愛が大
こんにちは。はじめまして、愛媛大学30宮内馨一朗と申します。
この度は、北島を筆頭とする30の熱烈なオファーを受け卒業ブログを書かせていただくことになりました。私はGullsブログの愛読者であり、ブログ中に名前が出てくるとニヤニヤが止まらないくらいでした。さらに、4年間お世話になった感謝の気持ちを書き綴る機会をいただけたため、文章をウッキウキで書き上げております。オファーいただき本当にありがとうございます。
私とGullsとの出会いは2018年夏、西日本豪雨により、予選が中止となり広大で選考会を行った時でした。当時の私は大学生活何かやりがいを持って取り組めることが欲しいと思いトライアスロン部に入部、何となく先輩が行くから応援にいこうと広大に足を踏み入れました。そこで目にしたのは真剣な眼差しで念入りにアップする選手、記録会の準備に勤しむマネージャーの方々、テキパキと走り回る同学年と思われる男たちの姿でした。この光景を見て感動したことを鮮明に覚えています。かっこいい、自分もこんな風に競技に向き合いたいと強く思いました。そして、同学年と思われる男たちに混ざりがむしゃらにお手伝いさせてもらい、また来たいなと思ったのが私の“大学生活”の始まりでした。
そして、夏合宿で大きな転機を迎えます。一緒に練習する同期がいなかった私はこの合宿で初めて他人と切磋琢磨することができました。プールを全面活用したスイム練、大人数での集団走、インカレ下見でのハイエース移動、最終日のミニトラすべてが新鮮でとてもきつく楽しかったです。スイム、バイク、ラン、どの競技も全くついていけない。最終日のミニトラにおいては最下位。清々しいまでの実力差を感じながらも当時の私のできる限りの全力を尽くし燃え尽きたような感覚になったことを覚えています。この合宿を境に、目標が明確になり次会う時は絶対について行ってやるとがむしゃらに練習に取り組みました。Gullsが開いてくださったこの合宿が人生の大転機となりトライアスロンを本気で取り組み、本気で楽しむことができました。
ここから、Gullsの方との接点がどんどん増えていきました。初めての大会ではレース前に一人でいると「こっち来い!」と呼んでくれる先輩方、「水大丈夫?」とペットボトルを差し出してくれる同期と再会し「あったけえ~」、中四忘年会では、練習アドバイスを下さる先輩、「リザルト見た!速くなってるな!」と声をかけてくれる同期と再会し「あったけぇ~」、春休みのグスピ合宿ではもう完全にGullsの虜になっていました。
Gullsの皆さんが他大でしかも競技力もない私を全力で歓迎して下さったから、30のみんなが仲間として迎えてくれたからトライアスロンの楽しさ部活の楽しさを知ることができました。そして徐々に広大のようにチーム一丸となり目標に向かって一生懸命突き進む集団に愛媛大学を形作りたいと思うようになりました。
それが根源となり、29代の愛媛大主将晟人さんに練習でくらいつき、新歓をはじめとする部の運営では意見を出し合い、愛媛大学トライアスロン部を広大に負けないような集団にしようと奮闘しました。その期待に応えてくれるかのように多くの後輩が入部してくれて少しずつ愛媛大学トライアスロン部が大きく強くなっているのが感じられました。他の地域の合宿や大会にも積極的に参加し愛媛大学の知名度も少しずつ伸ばすことができたのではないかなと感じられるようにもなりました。このように愛媛大学トライアスロン部が活躍できたのは愛媛大学トライアスロン部のメンバーのおかげですが、僕が頑張れた根源にはGullsの皆さんの存在があったからなんです。30のみんなの姿が離れていても浮かんだから頑張れたんです。本当に皆さんありがとうございます。
そんなこんなで2年春先までは奮闘しましたが、結果としてコロナによりどうしようも無くなってしまいました。3年の夏の大会があれば、部活ができていればどのような結果を出せていたのだろうと未だに悔しいと思っています。何より、30みんなと全力で戦いたかったと思っています。
でも、過ぎてしまったものはもう帰ってこないので、私のリベンジは後輩がしてくれるとひそかに信じています。今の愛大の1年生には沢山Gullsの話をしています。「海の向こうにはとっても尊敬できるチームがあるよ」って言っています。コロナが落ち着くことがあればぜひ一緒に合宿など参加してほしいなとめちゃめちゃ勝手ながら思っています。それだけ、私がGullsの皆さんからもらったものは大きかったです。数年後、Gulls VS 愛大の白熱した戦いを見ることができたら、とっても嬉しいです。
4年間の大学生活、今思うと楽しかった思い出の中にはGullsの皆さんがいます。大切な友達を思い浮かべると一番に30のみんなの顔が浮かびます。本当にトライアスロンしてよかった。本当に出会えてよかった。本当に大好きです。沢山の熱い思い出をありがとうございました。以上、愛大から大きい愛をお届けしました。
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