次は勝つ
レース直前
5km→9.2km→2.5kmのデュアスロンへと競技が変更されスイムしかまともに調整できていなかった自分のインカレ出場は絶望的になった。スイムがなくなったことで、スイムパートとしてやってきた成果がレースで表せる機会にならなかったのが悔しかった。長良川は酷暑と聞いていたが(1週間前から天気予報を毎日確認していた)大雨の影響で半袖のみでは寒く、車の中にいないと体温が下がっていく。この辺の見通しの甘さも次につなげたい。
レース中
1strun 集団全体が速いペースでスタート。集団をかぎ分けてよしおさんをマーク。しかしこの時予選前最後の練習で攣った脚が硬直して脚をうまく前に出せなくなった。1回目の折り返しすぐに西岡さん、藤﨑に抜かれた。2回目の折り返し後、橋本さん、斎藤さんの「草野、廣本に着け」という声援で草野の存在を確認。それから数十秒後、草野に抜かれる。Gulls最下位に。自分の準備不足を呪う。
T1 ほぼ同時に市大の阿部さんと出た。足ががたがたでランの終わりから最短距離でバイクラックに行けなかった。
Bike 一周目の往路、すぐに玄武の周回遅れとなった。物凄い水位でポジションをどうしようかしばらく迷った。前日の下見で確認したコーナーでは足を止めた。前日の雨が降ったり降らなかったりの天気で、下見だけでなく試走もすればよかった。この決断を早めにすべきだと思った。3周目往路、奥隼に周回遅れにされた。最終周回の復路、三枝の「草野抜けるよ」の声援で草野を発見。トランジを素早くすまして離されまいと焦る。
T2 バイクラックが隣だった玄武のバイクを2,3回落としてしまった(ごめんなさい)。数十秒ロス。草野は見えなくなった。
2ndrun 大体大の人と抜いたり抜かれたりを繰り返し、結局抜かれ、追いつけなかった。Gulls最下位でゴール。情けなかった。
遠征を終えて
5月の睡眠不良、6月の右膝の怪我(5月から若干痛かったがケアを怠ってた)などで競技に対するモチベーションが非常に低くなっていた。しかし大勢の応援・サポートの方がいるのにモチベーションが低いまま中途半端な気持ちでレースに出るなんて言語道断である。このレースで自分の甘い考えが吹っ切れ、リセットされた。これから自分がすることはケアを怠らず三種目インカレ選手に挑戦するつもりで練習するのと、スイムパートとしてインカレ出場が決まった選手はもちろんチーム全体のスイム力を更に強化できるよう全力でサポートすることである。このレースレポとは逆の自分を見せていく必要がある。
最後に、応援・サポートしてくださった先輩、後輩、遠方から来てくださったOBOGの皆様本当にありがとうございました。特に三枝の遠征の仕切りは本当に安心感がありました。自分も練習を仕切る立場としてとても刺激になりました。これから自分は年間目標を達成する一員としての自覚をもってインカレまで活動するのでどうかよろしくお願いします。
廣本
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