夢
広島大学でトライアスロンをやりながら学生生活を送っていた私ですが、この度無事に卒業することができました。トライアスロンは、水泳・自転車・ランニングの3つの競技を組み合わせた総合競技です。大学入学前からトライアスロンに興味があり、広島大学に入学するとすぐにクラブチームに入部しました。トライアスロンは個人競技ですが、チームメイトと一緒に練習することで切磋琢磨し、競技力を高めていく...
というのを流行りのChatGPTで書かせてみました、斎藤学生です。こんにちは、30斎藤尭です。
「広島大学トライアスロン部の卒業ブログを500字で書いてください。」と入力するだけで、それっぽいことを書いてくれるのだから大したものです。小学校の頃にこんな機能があれば、読書感想文なんてイチコロでしたね。
すみません、ふざけました。
私事ですがこのM1の春で就職することとなり、今回ブログを書かせていただくこととなりました。そのため卒業ブログではなく中退ブログです。親愛なる後輩たちが感動的なブログを執筆し、次の橋本さんは9000字あるそうなので、私のブログは箸休めにでもなれれば幸いです。
最後のブログでは部活から離れて感じたこと、現役生に伝えたいことを書かせていただきます。少しでも参考になったら嬉しいです。
まず最初に、部活を離れてみて一番感じたことは「大学生が目標を持って主体的に行動することの難しさ」です。私はこの一年部活から離れて就職活動をしていましたが、残りの半年間は特に目標を持てず、人生で一番のんびりとした、悪く言えば堕落した生活を送っていました。同時に目指すべき大会が毎年必ずやって来て、互いに支え会える仲間がいるGullsという環境のありがたさを痛感しました。事実、ESではトライアスロンという珍しい競技で目を引き、面接ではガルズの仲間と難局を乗り越えた経験を語っただけです。他の大学生がエピソード作りで苦戦し、自己分析で沼ってる姿を見て、普通の大学生ができない経験をさせてもらったと実感しました。
そして現役生に伝えたいことは、トライアスロンに本気で取り組み支え合える仲間がいるガルズという恵まれた環境を無駄にせず、自分の中で確かな目標を持ち、達成するためのプロセスの構築と、それに沿った愚直な努力を継続する、という経験を大切にしてほしい、この素晴らしい経験を自分の未来、夢に繋げてほしいということです。どこ馬の骨とも知らぬオジサンオバサンに勝手に評価され、落とされ、祈られ、周りを蹴落としてやっと内定、学生全員が直面する就職活動が存在する理不尽な世の中で、皆さんは広島大学トライアスロン部GullsというSSR級の武器を手にしているのです。そしてこの武器は持っているだけでは何も効果も発揮せず、最大限活かすためには皆さんが強くなるしかありません。いかに将来自分がなりたい像を描き、その夢を達成するプロセスとして、選手生活もしくはマネージャー生活を送れるか、いかに自信を持って語れる経験にしておくかが大切です。「インカレ」という単純かつ明確で目指しやすい目標を本気で目指すことは、必ず財産になります。トライアスロンをしていた経験はどこに行っても興味を持たれますし、本気で取り組んだからこそ私も自身を持って語ることができました。
偉そうにつらつらと書いてしまいましたが、まとめると
「自分の人生を賭けて叶えたい夢に向かって、トライアスロンに取り組むことが、皆さんの未来を切り拓くきっかけになるだろう」みたいなところです。
夢や目標はありますか?
「インカレに出たい。出て活躍したい。チームの順位を上げたい。ロングを完走したい。選手を支えたい。」
その先あなたはどうなりたいですか?
現役の時からその先の夢を見据えた行動を取れた貴方は絶対に強い。多少歳が上なだけの先輩からの小言でした。
先輩、後輩、そして同期、人に恵まれた大学生活でした。
皆さまのご活躍と、Gullsの更なる飛躍を遠い地、もしくは空から応援しています。私も皆に負けぬよう精進して参ります。5年間、ありがとうございました!
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