外と素足でもいけそうだったことからスプリントとかだったら、素足でもいいのかと少し思う。

 

ラン

バイクの感じから今日は走れないといけないと感じた。目標はキロ3:15/kmだが、3:20/kmくらいが現実的かといったようなイメージ。最初の1キロは同じパックだった選手に追いつくため少しオーバーペースの3:06で入った。上げすぎたが、貯金ができたと割り切った。ど平担で走りやすい。5キロまでは3:20/kmを切るくらい、それ以降は3:20/kmちょうどくらい後半2キロは少し垂れて3:25/kmくらい。ラスト1周愛知3番手の選手の背中が見えたため追ったが追いつかなかった。

 

タイム

1:58:38(11)

Swim 24:11(17)

Bike 1:01:36(11)

Run 32:51(1)

愛知3位の選手とスイムで2分半の差があった。それよりも速い選手が多く、同じレースに出て改めてトップレベルの選手との差を感じた。少し練習したり、短期間で速くなるものではないと思うが、この差をどうやって埋めるかを考えながらやっていきたい。長良川のコース的にこれ以上ODで速いタイムが望めることはあまりないと考えるともう少し速いタイムでフィニッシュしたかったとも思う。

 

総括

エリートレースでも全く戦えないことはなく、少しは戦えるのではないか?とこの2週間で感じた。(コース特性にもよると思うが)もちろんスイム力を上げて前のパックをつかむことで順位を上げることが目標であるが、具体的にどのくらいあげたら良いのか、3種目ともにどの部分を強化することでより結果に繋がるのかは考えて強化することがシーズン後半に向けて必要だと感じている。

 

終わりに

今回想定通り愛知の国体選考に全くかすりませんでした。なので、この思いは玉麻さんではなく、創平に託そうと思います。

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