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インカレ予選を終えて

03草野です。特に書きたいことだけを手短に書きたいと思います。


レース前

春休みを終えた辺りから、毎日のようにインカレ予選の様子を想像しては緊張したり、意識して練習したりしていました。

5月なかば頃からはそれがパッタリ無くなりました。非常に良くないことでしたが、実力不足やインカレへの覚悟の欠如を無意識裡に悟ってしまったといったところでしょうか。


遠征中

前日の下見と、当日のレース。2日間の遠征となりましたが、自分にとって、総合的に見て色々と苦い遠征でした。もっと余裕と責任感を持ちたいと心から思います。


レース

スイム 29:29(72)

バイク 1:17:29(67)

ラン 52:04(67)

総合 2:39:02(72)


まずスイムですが、あんなにたくさん人が居たのに、1周目の半分あたりで周りが寂しくなってしまいました。ついていくこともできず、集団からは完全に置いていかれました。ここでもう少し粘れたら良かったのですが、力不足です。1人2人近くにいたので、そこからはずっとローテーションで泳ぎました。ヘッドアップの数も少なめで真っ直ぐブイまで泳げた気がします。海で泳ぐのは今年初でしたが、これまでの経験でなんとか乗り切りました。新潟の荒波に比べるととても泳ぎやすかったです。


T1。ウェットの早脱ぎ、ゼッケンベルト、ヘルメット。バイクを降ろして走り出す。ここは想定通りで上手く行きました。飛び乗りでトライスーツがサドルにひっかかって転びそうでしたが、なんとか耐えて漕ぎ出します。が、ビンディングシューズのテープがリングから外れていました。なんで?結局最後まで片足のテープは留められないままでした。


バイクが始まるも、正直、気分は重かったです。ガルズの姿を何度も見かけ、抜かれながら8周。本当に長い。最後の周回でほぼ人が居ないという状況は、あまりに苦しいものでした。


T2へ。飛び降りのあと、いつもシューズが地面に当たり、ぐるぐる回るのが鬱陶しくてしょうがなかったところ、今回はしっかり改善できました。


ラン。足や心肺にそこまでダメージはなく、1周目は自分的に悪くない走りでしたが、2週目はガクッとペースが落ちました。横隔膜の痙攣が始まり、まともに走れたもんじゃありませんでした。3周目になると完全に折れて、すこぶる情けない姿を露呈してしまいました。登りは歩くことなく突破しましたが、内蔵がやられてたのか、下りで歩く羽目に。練習のとき、下りの良い感覚を掴んでいたのに、微塵も活かせなかったのは悔しいところです。



こうしてなんとか完走できましたが、なんとも実力通り等身大といったところです。予選前、風邪?で2週間ほど休んでしまい、ガッツリ体力を落とすという愚行。体調管理なんて勝負以前の問題、と響平さんから軽く叱責を受けました。ぐうの音も出ませんね。

インカレに出るんだ!と息巻いて、身を奮い立たせて練習していた春休みが1番楽しかったです。正真正銘、正々堂々、精一杯。世の中は甘くないことも、自分の甘さも知っていながらあのときだけは6月の因島を見据えて走れていた唯一の期間だったのかも知れません。




最後になりますが、応援、サポートしていただいた方へ。本当にありがとうございました。あなたのおかげでレースを完走、遠征を無事に終えることができました。心から感謝申し上げます。

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