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インカレレポ兼振り返り

はじめに

まずはインカレに向けて多くの計画、準備、応援、サポートをしてくださったインカレサポート組の皆さん、年間目標達成に向けて練習を計画しチームの士気を高めるべく引っ張ってくれた同期である03幹部のみんな、高い競技力で切磋琢磨し目標に向かって一緒に頑張ってくださったインカレ選手の皆さん、応援に駆けつけてくださったOBOGさんの皆さん、両親をはじめ、自分がインカレに出場するまで関わってくださったすべての皆さん、本当にありがとうございました。自分はLAPされてしまい、年間目標であるインカレ全員完走を達成できず、来年のインカレ枠に悪影響を及ぼしてしまいました。本当に申し訳なく思っています。

インカレ出場前から、このレースレポを書くまでいろいろ考え事をしていたため、文章が余計に長く、暗くなってしまいました。何卒ご了承ください。

 

インカレ予選まで

自分がインカレに行けなかったこと、この年のインカレメンバー(特に同期3人)が大量にlapされたこと、この悔しさを胸に来年のインカレ出場を目指して練習に力を入れた。

毎回の全体練、自主練、煩悩ライド、グスピ合宿、東北合宿。どれもこれも充実したものだった。カーフマンも完走でき競技人生で初めての成功経験だった。新学期が始まるくらいにはスイムは400mで5分1桁は出せるレベル、バイクは第二パック(よく一緒に漕いでいたよしおさん、岩月、翼)でばちばち競えるレベル、ランは10000mのペーランで3:50/kmは余裕でこなせるレベルであった。しかし、4月下旬の因島練で太腿の調子が悪くなりバイクとランは2週間くらい休んだ。ここから歯車が狂い始めたのかもしれない。

 

6月~7月

インカレ予選突破は泣くほど嬉しかった。しかしここから燃え尽きっぽくなり調子が悪くなり続ける。最初の1500mTTで23:11を記録。今までの練習の感じでは遅すぎるタイムだった。どの種目も練習するほど疲れて弱くなっていった感じだった。スイムは屋外プールの寒さで体が動かないのを自分の実力不足だと思っていた。真剣に寒さ対策をしてウェットで泳いだり自主練はリハセンに行ったりもっとできることがあった。

レースに関しても宮島では脱水などでランラップ259位をたたき出し、日和佐では原因は分からないがスイムから力が入らずインカレ選手とは全く思えない順位でレースを終えた。どちらもレース中は楽しいという気持ちはあまりなく日和佐に関してはレース中ずっとイライラしていた。レース中以外はとても楽しく、とてもいい思い出になった。

 

8月

どの種目もパッとしない。海練、ブリックでは毎回内臓が痛んでまともに泳いだり走ったり出来なかった。スイムは肩を壊して治し始めたのが2週間前、そこからは短くてもレース強度で泳ごうとあがいた。

この月から練習に行く足取りも重くなり、集合時間ギリギリに来て、準備もあまりしなかった。幹部として周りを見ることもできなかったと思う。ミニトラが終わったくらいから、辛いので幹部が終わったら部活から離れようと考えだした。なるべく言わないようにしたかったが一部の人に話してしまった。インカレを控えている人のあるべき心の持ちようではないと思う。

 

9月1日

憧れの旗を頂き、イベントを観戦した。旗は一生の宝物にしようと思った。イベントは自分も出たいと思うほどとても楽しいものだった。旗一杯のメッセージとイベントで頑張るみんなの姿を見て完走しないわけにはいかないと思った。学食で豪遊して12時前出発。到着後、バイクの試走をしようと思ったが後輪に空気が入らず、まいちゃんめぐみちゃんの運転、案内で自転車屋に。別行動をして前々日組のみんなに迷惑をかけてしまった。Gullsインカレ選手御用達のカトウで食事をした。たまさんの食べるとり天カレー大盛がとてもおいしそうだった。23:00前就寝。

 

9月2日

  7:20分ごろ起床。睡眠スコアで自己ベスト(85)が出た。昨日できなかった試走をした。岡俊、たまさんと漕いだ。基本的にこの二人が引いて自分は付くだけ。2周目の後半で自分が出ようとしたがタイミングが悪く、中切れしかけた岡俊に出させてしまって申し訳なかった。昨日漕げてなかった分をと思いもう1周行った。ランは2kmジョグした。その後2Lのアクエリを持ち歩きながら開会式まで行動した。10:30就寝

 

9月3日

レース前

6:00起床。朝食は焼きおにぎり3つ、レーズンロール4つ、ヨーグルト、ビオフェルミン、フルーツジュースをとった。会場では団子1パック、おにぎり1つ、OS11本、ゼリー1つを食べた。テントの中で氷を体に当てたり帽子に入れて被ったりした。サポート組の方たちは暑さに関わらずテントの外で過ごしていたので気持ちが引き締まった。トイレに3回行った。バイク搬入は余り手こずらずにできた。女子のスイムを観戦した。タイムを見る感じ距離は1500m無いと少し期待してしまった。11:00ごろからローラーでアップ。スイムの陸トレも30分以上かけた。アミノバイタルを補給後、円陣を組み、入水チェックに。ダッシュ、ヘッドアップ、スカーリング、ドルフィンキックをした。

 

Swim 25:32 (116)

