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SAIJYO108

サトシが世界チャンピオンになりました。

25年間、長い旅の末、成長したピカチュウとのコンビで偉業を達成。

そして主人公を引退。

リコとルイという二人が新しい主人公としてバトンを受け取るそうです。


「世代交代」ですね、サトシ!おめでとう!ありがとう!



29橋本。Gullsのサトシです。こんにちは、こんばんは。

最近の個人的ブームはAmazonPrimeでポケモンを見ること。

今無印(初期)の24話まで来ました。あと何話あるかわかりません。

21話でのバタフリーとの別れは寂しかったです、元気でな!バタフリー!


アニメポケモンは放送開始が1997年4月、自分とは1997年度組の同級生でした。

同年代であれば誰もが知っているであろうサトシとピカチュウのタッグ。

第一線での25年間の活躍に敬意を表します。


名前が同じなので小学生の時はすぐに名前を覚えてもらいました。

「ピカチュウ出して!!!」も散々言われました。

「僕のピカチュウめっちゃ強いよ」とか言ってましたけど、嘘です。


ポケモントレーナー橋本サトシはピカチュウを育てていません。

ペリッパーというポケモンに“ペリカン”と名前を付けレベル100に育てあげました。



ポケモンの新しい主人公はこれからの子供たちの主役、

数十年後に「サトシとピカチュウってわかる?」て聞くと

「知らなーい!!」と返ってくることでしょう。

将来教壇に立った時に毎年聞き続けようと思います、高校生相手に。



先日、竹村ペイソン制作の「金曜日のガルズガルズ」も終了してしまいました。

番組内での29の会話は本当にそのもの。さすがペイソン。

しかし現幹部の03と04(学部2年生、1年生)は全く分からなかった模様。

ここでも世代交代を感じました。それはそう。


竹村ペイソン卒業に伴い番組は終了、僕は司会業を廃業、誰か雇ってください。

フリー素材です、ご自由にどうぞ。


そして、竹村くんの勝手な予告にありました通り、

大人気(とは思えない)長文番組『サトシ橋本の海外・インカレ旅日記』は

勝手に番組名を変えて不定期で書きたいと思います。

番組名案を募集しますので橋本まで気軽にLINEをください。

無ければ「翔ビタテ!旅鳥FENIX」にします。



ここまで前置き。



西条で過ごす6年目の冬。相変わらず寒いし、嫌いです。

この前スタッドレスタイヤなのに滑りました。怖すぎます。

オートバイが数台転んでいました。研究室の前の交差点で03浜野も転んでいました。

怪我しないでくれよ….。


そして年の暮れ、みんなの合言葉“108”!

メリークリスマス!より108の方が好きだろ。


脳筋体育会学生は何かとつけて108を掲げ、この回数何かやりがちである。

特にトライアスロン部、どこの大学もやっている。なんなの。


例にもれず西条でもやっている。

年末期間限定開催SAIJYO108。

(SHIBUYA109に書いてみたかっただけ、全然華々しくない。)


僕の初めての108は6年前(2017)、初めての西条での冬。

26大上さんのお声掛けで煩悩スイム50m×108本に参加しました。

ここで間違った108を覚えてしまう、大上さんと25福島さんを許せない案件。


翌年2年目の冬(2018)は部室の固定ローラーでサイコン表示で108 kmを4日間。

一人でやったり、誰かとやったり。

5日目に28近藤さんを巻き込めたのに部室が閉まっていたため断念。

近藤さんの家に押しかけマリオカートをする。


4年目の冬(2020)、Zwiftで108km×5日間。

コソ練用に大金を払い手に入れたスマートトレーナーの恩恵をここぞとばかりに受ける。

あったかい部屋で自転車を漕ぐ。


2019と2021は未実施。


そして6年目の今年、最も過酷そうな108を考えてついてしまった

\\\ グスピ周回(5.3km × 108周回) ///



やればできるんじゃね?の精神である。やけくそに近い。

月間ギリ100km 乗っているくらいの筆者サトシである、無謀なことこの上なし。


11月末か12月初めのこと、

とりあえず、とりあえず30中山に安芸津のプール更衣室で一緒にやらない?と聞いてみた。

快く乗ってくれた、さすがすぎる、こいつやばい。


最初は5日か6日に分けて…と思っていたが、

「1日27周したら4日で済むな!」という迷案により方針決定、無謀に無謀を積み上げる。



初日は12月25日となった、クリスマス当日である。

「メリークリスマス」ではなく特に由来の知らない「煩悩!108!」を唱えチャレンジが始まる。


24日聖なる夜に中山が煩悩ライドの告知をしてくれた、修行のお誘いである、聖なる夜に。




Day 1 (12月25日)


当日9時集合、(誰が来るかな?)と楽しみにしていたら2人だけ(2人も?)来た。

1年生(04)の大西と岩月、こいつらやばい。

「え?何しに来たの?」と聞いてしまった、ごめん、メリークルシミマス。


ということで1日目が始まる。


参加者 中山、大西、岩月、橋本


中山が少し遅れるとのことで「先に距離稼ぐわ笑」と返信しスタート。

4周引いたところで中山が追い付いてきた。

「4周目です!」と元気な中山である。アドバンテージ終了。

ここから全日中山の鬼引き伝説が始まる。


もう自力達成などと言わず中山に付いた方が練習にもなると思い、最後尾に付ける。

ここでサトシは全日最後尾という位置の確保に成功、特等席!ゲットだぜ!!


