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インカレレースレポ

お疲れ様です、29の平野です。まずはコロナ禍の中、大会を開催してくださった関係者の方々、暑い中応援に駆けつけてくださったOB・OGの方々、そしてサポートや遠征の予定を立ててくださった02幹部をはじめとする多くの方々、本当にありがとうございました。皆さんのおかげで最後のインカレを走りぬくことができました。深く感謝いたします。


レース結果

Total 2:09:27(44)

Swim 24:43(90)

Bike 1:06:05(70)

Split 1:30:48(76)

Run 38:39(20)



<インカレまで>

 2週間前からグ〇コパワープロダクションのオキシドライブとアミノアシッドでドーピング開始(25歳は長期にわたってサプリを服用するのである)。1週間前から練習強度を落とし、一対一のハード系のメニューを行い、疲労は残さないようにした。

 前々日は午前にラン1000を1本とスイム100×5を行い、夕方は試走を兼ねてとバイクでコース2周(中々にハード)した。前日は午前中のうちにバイクコース1周と30分くらいジョグして調整完了。その後温泉で疲労完全回復。開会式ではカラフルな髪のたくましい身体の人たちにおびえつつ緊張感を高めていった。


<インカレ当日> 

5時20分起床。おにぎり3個とみそ汁、そして強さひきだす乳酸菌でおなじみR-1ヨーグルトで強さをひきだした。その後はアップまでカロリーメイト2本、カステラ3切れ、経口補水液を1本飲んだ。約1時間半のアップ(ジョグと体操)後、2Runを2袋、アミノバイタルパーフェクトエネルギーを飲み準備完了。


Swim

 一週間前からウェット着用が可能とのアナウンスがあったため、相変わらずのスイム力である自分は暑さより速さを取り迷わずウェット着用。みんなはすごく暑かったらしいが、自分は今年度サウナーとして活動していたためか、特に何も感じなかった。

 スタートはやや外側の2列目からスタート。小松のように思い切って一番外側(もしくは内側)に回るべきだった。自分の位置は例年以上にバトルが激しく、第一ブイを過ぎた後もずっと続いた。今回は自分のようなスイム力だと抜け出すことができず、1500メートル常にバトルがあるような状況であり、ゴーグルに水が入ったり、海水がぶ飲みしたりと非常にストレスが大きかった。出遅れたと感じたが、スイムアップ時で周りに多く人がおり、また小松がすぐ前という声があったため、悪くはないことを確信し、ビーチランに全力を注いだ。


T1

哲平、小松、樋口を確認したかったが、周りを見る余裕が全くなかった。ウェットは部のワセリンをここぞとばかりに塗りたくっていたため、すぐ脱げたが、ゼッケンベルトの装着がうまくいかず、かなり焦った。こそこそ練習した成果を発揮し、おそらく過去一ましな飛び乗りをしてバイクスタート。


Bike

 バイクに乗った直後、前に二人いたが、後ろに多く人がいることを感じていたため、あまり踏まず、すぐに靴を履いた。コースに出る前には7人くらいの集団になっていたが、想像以上にバイクが漕げず、後ろにつきっきりになった。コースに入るか入らないかのところで哲平に追いついた。ここで声を掛けたらドラマだったがお互い余裕がなかった。どんどん人を回収していき、1周目の折り返しまでには樋口、小松を回収した。パックが自分の実力以上に速く、付くので精一杯だったが、誰かに名指しで怒られ、たぶん僕のほうが年上なのに、情けないなぁ(トホホ…)と感じつつ、心ばかりに数回まわした。だんだんと苦しくなってきたとき、気を付けてはいたが3週目の奥で、後方での折り返しとなり、かなり脚を使ってしまった。立て続けに前の人と集団とに間が空き、隙間を埋めようと踏み、そこで脚を完全に使い切ってしまった。一瞬で前と差が広がり、ちぎられた。あとはもうほんとに地獄。応援で、自分がガルズの3人目ということが分かり、とにかく耐えた(正直3人目でなかったら心が折れていたかも)。4週目の折り返し後、立命館の選手に追いつき、二人で引いたり引かれたりしながら、何とか最終周に突入できた。最後は、東北の選手に追いつかれつつ、あまり速度も上がらないまま落車に気を付けながら漕ぎ切った。

