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#22 西日本インカレ

お疲れ様です。03の岡田です。

はじめに暑い中サポートやボランティア、審判、応援をしてくださった方々、本当にありがとうございました。とても力になりました。

以下レースレポートです。


大会まで

今年のインカレ予選は3連戦の3レース目であるということと泳弱ながらエリートレースでどれだけ戦えるか試したいという思いがあるということで、あまりインカレ予選に調子を合わせたり、予選に向けた練習をしたりするのは難しいと感じていた。枠数が減った(枠数を減らしてしまった)こととガルズ全体の実力が上がっており、確実に枠入れるわけではないためコンディションは万全で望めるように心がけた。ウエットを着た練習は海練と予選1週間前、DHバー・単走の練習は強化練、仁賀ダムブリック、予選1週間前、坂練はほぼ皆無といったような状況だった。レース1週間前はその前の2レースがそこまで調子が悪かったわけではないので、調子を維持しつつ、ウエット、DHバー、坂の練習、確認を行った。また天気予報から暑い中でのレースになりそうだったため、室内ローラーやサウナに入るなどして汗をかく練習を行った。


レース前日

 水分をとることとあまり暑さで体力を消耗しないようにした。コンビニにおにぎりがあまりなく、睡眠時間が30分ほど遅くなった。


目標・プラン

 目標の1つ目は総合・全種目で昨年のタイムを超えること。2つ目は近畿・中四国で5番以内に入ること。3つ目は中四国1番でゴールすること。スイムは流れに身を任せる感じでタイムよりもスイムアップ時の順位がどうかといったところだが、バイクランは直近のレースのタイムから昨年のタイムを上回ることは難しいことではないかと考えていた。また昨年は近畿・中四国8位だったが、今年はスイムを実力差通りのタイム差で上がれば上位に食い込めるチャンスがあると思っていた。バイクは強化練や直近のレースの感じで今年は近畿勢とも勝負ができると考えてバイクラップ1桁、あわよくば5番以内をと考えていた。ランは起伏のあるコースに苦手意識がなっかったためこのコースレイアウトならまだ勝機がある方かなと。松浦さんにレース前々日に優勝狙えると言われたので、展開次第では狙っていこうと思いつつ頭の肩すみにおいておいた。

 プランはスイムは調子がよければ近畿の自分より少しスイム速いくらいの人について行ってガルズの同じくらいの泳力の人達より先にスイムアップするという考えもあったが、水曜日のブリックの感じで調子がよくなかったため変なことはしない方がいいという考えに落ち着き、無難にスイムアップすることを目指した。バイクはここまでのレースや昨年の予選の感じから最初飛ばし過ぎて後半に劇的にではないが少し垂れるもしくはランの動きが悪くなることが多かったため1,2周目は落ち着いて気持ちよいくらいで3~7周目でしっかり前との差を縮めて8周目でランに向けた準備。ランも同じく最初の1キロは落ち着いて入る、坂コースは登りは頑張らないとそもそも登れないので、それ以上に登り切った後の下りで休まず、スピードを殺さずにタイムを稼いでいく意識を持った。


レース前

 良さそうな日陰のベンチがあったので体力省エネ。暑さ対策の白服でいつも通りアップを行ったが、暑さからか調子がよいとは言えずjogのペースは速くないのに心拍は高かった。調子が悪いなら悪いなりにやれることをやるもしくは結果が悪かった時の言い訳になると思うと焦らずできるようになるので最近、調子が悪いときはそう思うようにしており、今回もそう考えた。レースが12時半と少し気持ち悪く、昨年はバイクでエネルギー切れになりかけたため、朝の集合前に朝食、レース3時間前に昼食をとって対応した。入水チェックで海に入ると、適温で一安心。


スイム

 はじめは潮の流れ等がよくわからないため真ん中よりやや内よりでスタートしてバトルになってもいいからとりあえず前の選手の波をもらってロスなく奥のブイまで行ければと考えていたが、東海北陸のスタートを見て内側が混雑して外側の方が全体的に前に行っていたのを見て迷い、結局昨年と同じように玄武の近くでスタートして見失わないようについていく作戦にした。スタートの合図が分かりにくく急なスタートで、1周目の奥のブイまでは最低限のヘッドアップで波を頼りに無駄に前にいこうとしたり、バトルをしたりしないようにした。今回はキャップの色がみんなバラバラだったため少し離れていたが黄緑キャップの玄武と黄色に赤い柄のついた大西の姿が第奥のブイまでで確認できた。1周目の時点では、どの位置を泳いでいるかは把握できなかったが、何となく大失敗はしていないような気がした。1回目の上陸で10mほど前に玄武、悠、よしおさん、浩平さん、大西らしき姿を確認。油断すると離される位置で実際どこかのインスタライブを見ると結構離れて上陸していた。少し焦ってもいいような状況ではあったが、1周目の上陸の時に思ったのは「やるやん大西」というくらいで、焦っていなかった。2周目は手前のブイを回ったあたりでガルズがいるパックに追いつき、スピード的にそのまま前に出れたため出た。復路はブイが見えずらく意識的にヘッドアップの回数を多くしたが、前の選手のキックが強く手こずった。周りを見て2周目上陸時点で、ガルズ4番手?であることが何となく分かり、そこで調子に乗り、砂浜ダッシュから飛び込みまで張りきったところ、3周目はきつかった。3周目の飛び込み直後に玄武が前に出てくれてついていくことにした。手前のブイを回り奥のブイに向かっていくところで何となく玄武のコース取りが外側になっている気がしたが、海の流れと自分の余裕度から前に出ることはできず、後ろについていくこととした。すると内側から悠が前に出てきた。その後ろにつこうとしたが、悠の後ろを行く選手がいたためうまくつけなかった。奥のブイを回ったところでスタミナ切れで集団内で順位を落としてしまいスイムアップ。レースが続いていて泳ぎ込みができていなかったことが出てしまった。