どんどん風が強くなるが中山のスピードは安定していて、大西も岩月もピッタリつく。

コーナーでちぎれると差が詰められなくなり、17周目でサトシ離脱。

セブンのスティックパンを貪っていると中山が戻ってきた。

橋本がいないことに気付き見に来てくれたらしい、救急隊員中山にレスキューされた。

(どこまでいい男なんだこいつ。)


ここから2周ほど付いたが、体が動かず前の岩月に「先行って…」と言い残し再度離脱。

中山が向かい風32~31km/hで走り続けた区間を22km/hくらいでとぼとぼ走った。

とことん絶望しながら漕いだ。


5~6周1人で走って、「そろそろ追い付かれるんだろうなぁ」と思っていたところ、

26周目の途中のファミマで休憩する3人が居た、後光が差して見えた。

なにはともあれ追い付けたことに妙な自信ゲット!

しかしここまで全引きの中山はもちろん、

岩月も大西も本当に(実力的に)やばいやつだと確信。やばい。


最終周は数周ぶりの中山の引きに導かれ終了。中山は神様であった。


初日27周を終え、残りの81周に絶望を感じつつ解散。

結果的にはこの1日目が一番しんどく記憶に残る1日となった。



26日は真冬のGullsカップ開催のため煩悩ライドなし。

研究室にて修論を書く、約90ページ、6万字としてほぼほぼ完成。コツコツの勝利。

夜に2日目実施の告知を中山がしてくれた。



Day 2 (12月27日)


03廣本が来た。この日も聞いた「何にしに来たの?」(ごめん廣本)


参加者 中山、大西、岩月、廣本(New!)、橋本


大西が朝バイトのため1時間ほど遅れて合流、ガッツを感じる。


2日目は初日とは打って変わって20周くらいまであっという間。

風が弱まったためか、初日の絶望が実を結んだのか。

このままのストップで終えるか、、!とした26周目途中に廣本力尽きる。

廣本も初日なのに約137kmよく耐えた!あっぱれ!


3人には先に行ってもらい、ゆっくり廣本を引いた。

残すところ0.5周というところで這うように漕いでいた廣本が突然前に出た。

そして「最後なんで…」とそこそこにスピードを上げ始める。

笑ってしまった。こいつやばい。


とにかく2日目は早く終わった気がする。


初日オリジナルメンバーの岩月は帰省するとのことで2日目を終えて離脱。

ありがとう!岩月!

皆さん、岩月の来年の活躍には注目必至ですよ。



解散前に残り2日54周をどうするかを決めた。

隔日でも十分に間に合うが「大晦日は嫌だ」が一致、連日決定。





練習終わりには中山が写真を撮ってくれる。

2日目のメンバー。いい笑顔である。(左から中山、廣本、大西、橋本、岩月)



Day3 (12月28日)


参加者 中山、大西、廣本、橋本


風があったがとにかく中山の全引き。心強すぎる、もはやチート。


16周目くらいで廣本がSwim練のため離脱。ここから3人になった。

廣本は50m×108本をしたらしい。108好きだなぁ…。


周回途中、部活帰りの中学生から「頑張ってくださーい!」と声をかけられたり、

年配の方が帽子を振って(多分)応援してくれたりした、ありがとうございました。

最後尾で動きに余裕(?)があったので声やジェスチャーで感謝を伝える。


20周目「休憩しますか?」と聞いてくれた中山に

「あと2周行きましょう!」と答えた大西にガッツと成長を感じた。

サトシは休む気満々だったゼ。


この日も何とかやり切った。

連日となったためか、とにかくサドルに座るの痛すぎて嫌だった。

右ひざに割れるような痛み発生。満身創痍。


果たしてサトシは108周を達成できるのか。続くったら続く、はず。



12月29日 おやすみ。

研究室に行ったり、寝たりした。


27日の遅れ、30日にも遅れる予定の大西はこの日にDay3.5を実施。偉すぎる。

この日03三枝が出現したらしい。27周の日にも来んかい!

(しっかり108km漕いでて笑いました、お疲れ様。)




Day4 (12月30日)


岡田が来た!

