爆風
こんにちは三島です。これからレイクビワトライアスロンのレースレポートを書きたいと思います。今回は06はやとです。と松本響平さんと一緒に出場しました。
まず私がLake biwaミドルトライアスロンに出場しようと思ったきっかけですが、私には一つ大きな目標があり参加しました。それは来年の夏、皆生トライアスロンに出場することです。そのために今のうちに一個はミドルのレースに出ておかないといけないと思い、ミドルのレースを探し始めました。夏休みはすでに予定が入っていた私は10月の琵琶湖しか選択肢がありませんでした。エントリー費はある人物が4人分という高額な費用でしたが選択肢が限られていた私はそれを払うしかありませんでした。ほぼ勢いでエントリーした私。夏休みの後、短期留学により体力とやる気を少しなくした私。このミドルのレースにエントリーしたことを少し後悔する時期もありました。また、はやとです。は夏休みに圧倒的な練習量を積んでいたので、本当に私が出ていいのか不安になることもありました。
10月に入り、後期の授業が始まり、同時に全体練習も再開され徐々に練習を積むことができるようになっていきました。そのおかげでミドルも完走はできるだろうという感覚はありました。しかし、圧倒的な練習を積んでいるはやとには絶対に追いつけないだろうなという気持ちもありました。本当にはやとの練習はすごかったです。
そして、いよいよレース3日前バイト終わりにはやとと一緒にホットカモに行き、疲れを流しました。翌日は渡良瀬組が出発の日だったので、朝早いなぁとか言いながら帰っていたら、はやとが「俺見送りに行くわ」とか言い始めたので、その時はやばい奴だと思いました(実際にはやとは朝4時から行っていました)。
そして、いよいよレース一日前の土曜日の朝。 8時半に部室に集合し。タウンエースに積み込みをして琵琶湖に向かいました。そこで初めて響平さんと出会い、少し緊張していましたが響平さんが優しく接してくださったので、すぐに慣れることができました。まず向かった先はフジグランのダイソー。ミドル、ロングのレースではよくあることらしいがバイクを前日にセットしておかないといけなかった。土曜日はあいにくの雨、日曜日も多少天気が不安な面があった。そのため、バイクにかけるカバーをダイソーまで買いに行った。広島では朝から豪雨。10m 20m先も見えない。そんな中、響平さんの運転で琵琶湖への旅が始まった。
12時頃にサービスエリアで昼食をとった。なんとそこで清水さんと運命の出会いを果たす。部内でもよく噂になっている清水さん。名前は知っていたが、初めて顔を見た。なぜかこの後あんなところで再会するとは思いもよらなかった。そこからまた琵琶湖に向けて出発。到着したのは15時頃だろうか。先週の受付を済ませ、加西と全く同じスイムキャップをもらいブースを少し見学した後、バイクをセットしに向かった。納車したばかりのオルベア。かっこいい。
セットした後、琵琶湖のモニュメントの前で写真を撮りに行こうとしたが。その瞬間に雨が降ってきて断念。受付会場に戻り、ブースを再び散策。特に買う物はなかった。アミノバイタルを試飲した。
その後30分ほど説明会を受け。ホテルに向かう。ホテルで駐車場を使うために自分だけフロントに行き受付をしようとしたが、そこで問題発生。なんと松本響平といってもそんな人は予約していないと言われる。まさかこんなところでホテルが取れないのか。急いで車に戻り、響平さんを招集。なんと予約者の名前は山本創意。それは出てこないわ(創意さん、ホテルの予約などいろいろしてくださりありがとうございました)。
無事ホテルに荷物を置いてそこから夜ご飯へ。近くの吉野家で3人とも牛丼すき鍋膳を注文。全員が大盛二杯と小盛一杯をたいらげ、なんとここで響平さんが財布を出してくれた。さすがでした。次の日のレース当日はスタートが6時45分とめちゃくちゃ早かったので、その日はすぐに就寝。よく眠れた。
そして大会当日。絶対水冷たいやんとか思いながら準備していたらブーブーとlineが来た。なんとそこにはスイム中止の連絡。まさか。これは夢じゃないだろうな。そんなことを思いながら。準備を進める。はやとからも「緊急事態スイムが中止になった」と連絡がきて現実だと実感した。まさかこんなところでデュアスロンデビュー、しかもミドル。そんなことになるとは思ってもいなかった。もうやるしかない。 そんなことよりもワクワクが勝った。レース会場は爆風。これはバイクにもランにも支障ありそう。ガチで風が強かった。そして寒い。スイムがなくなって少し遅くなった7時のレーススタートに向けて準備開始。バイクに道具を取り付けている時に気づいたが自分とはやとの他にいるもう一人の 19歳、もしくは18歳のバイクを見て驚愕。なんとキャニオンのトライアスロンバイクに乗っていた。はやとと 2人でどんだけ速いやつなんとびびり散らかしていた。
準備が終わり、いよいよスタート。 スタート位置で、なんと清水さんと再会。スタートまで少しの間談笑してスタートを待った。上田藍さんの号砲でいよいよレーススタート。
