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#33 東海ブロック選手権

03の岡田です。東海ブロック選手権に出場したので、そのレースレポートです。


出場まで

今年の大きな目標の1つを愛知の国スポ枠に入ることとしていたため、東海ブロック選手権に照準を合わせて練習を行なった。昨年も東海ブロック選手権に出場していてなんとなく展開が読め、長良川のコースの特徴もなんとなく分かっていた。カーフマン、認定が終わった後は半分くらいここでしたいレースを想定して練習した。昨年はとりあえず出てみた感じだったが、展開次第では可能性ゼロではないと感じていたので、今年は愛知2番手に入る、最悪3番手に入って補欠には入れるようにと考えていた。インカレ予選の次週のレースであり、インカレ予選を東海ブロックに向けた最後の高強度練みたいに考えて、1週間疲労を抜きつつ、刺激を入れて準備をした。前にレースがない状態に比べれば少し疲労はあったと思うが、8,9割くらいの状態では挑めた。


前日からの大雨の影響で川の流量、流速の関係からデュアスロンとなった。長良川側あるあるである。この時点では国スポの選考がどうなるか分からず、もし今回の結果が考慮されず認定の記録とかになったら嫌だなと思いつつ、今回の結果が良かったら補欠くらいには選んでもらえるのではと思いレースに臨んだ。目標はデュアスロンに変わったので、3位以内>愛知2番手以内とした。


1stRUN  5キロ 2.5キロ2周回

世界選手権に向けて1stRUNのスピードを意識してきたが、今回1stRUNを頑張っても前田良輔さんをはじめバイクが強い方がたくさんいるのですぐ追いつかれてしまうと思いつつ、ここで国スポ争いになってきそうな選手を離しておきたいなと考えて16分くらいのペースを目指した。最初数人の選手が前に来たが焦らず、1周目途中から大場君と2人で前を引っ張る形となった。ペース走くらいで余裕があった。2周目に入りまだ集団であったためビルドアップ気味にペースを上げた。トランジに少し早めに入って確実に第一パックに入りたかったため集団の少し前を走った。2周目の奥の折り返しで国スポ争いになりそうな選手が集団から離れていたため、無理にペースを上げようとせず、バイクの乗り出しに向けて呼吸を整えつつ走った。1キロ3:10ちょいのペースでもう少し楽に走れるかと思ったらちょいきつかった、結局集団に吸収されて6人で1stRUNは終わった。


T1

比較的スムーズに行って6人中5,6番くらいでトランジを抜けた。長良川はバイクラックの高さが低いので要注意である。


BIKE 40キロ 5キロ8周回

乗り出しはここで離されたら1stRUNで後ろを離した意味がないので、死ぬ気で踏んだ。ブリック練の最初のL5は重要だと改めて感じた。最初のスピード感と自分のキツさからこれで40キロはキツイなと感じた。メンバーが前田良輔さん、能宜さん、湯村さん、大浦さん、大場君ということで国内海外で活躍する選手が多く最初は絶対キツイやつだと思って先行きがかなり不安だった。スピード的には43,44km/hくらいで自分が前に出る時は少しペースが落ちていたように思う。大場君も最初きつかったようで前に出る時にペースが落ちて集団的にはあまりよくなさそうだったがかなり助かった。路面が濡れていて水たまりが多く少し怖さがあった。1,2周目はコーナーで前にいることが多くちぎられる可能性のあるところで耐えることができた。自分が2番手とかの時はあまり踏みすぎずに足をためた。全体的にコーナーで差が開くことはあったがついていけないと感じるほどではなかった。きつかったため1周、1周終わるたびにしっかり周回を数えてあと何周と考えていた。中盤になるにつれて少し落ち着いて来て少し余裕がてできた。だんだんデュアスロンになっていなかったらこんなメンバーの集団に入ることはできなかったし、もう2度とないかと思うと楽しくなってきた。田舎の大学生がエリート選手の練習に参加してみたみたいなノリで、これは特訓だと思うことにした。4,5周目くらいに前田良輔さんが折り返しのタイミングでアタックして1人逃げの形になった。トップレベルのレースでも逃げるくらいだからと思い、1人で無理には追わずみんなで追って行こうみたいな雰囲気になった。そのためあまり差は広がらなかった。その後湯村さんがアタックして良輔さんについたがそのタイミングで他の4人も遅れて合流して再び6人パックになった。前を追うタイミングでここで踏みすぎてもラン走れないかもしれないし、後続との差を考えて無理についていかなくも良いかなという少し中途半端なことをしてしまった。結果最後まで集団で行けた良かった。再び6人になったタイミングで急激にペースが落ちた。遅らく後ろで足を休めてるのかなと思いつつ、ペースが落ちたタイミングでないと前を引けないため引けるところで足を使わない程度に引いた。ここでもう少し休めていたらもっとランに足を残せたかもしれない。集団が機能していたかは微妙なところで、途中右の人が前に出ないとローテーションが逆になったりして少し怖かった。全体として自分のトライアスロン人生の中でも濃密な約60分になったと思い、感動した。


T2

バイクの終わりに前と微妙な間が空いてしまい、この差が命取りになるかと思ったが、走り出しで大きく出遅れず何より。


2nd RUN 5キロ 2.5キロ2周回

序盤で3番手になった。トライアスロンでは乗ることのない表彰台にまずのることできるようにまずはこの順位を死守、なんならこの順位のままでもいいかと少し思った。そこから2番手に上がり2周目に入った。1番手の湯村さんとは最初からほぼ同じくらいの差で離されないように走った。ペース的には今年のランの目標であった長良川で10キロ3:15/kmより5キロなので少し速いくらいのペースだった。先週はここで順位を上げきれなかったのと東海ブロックを優勝できる機会は今後絶対にないので、ラスト1キロあたりでピッチを上げてペースを上げて先頭でフィニッシュすることができた。


総括

レース後に愛知県はこのデュアスロンの順位で国スポ選手を決めると言われて目標だった国スポ出場権を得ることができた。嬉しい反面、デュアスロンで決まったことでしっかりとトライアスロンで決めれなかった何とも言えない感じやスイムを頑張らなければならない責任を感じている。トライアスロンで選考しておけばと思われないような準備をしたい。


今回も天候が不安定ながら大会に関わってくださった方々、応援してくださった方々、本当にありがとうございました。特にチームメイトの応援で来ていた元九大、現東大の正陽さんや中部大?の方に応援してもらって1人遠征だったのでかなり力になりました。本当にありがとうございました。


またしてもゼロディの無駄遣いとなってしまいました。今度こそゼロディに仕事をさせるべく良さげな大会に出れたらなと思っています。


 
 
 

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