「よく来たな岡田!」と謎のべた褒めをして岡田を困惑させる。


参加者 中山、大西、廣本、岡田(New!)、橋本

大西はバイト後に遅れて合流。


初日ほどまででは無かったと思うが結構風があった。

前を漕ぐ廣本と大西が風に煽られている気がしてならない。


何度も通る集団を不思議そうに見ていた小学校低学年くらいの少年が

「こんにちは!」「バイバイ!!」と挨拶してくれたりした。

「バイバイ!」と言ったのにまた現れて「頑張れー!!」と応援してくれた。

ジェスチャーや声で応え、ファンの獲得に成功。


中山のスピードは落ちずあっという間に20周を越えた。

達成が見えてきて大西に「100周超えたな!」と声をかける。

テンション高めのサトシである。


21周目「休憩とりますか?」と中山が聞いてくれた。

このまま行ける気がする、この紛れもない自信は成長の証。

大西と廣本に声をかけてみても結構元気があって間違いなく成長を感じる。


21周目途中、2番目(中山の後ろ)を漕いでいた岡田がずるずると落ちてきた。

「前行ってください……..」と消えてしまいそうな声を聞いた。

次に振り返ったら岡田は遠く、点のように映った。


03岡田と言えば圧倒的Bike力、Run力を持ち、Swimもぐんぐん伸びてきた新鋭である。


(あ、岡田がどうか聞いてないわ…)という申し訳なさと

(岡田も千切れるんだ…)という妙な感動があった。ごめん岡田。


この練習(27周約145km)の経験をしているかしていないかの顕著な差を実感した。


「岡田が千切れた」と中山に伝えた時の中山の嬉しそうなやってやった感に笑ってしまう。

力尽きた岡田を回収しファミマにて休憩。

10分ほどの休憩であったが残り5周をしっかりついてきた岡田はさすがであった。

多分もう1度27周するなら岡田はもう千切れないと思う。


休憩後も速度を落とすことなく中山の鬼引きに導かれ108周終了。

本当に108周した。

そしてまさかの最終日にして平均速度33.7km/h。

(ちなみに他の日も平均32km/hを越えていた。)



最終日完走者のみんな。(左から中山、大西、廣本、橋本、岡田)



108周達成は中山、大西、橋本の3人。

こんなクレイジーな企画をよくも一緒にやってくれたものである。



(写真:フレッシュな二人(大西、中山)と山籠りしてたような面の橋本)



この4日間、中山の前に出た者は1人もいない、全引きかつ千切った数3人。

自分は初日の中山合流前の4周と千切れた一人で走った数周を除いて全部中山のお導き。


企画の告知までやってくれた中山はMVPという他ない。


記憶に新しいW杯フランス代表エンバぺも怪物であるが、あれはテレビの中の人。

自分にとっての怪物は目の前にしてその力を見せた中山雄貴である。

中山ありがとう!!!!!!!!



そして大西、1年生ながら6日間の間に108周(約575km)を走った人を見たことがない。

2泊3日だったグスピ合宿でもここまでは走らなかった。


「絶対強くなったよ」と言っても「そうですか?」と謙虚さを見せるが間違いない。

自信持った方がいいよ、そしてなにより部車だったし。

自分のバイクを手に入れる日が楽しみだね!新人賞!!




最初の2日を一緒に走った岩月。

2日目の終わりに残りに参加できないことを残念そうにしていたのが印象的。

来年度も積極的な姿勢で練習を盛り上げる中核の一人になってほしい。


2日目から参加の廣本。全体の約7割を完遂。

あんまりBikeは得意ではない印象を勝手に持っていたが、

この練習を機に距離の壁を壊して自信につなげてください。


最終日のシークレットキャラ『HVC-012』岡田。

千切れたとはいえまた一つ距離の経験を積んで強くなってしまったかもしれない。

この練習で新しい化物岡田が誕生したのだったら嬉しいです。


岩月、廣本、岡田、参加してくれてありがとう!




自分はおこぼれですが108周なんとか達成できてうれしく思います。

まだまだチャレンジできる可能性を感じました。

そして久しぶりにやり切った感覚。


初日は散々でしたが、日に日にレベルアップしました。


幹部を終えてからBikeに乗る機会がとことん減りましたが、

急ピッチで力をつけたいと思った時に“100 km 漕ぐ”をやっています。

距離や時間への感覚を麻痺させたり、疲れた時の痛みを知ることで、

練習に対する怖さや苦しさがかなり軽減される気がします。


今回の108周もイベント的ですが、同じような目的がありました。

108、煩悩…108、煩悩…と言いながら煩悩が消えたわけではありませんが、

無事に距離間隔、時間間隔を狂わせ、脚を破壊することに成功しました。

(ケガはしていません。)


1月からの課題はコンスタントに練習を積むことができるかシフトできそうです。

(修論も大丈夫そうなので。)

今回のチャレンジを一緒にしてくれた人にとにかく感謝します。


(そういえばダイエットも兼ねてはいたんですが、初日ハンガーノック気味なことを考慮して、2日目から朝に米1.5合食べたり、夜によかれと3合食べたりしたら、無事に増量しました。やってることがグスピ合宿とか四国一周の時と一緒なんよ。)




新しい世代へと移り替わるGullsの中で切れ端のような存在となっていきますが、

細々と頑張ります。


来年の期間限定SAIJYO108開催は新人賞04大西くんと岩月くんに委ねようと思います。

僕はしません、頑張ってね!



そういえば西条にはSHIBUYA109みたいな洒落たものはありませんが、

最近スタバができました。ぜひどうぞ。



長々と書きましたが、これにて終わり。


皆様、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

2023年という新しい1年がどうか実りあるものとなりますように。





2022.12.31 29橋本サトシ




年明けの3連休は学会(@立命館大学)頑張ります。

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