自分含めgulls5人で右端からスタート。インカレ経験者や他のブログで見聞きした程の激しさのバトルは自分にとっては感じられなかった。第一ブイで沈められた。誰かの後ろに着こうと考えていたがうまくできなかった。泳ぎながら目の前にでかい集団があって悲しくなった。2周目では近くに玄武がいたがうまく利用できず、ちょっと妨害してしまった。ここから右脇腹が痛くなって集中して泳げなかった。3周目後上陸時、時計は24:36だった。

 

T1

サポート希望で伝えてほしい事を3つも要求したくせに一つも聞き取ることが出来なかった。大変申し訳ございません。目の前に九大の野田さん、サイトウくん、目視で前方に玄武、筑波の小林くん。腹痛に悩まされながらビーチラン。後に大集団を形成した選手たち。やはりここで頑張らないと今後の命運を分けることになることが痛いほどわかった。竹村さんが落ち着いて行けと応援してくださった。そこで水を被ろうとするも失敗。乗車ラインでは宗生さんが玄武前いるから大丈夫と声掛けをしてくださった。野田さんから付いてくるよう声掛けをしてくださったが力が入らない。コース入りまでは東北の大岩さんに着いて行った。平野さん達の声援を頂いた。

 

Bike

コース入りの直前、ゲートが閉じられた。呆気なさすぎだろうと思いながら歩道に逸れる。10数秒後、やっぱりいけるとの声があり再スタート。予想外の立ち上がりで足をかなり使う。でも、こんな事をされるのだから間も無く切られるのだろうなと諦めの気持ちが大きかった。すると、よしおさん含めた7,8人のパックが後ろから来た。バイクの強い選手が多く、後ろに付くだけでしんどかった。回さなければ良かったのに流れで前に出てしまい力が出なくなった。そして、最大のミスをした。最初の折り返しで千切れたが、バイクの強い東北の丸山くんが一緒にいるから後で追いつけると思っていた。だが、丸山くんは足が攣っていたらしく結局パックを逃した。完全に人任せにして本当に申し訳無かった。2回目の折り返しは完全にゆっくりだった。橋本さんにいいぞと声掛けを頂いたが、この時先頭2人が逃げているのを見て終わったと思った。その後5,6人のパックと合流したが、奥の折り返しで切られた。

 

その後

切られた時、強く悔しいとは思わなかった。どうすればいいか、どういう気持ちでいればいいか分からず、呆然とレースを眺めていた。大集団で走っているGullsの選手にも声をかけていいのか分からなかった。陣地に戻ったらどう振る舞えばいいのだろうと思った。レースが終盤になっていくにつれ陣地に戻りたくない、このまま失踪してしまいたいと思った。自分が千切れたパックは完走を決めていた。それを見届けてから帰った。陣地に帰ると応援してくださった多くの方々から暖かいお声掛けをして頂いた。にもかかわらず、その時自分は今まで我慢していた“もう嫌だ、頑張れない”という気持ちを吐露してしまった。

 

反省

 今思えば調子が悪い時、幹部、インカレ選手だから部活に来ないといけないという義務感を振り切って1週間くらい部活を休めばよかったと思う。また、いくらオフシーズンに調子が良くてもインカレ予選後のインカレを想定した実践練をやるとき(6~8月)に調子が悪かったら意味がないと思った。持久系のスポーツといえど、練習量を積むより調子を維持したまま質の高い練習をすることの方がはるかに大事だと強く思う。3種目それぞれについて言うとスイムでは調子が悪いと思った瞬間練習を中断し、すぐに整骨院に行って調子を戻して練習で追い込み切れるようにすべきだった。オープンウォーターで毎回腹痛になる原因を真剣に探すのと、毎回の海練を死ぬ気でやるべきだった。バイクはもっと真剣にフィッテングをすべきだと思った。乗っているポジションが気に入らなくなればすぐいじって、そのたびにバイク練で鍛えられる筋肉がリセットされ、自分ではたくさん練習したつもりでも全然強くなれなかったのだと思う。ランは、ブリックが足りなかったのは言うまでもなく、月曜の全体練でも夏ごろには練習を途中でやめたり出し切ることが少なかった。あと、毎週朝ジョグに参加すべきだった。”強い”と呼ばれるgullsの選手は高頻度で参加しており、今年の団体メンバーもそうだった。

 

 総じてインカレ選手としての自覚の足りない今年の夏でした。年間目標であったインカレ80位以内というのも達成せずむしろ調子が悪い時から諦め始め、ただの口だけの人間になってしまいました。幹部、インカレ選手として本当に不甲斐なかったです。

 

今後について

 8月中盤以降で漏らしてしまった通り、一度部活から離れます。理由はいろんな要因が絡み合ったもので、公の場であるブログでは詳しく述べませんが、トライアスロンやその練習が嫌になって、この状態では新幹部をはじめとするチーム全体のモチベの高さについて行けず、部の雰囲気に悪影響を及ぼすと思ったからです。いつ戻るかについてですが、幹部を終えた先輩としてやっていく気持ちが湧いてきたら戻ります。その時は、競技力の向上よりかは練習を楽しむところから始めたいです。インカレのリベンジを決心するころにはもう手遅れになっているかもしれません。多くの方々の支えを受けていたにも関わらず、このようなことを決めてしまい申し訳ないです。

 

最後に

 応援してくださったすべての皆さん、本当にありがとうございました。全国大会出場という貴重な経験をさせていただきました。04幹部の皆さん、応援しています!

 

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