 

T2

 バイクから降り、押して走るだけで脚が動かず、ここから10キロ走るのが信じられなかった。自分はここでゆっくりするとうまく切り替えられないため、素早く靴を履きランスタート。


Run

個人的にランはスタートのテンションが大きくその後のタイムに関わってくると思うので、走り出しのところでガルズの声援があったのが非常にありがたかった(誰かまでは確認できませんでしたが、ありがとう!)。謎に暑さはそんなに感じなかったが、何かあったら怖いため、給水は全部取り、飲みすぎかもと思うくらい飲んだ。そのおかげか、途中でつりそうになったり、ふらついたりということは全くなかった。バイクで脚を使ってしまったため自分が思い描いていたような走りはできなかったが、多くの選手をぬくことができ、正直ランナーとしては理想的なしめくくりではあったかなと感じる。今回のランは本当に周りの応援に助けられ、最後まで大きくペースを落とさず走り切ることができました。特に27坂本さんの「悔いのないように×2(関西弁)」は響きました。ありがとうございました!



今回のレースで僕のインカレは完結しました。思えば団体順位を自分のせいでつけることができなかった4年前から今回の団体6位は、強い選手のおかげもあり着実に部がステップアップしている証拠だと感じますし、常に保険のような立ち位置でしたが、団体順位に数回貢献できたことは、自分にとって大きな自信となりました。

バイクで小松のパックについていけていたら団体5位は獲れていた可能性はありますが、今の自分の力は出し切ったので、この結果を変えるには、もっと前段階から本気でバイク力をつけておくべきでした。あのパックで回し切った小松、そしてバイク後かつあの暑さの中ランラップ6位をとった中山には感謝と尊敬しかないです。


この数年自分がインカレに挑戦していた理由は「もし出なかったら後悔しそう」という想いや、「忙しいはダサい」と言いながら院でも競技を続けておられた27の小川さんや坂本さん、そして26の大上さんのような姿を見せられたらいいなというふわっとしたものでした。だからこそ、大した戦績もタイムも残していないにも関わらず、なんとなく続けてこられた反面、常に上を目指していた中山、玉麻、小松といった選手とは大きな差が生まれてしまったのだと思います。


インカレから自主練に取り組んでいる選手を見ることが多くなりました。トライアスロンのような体力系の競技はとにかく地道に練習を積んでいくことで、けがしにくい身体や本番で崩れない身体をつくることができ、それがタイムの向上につながると感じています。今の1,2年生そして3年生はまだまだポテンシャルが眠っていると思います。せっかくの大学生活、本気になれる場所に身を置いてくれたのであれば、みんな全力で上を目指し、続けていってほしいなと思います。来年以降さらにガルズが強くなることを確信しています。僕も全力で応援し続けます!!


重ね重ねになりますが、これまで関わってくださった先輩方や後輩のみなさんお世話になりました。02幹部も少ない人数のなか大変だったと思いますが、お疲れ様。少しゆったりして今後もぜひ競技続けて欲しいです。三枝も遠征係として色々わがままを聞いてくれてありがとう。そして何より同期の29のみんな、たくさん応援に駆けつけてくれてうれしかったです。特に今年は哲平の存在が大きく、常に意識していました。哲平がいなければ、ここまで真剣に本気で最後まで取り組めていませんでした。本当にありがとう!


ということで珍しく長々書いてしまいましたが、僕はこれからスナック菓子とアイスを力いっぱい食べ、お昼寝しに行きます。それでは、失礼します!

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