We're GULLS
最後のブログは,ある小説の言葉をお借りして,だーいぶクサいことを書きます.
まず,サッカー日本代表を題材としたフィクション小説「I’m BLUE(アイム・ブルー)~蒼きクレド~」の第24話,第25話を皆さんに読んでいただきたいです.
下記のURLまたはスポーツナビアプリから無料で読むことができます. 時間が無ければ,そこそこで読み飛ばしてもらって大丈夫です.
最悪,読まなくてもいいです(笑)
できれば全話読んでいただきたいので,前作「I’m BLUE」と併せて全話のリンクを貼っています.お時間あれば是非通して読んでみてください.スポーツナビの回し者ではありません😅
「I’m BLUE」(前作)
お手数おかけしました.
読んでいただいた方,ありがとうございます.
記憶に新しい昨年のカタールW杯のおかげで,この作品を読みやすく感じてくださった方もいるのではないでしょうか.
反対に,他のスポーツ出身の方からみると理解しにくい点もあったと思います.作品途中のエピソードに着目したので,人物相関図も分かりにくい点もあったと思います.
作品中,良く話題に挙げられていたクレドですが,24話の途中で以下のように述べられています.
『組織が大きくなると,いちいちトップの意見を聞いている時間はない.そこで一人ひとりが判断できるように,判断の基準や行動の指針を示すフィロソフィーが必要になる.それを具体的にまとめたものがラテン語で「信条」,「志」,「約束」を意味するクレドだ.』
難しく書いていますが,
「クレド=みんなの想いが汲み取られたチームの理念」
ということかなと,僕は捉えています.
ここで24,25話に記載されていた文章を,一部以下に抜粋します.
『これまで日本代表に一度でも入ったことのある選手の数だ.日本代表はそのすべての想いを継承すべきだと俺は思う.』
『日本代表はクレドを作るべきだ.現在と過去をひとつにし,未来につなげるために』
『クレドは,先人の哲学や知恵をチームに残すためのものなんですよ.クレドがあれば,常に先人たちがチームにいるような状態をつくり出せる』
『これまで日本代表は,選手が入れ替わるたびに,キャプテンが入れ替わるたびに,チームのカルチャーがリセットされ,そのつどそれをつくり直してきました.』
『先人たちが培ったものを,毎回捨ててしまうものはあまりにもったいない.選手の知恵と想いがチームに残る仕組みを,私たちはつくるべきです.』
これらの文章の
「日本代表」
という言葉を
「Gulls」
に置き換えた文章が
最後のブログで皆さんに伝えたいことです
今のGullsには数えきれない方々の
クレドが継承されています
過去にGullsを巣立ったOB・OGさんのクレド
Gullsを応援してくださる方,部員の家族のクレド
現役幹部のクレド
幹部を支える若い学年のクレド
幹部を乗り越えた上級生のクレド
そして今年,新たに卒業する僕たちのクレド
楽しい時期や苦しい時期
充実した日々やつまらない日々が続いても
幹部代が代わっても
インカレのレベルが上がっても
コロナ渦でも
最高の仲間と出会っても
憎たらしい奴に出会ったとしても
誰も見ていなくても
気にも留めなくても
それでもカモメが群れで飛び続け
GullsがGullsであり続け
30年以上に渡って
多くの人にGullsが愛されてきたのは
皆さんのクレドが重なり合って
Gullsを正しい方向へ導いてくれたからだと
僕は卒業間際になって思います
僕はこの大事な場所を失いたくないし
一生皆さんがGullsを好きであってほしいです
だから現役生には
互いに
「個人のクレド」
を理解して
大切にして
数えきれない方々が貴重な大学生活を
捧げて,時には犠牲にして
大事にしてきたGullsを
一羽一羽のカモメを
守っていってほしいと勝手ながら思っています
あとは,頼みます
最高の6年間でした
自分の様な人間をGullsで受け入れてくださったこと
Gullsでここまで恵まれて
幸せな日々を過ごさせていただいたことに
感謝しかありません
Gullsを通じていただいたものがデカすぎて
恩を返しきれません
それでも
最低限やらないとダメなのは
いつか皆さんの元に舞い戻った際に
笑顔で元気な姿を魅せることだと思っています
それまでは
Gullsで過ごした日々を一度アルバムに閉じて
学生と社会人の間に太い線を引いて
新たなステージで前を向いて進んでいきます
いつかまた会う日まで!
の前に1つだけ
ある曲を共有させていただきます
Gullsの中にはこの曲を
聴いたことがある人もいると思います
ある曲のアレンジ曲です
歌い手の方はあまり有名ではないと思います
この曲は当時
28倉元さんが主導となって
インカレを直前に控えた
現役生幹部に向けて作成していただいた
2020インカレモチベーション動画に
使われた曲です
いつか夢に見る その世界へ
いつか渡り切る 海の向こうへ
いつか届ける いつか奏でる
いつか舞い戻る so, fly away
その肩に背負った荷物の重みが
翼だって信じ切っていたあの頃
周りが暗くても 追い掛けて
引き算が出来ていなくて
いつの間にか
疲れてしまったんだろう
『飛べやしない』なんて
臆病なヤジが木霊していく
今でも釣果なし だけど
超楽しけりゃ夢中に舞えたんだ
いつか宇宙に飛んでいくロケット
ゆっくり衛星軌道上をWalking
空を眺めた
その流れ星は煌めいていた
追いかけて届くよう
僕等一心に 羽ばたいて
問いかけて 嘆いた夜
故郷(まち)は一層 輝いて
ワタリドリの様に今 旅に立つよ
ありもしないストーリーを
描いてみせるよ
I wanna fly so far
いつか吹くと思った風を
待ち続けていたけど
頼るだけで生きるのは性分に合わない
夢が散る前に勝負にならない
だから空に橋を・・・
遠回り気味だって
いつでも止まり木で笑っていなって
旅の終わりは此処じゃない
無駄にしか感じなかった日々こそ尊く
回り道選び コースを取っておく
全て抱えて飛び立つときに
きっと海も渡れる
追い風 届けるよ
僕等一心に 羽ばたいて
遠い過去を 背負ってた
あなたを未来へ運ぶよ
ワタリドリの様に今 群れをなして
大それた四重奏を
奏で終える日まで
傷付いたとしても足掻くのさ
明日を 越えろ 越えろと 嗚呼
気付いてたとっくに羽撃いていたと
Hello, Hello new world
西に傾く月の影に
縁取られていく浮世を
派手に渡って見せましょう
踊って魅せましょう
帰るあてのない旅路につく
征くよ
追いかけて届くよう
僕等一心に 羽ばたいて
問いかけて 嘆いた夜
朝焼け色に 染まっていく
ワタリドリの様に いつか舞い戻るよ
ありもしないストーリーを
いつかまた会う日まで
いつか夢に見る その世界へ
いつか渡り切る 海の向こうへ
いつか届ける いつか奏でる
いつか舞い戻る so, fly away
あー,歌詞書いてて泣きそーになった
僕はこの曲とGullsが大好きです
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