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#32 西日本インカレ2025

03の岡田です。西日本インカレのレースレポートです。


レースまで

昨年の暑い中の西日本インカレと狙っているレースが6月に集中しそうだったことと経費削減から、認定13級、Bシードをとって予選回避しようとシーズン前は考えていた。しかしスイムの400のタイムが目標?理想?タイムに惜しくも30秒弱届かずそれが足を引っ張りあと3歩のところで13級に届かなかったため、インカレ出場のために西日本インカレに出場した。アクシデントなく実力通りに行けばインカレに出場できると思っていたこととその翌週、翌々週に前半戦の狙っているレースが控えていたため予選は最低限無理をしすぎない、一昨年や昨年の自分のタイム等を超えようと考えていた。西日本インカレはウエット有、DHバー可、超起伏という特徴があるが強化練や1週間前ほどから特異的な部分を意識できたがピークのレースではなかったので、準備不足の後悔をレース中にしても仕方がないという心持ちであった。スタートリストを見ると様子がおかしかったが目標は近畿中四国優勝>中四国優勝>インカレ出場とした。


スイム 

目標 西日本インカレベストタイム


スイムは調子がかなり悪いのかみんなが速いのかオフシーズン400のタイム向上に向けて抵抗を減らす泳ぎを意識して伸びの大きい泳ぎになってしまっていたからかウエットの劣化のせいかスイムの好タイムは見込めないと思っていた。そのため中四国最下位でスイムアップしてもバイクランで巻き返せばインカレ枠には入ってインカレに繋げれるくらいの気持ちで行った。それくらいのが焦らないし、万が一良かった時に気持ちよくレースが進められるので。

スタート位置は一番内側から。周りを見て誰かを目標にしてもだいたい見失うため周りは気にせず。バトルを避けるためにスタート直後すぐに内側に入り、前の波と右呼吸から見える大群を見ながら泳いだ。創平が左にいたがどこかでいなくなり、右には角南くんが1周目終わりくらいまでいた。奥のブイの手前くらいでハルトと創意が前に見えた。ハルトにしては後方にいて、創意は調子いいのかと思った。奥のブイの周りでバトルが少し激しかったが、ここで頑張っても体力消耗のため生命の危機を感じ無い限り相手を刺激しないように泳いだ。岸に戻ってくる方はブイが見にくかったので前の人を信頼してついて行った。1回目の上陸で創意が前にいた。最悪スイム失敗していても一緒にバイク追い上げればいいかと思い少し安心した。2周目に入り、創意に追いつき少し併泳した。ここで潰しあったらもったいないので、自分だということに気づいてもらおうとして気づいたかは不明だが30秒ほどで自分が前に出たように思う。そこからは前が空き近くにいた泳ぎ方が少し速そうな方について行った。やはり少し速かったのかラストで少しはなされた。普段のOWS練とは違い、ブイが見やすい、曲がらなくて良いためかなり気持ちよく泳ぐことができてとても嬉しかった。ストレスフリーだった。無駄なヘッドアップを避けて自分の泳ぎができるようにした。3周目の後半で緑帽子が前にいたので玄武かと思ったら違った。自分の前は少し空いていた。ウォッチは少し早めに押しているがタイムは23分ちょうどくらいだった。



T1

なんとなく、上陸の時のサポートの方の声掛けに危機を感じていなかったためそこまで悪い位置ではないんだろうなとは思っていた。想定よりも良い位置ではあったがオフシーズンから思い描いていた位置には届いていなかった。トランジに入る時に岩月が出て行った。想定よりも速かったため気が動転してしまい。T1は遅くなった。


バイク

目標 ラップ5位以内、270w〜280w、38km over


前のgullsとの差を見て半分くらいで追いつけるかもと思った。昨年のデータから単純なパワーでtotal 270W〜280wで行きたいと思っていて、最初300wちょいくらいで踏もうかと思っていたが思っているよりもパワー出なかった。昨年中四国の先頭に追いつくことを目標として、近畿勢にはなされてしまいそれが総合順位に結構効いてしまったため今年は近畿の速い、若竹くんや岡田空大さんとのすれ違いのタイミングを自分がどれくらい漕げているかの指標にした。だんだんと折り返しの位置が手前になってきたので、それを最小限にとどめようとした。途中で目標パワーに届きそうになかったので、少し踏むというランのことを考えるとよくない行動をしてしまった。なぜか周回を8周と勘違いしており、8周目、9周目は少し落ちた。そのタイミングで創意やたかひろが近づいてきていた。後ろに集団があり、走れそうな人も何人かいたためなるべくバイクパートで差を広げておきたいと思いランのことはそこまで考えず踏んだ。あとエイジレースは今シーズン最初で最後かもしれないので、素のバイク力が出る機会はないのでしっかりと踏んでおいた。ラスト2周くらいでコモショウ君に抜かれてしまい、ドラフティングを取られない程度についたり前に出たりした。翼には中々追いつかなかった。途中03が1,2,3になった時があったので本当に1,2,3フィニッシュできるかと思いその展開を考えた。


T2

今後のレースも考えて靴下を入った。少し暑苦しさを感じた。翼と一緒のタイミングでバイクの調子が良さそうだったためこのままランも走れるのではないかと思い声をかけた。


ラン

目標 最低3:30/km  自己ベスト更新


走り出しは昨年よりキツくなかった。スプリットは3年目で1番良い。前に横山君がいたので、まず追いつこうと思ったが、速く良いペースメーカーとして走らせてもらう方に切り替えた。最初の1キロは3:23くらいで昨年と同じくらいだが余裕度は今年の方があった。今回は路面の状況や下りで飛ばして怪我をするのが怖かったためあまり下りで飛ばせなかった。そこまで暑くなく、お腹にたまらないようにランに入ってから水を口に含むくらいに留めていたからか2周目の登りあたりでお尻が攣りそうになり、そこからペースを上げれなかった。そこから前との差が少し開いてしまった。今回はここで順位を上げても大きく変わらない、次に狙っているレースがあるので無理しなくても良いという考えもあった。ただ少しでも良い順位をもらっていたのに前に追いつけなくても良いという思いを持ってしまったこと、ランで巻き返して順位を上げることが自分のレーススタイルであるのにも関わらず順位を上げきれなかったことに弱さを感じた。


総括

一応過去最高位で無事に今年もインカレに出れることにはほっとした。ただ今年も中途半端な結果に終わってしまったと思った。スイムは微妙な位置でバイクランを追い上げきれなかった。他大学も含めてしっかり練習積めている選手、2,3年生くらいの伸びてきている選手は強いなと感じた。


大会に関わってくださった方々、サポートの方々、応援に来てくださった方々、雨の中本当にありがとうございました。レース中、途切れることなく応援していただきとても力になりました。トライアスロンの大会もそこまで見たことがないであろうのに完璧なサポートをしてくれた07や声を枯らしながら応援・サポートをしてもらった姿にとても勇気をもらいました。ありがとうございました。


それそろ観音寺に新しい足音でも奏でに行こうかと思います。


 
 
 

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