T1

ガルズ7番手でスイムアップ。スイムは下振れることはあっても上振れることはないと思っていたため、妥当な位置、不安であったウエット脱ぎはそこまでマイナスにはならない範囲の遅さにとどめた。


バイク

今回の一番の敗因。飛び乗り後、確実にビンディングを履いてスタート。暑さで若干熱中症気味であり、そこまで踏んでいるわけでないが余裕がない。気持ち的に最初の2周抑えて3周目からペースを上げていく戦略であったが、1周目の時点でこれ以上、上がる気がしなかった。今回、熱中症気味だったのか、海の水を飲み過ぎたのかで補給を口が受け付けなかった。ボトル1本で、水分補給と体に水をかけるには少なかった。3周目に入ってここから追い上げていこうと思ってのんだジェルは逆効果であった。ガルズの前の3人との間が中々埋まらない。スイムアップのタイム差は想定通りであったが、前半はほとんど差が埋まらなかった。若干ドラフティング気味に見えたが、去年も前の方はそうだったので仕方ない。後半になり差が縮まってきたので、1段階ギアを上げる。だが、風が出てきたこともあって岩月や玉麻さんとの差は縮まってきているが自分のペースは落ちていた。さらに勝負をしたいと考えていた近畿上位陣との差が埋まらず、むしろ離されていた。この時には頭の片隅にあった全体1位狙いはかなり難しい感じがした。岩月に追いつき、玉麻さんともなんとかランで射程圏内でバイクフィニッシュ。ただ前を追うだけになってしまった。向かい風、追い風の時の漕ぎ方、具体的なレース戦略、平坦単走でのバイク力の弱さで準備の甘さを感じた。


 T2

飛び降りはまずまず。いつも通り靴下を履いたことで、バイク同時にフィニッシュした選手には置いて行かれて。玉麻さんにも30秒ほど、トランジであけられてしまった。後半戦に向けて素足で走る練習をします。暑かったため今回は帽子を被った。


ラン

岩月と同時スタート。

ここから2人とも撃沈しました。安城市には山がないことが原因でしょう。最初の坂で岩月と少し差が離れた。最初の1キロは3:23/kmで去年より5秒ほど遅く、余裕度からしても去年より速いタイムで走ることは厳しいだろうなと思った。玉麻さんとのタイム差が1分から徐々に詰まってきていたため、まずは追いつくことを目標とした。玉麻さんと20秒くらいに詰まった、2周目のはっさく屋の下りで玉麻さんが止まっていたため中四国の1番になった。そこから周回の違いや前が見えないコースレイアウトでペースを維持することが難しく垂れてしまった。また、今回暑い中であったため暑さにも負けてしまい、ラスト1周で少し前にいた選手には離されてしまい、ラスト競った選手にも負けてしまった。

タイム

合計 2:10:41(9)

スイム 25:38(36)

バイク 1:07:28 (15)

ラン 37:35 (3)

昨年よりもすべての種目でタイムを落としてしまった。今回のレースを振り返って準備の大切さを改めて感じた。今回のレースに対応するための準備が足りなかった。トライアスロンは人と勝負はすると言っても、相手のコンディションの善し悪しで自分のパフォーマンスが変わるわけではないため、準備がより重要なスポーツであると思う。今回は長い時間かけて準備はしていないレースとはいえ、力がなさ過ぎた。とは言え今年もインカレに出場させていただけることになったため、インカレとなると色々と思うことはあるが、やれる準備をしっかりとしていきたいと思う。


総括

今回のバイクパートは後半から向かい風が強かった。カーブのところでひときわ気合いのこもった応援をしてくれた審判の方がいた。そのためその人の前だけ、頑張って踏んでしまい、ほかのところで全く踏むことができなかった。藤崎区間の区間賞は取れたが、バイクパート全体としては平凡な結果となってしまった。振り返ってみるとそれが今回の敗因であった。(一番力になりました、ありがとうございます。)

終わりに

インカレまであと約2か月、04幹部も残り約2か月です。自分はあまり力にはなれていませんが、チームとして良い雰囲気でやってこれていると思います。今回でインカレに出れる人、そうでない人いますが、年間目標はインカレ団体5位入賞です。色々な声があった中で、曲げずにこの目標に決めたと思うので、直接的に絡める絡めない関係なく自分のできることをやっていきましょう。インカレは強い選手、強いチームが勝つように思います。強さは昨日粘りきれなかったところを1秒でも長く粘る意識を持つ、昨日よりもダウンをしっかりとする意識を持つ、昨日よりも道具をきれいに片付けるようにする意識を持つといったように、昨日よりも何かを良くするといったような意識からくるものだと思っています。ガルズの強さを見せつけるための2か月にしましょう。

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