3キロのファーストランから始まった。スタート前に清水さんにゆっくりでいいよと言われたので、思い切って4分半のペースで走った。はやとはどんどん前に行って差が開いていく。まあ、そんなのはどうでもいい。ゆっくり走ろう。隣で走っている年上の人たちはすでにゼーハーゼーハー言っていて、本当に完走できるんかなとか思いながら走っていた。
そしてファーストランからトランジションへ。トイレに行った時のエピソードは割愛する。飛び乗りを無事に済ませバイクスタート。
Transitionエリアの芝が濡れていて、靴下も濡れてしまい、足がキンキンに冷えた。それに加え、最近の練習不足とコンディショニング不足により、なんだか足に違和感を覚えるようになっていった。どちらかは忘れたが、ふくらはぎが15キロ地点で既につりそうで、さらに。裏ももも固まっていた。つらないように強度と補給のバランスを考えながらこいだ。護岸道路のバイクコースを終えて。いよいよ15キロを4周するコースに突入した。四角いコースをバイクで走るため、どこか2辺では必ず風が強くウザかった。本当に風が強かった体を傾けないと。自転車が倒れそうなぐらいの風。河川敷を走るところもあり、そこが一番きつかった。
バイク中に考えていたことといえばスタート前に、響平さんからの課題である今日の夜ご飯についてだ。でもそんなことは最初の20キロぐらいで、すぐに頭から離れていった。頭のことは常に足をつらないことといつトイレに行くかということでいっぱい。あとははやとが今どのへんに居るんかなあってことかな。本当にそんぐらいしか考えられていなかった。途中大事な補給であるエネ餅を段差で落とし発狂。 3周目4周目で同じ場所を通る時にバイクに踏まれぐちょぐちょなったエネ餅を発見。成仏したかな?バイクはそんな感じで終始風が強い長い長い旅だった。そんなバイクもいよいよ終わり。
セカンドラン。セカンドランは一周4キロのコースを5周、合計20キロである。はやととはほぼ一周の差がついてしまっていた。バイクの時足がずっと不安だったが、ランは意外と走れた。 80キロのバイク後のランが未知の領域だったため、特に目標は決めず、キロ5以下で走れたらいいな思っていた。キロ5なんて余裕だった。どんどん足が回っていく。ランは一本道を往復するため、何度も何度もはやとと清水さんと響平さんとすれ違う。はやとはなぜかバイクジャージの下を履いたままは走っている。(写真を見ていただきたい)
清水さんはすれ違うたびに「三島君ファイト」と声をかけてくれる。響平さんもすれ違うたびに手を挙げてファイトと言ってくれ励みになった。 レイクビワのいいところはエイドがめちゃくちゃいい位置にあったこと。飲みたいと思う時にエイドがやってくる。最高だった。そして3周目のあたりでランコースの横を安田大サーカスの団長が歩いているのを発見。団長も手を振っていたので、私も手を振り返した。目と目が合った。ポケモンバトルはしなかった。
ランは4周目から急に、足がつりそうなのが再発ししんどかった。しっかりエイドで水分を取り、何とかつらないように頑張った。4周目でははやとについて来いと言われたけど、つりそうな足では無理だと思い先に行かせた。最後5周目は少しペースを落としてしまったが、何とかつることなく完走できた。本当に足がギリギリだった。ゴール地点にははやとと清水さん、妹、そして友達がいて笑顔になった。ゴールは初めて妹と同伴ゴールをした。ゴールするときはゴールテープを両手で持って万歳ようと思っており、それを実行したのだが、のちに写真を見てみると、その姿は一枚も映っていなかった。悔しい。
無事にゴールすることができてよかった。タイムは4時間18分22秒。デュアスロンに変更だったから参考にはならないが。割といいタイムなんじゃないかと思った。はやとの速さが刺激になった。もっと頑張ろうと思った。
ゴール後無料で配られるコーラを飲んでいると、ここでまさかの広島にゆかりにある石丸伸二さんに遭遇。石丸さんも完走していた。トライアスロンをやっていることは知っていたし、スタートリストにも同姓同名同年齢の人がいたため、もしかしてとは思っていたが本当にいた。軽く話した。そのあとはテーピングの治療を受けてバイクを拾って帰る準備。はやとは年代別2位だったので賞状をもらいに行った。
近くの道の駅でご飯を食べ(ここも響平さんが。ごちそうさまでした。)、そこから響平さん一人の運転で下道広島旅が始まった。夜は加西のレースの時も行ったステーキハウスでディナー(ここも響平さんが、、ありがとうございます。)。はやとの実家付近を通り、大学に帰ったのは23時頃。長い長い旅が終わった。
今回のレースは響平さんのおかげで特に問題もなく終えられました。お世話になりました。
はやと、来年は自分たちが連れていけるようにしっかり頑張ろう(07にもミドルに出たいというアホがいれば)。
以上でレイクビワのレースレポを終わります。ご覧いただきありがとうございました。(今回は初の試みとして音声入力により作成しました。効率いいです。)
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