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ウミガメとカモメたち


ご無沙汰しております。最近までき「きまZ(きまぜっと)」の読み方を「きまずぃ」だと勘違いしていた4年のよしおです。今まで僕の「きまずぃ~」を聞かれた方、きまずぃ思いをさせてしまいすみません。今後使っていきます。きまぜっと(エ?もう古い??)。


さて、現在わたくしは現在卒業論文の計画書提出に追い込まれに追い込まれ、白目で先行研究を読み漁っています。DeepL先生には本当に頭が上がりません。最近メンタルが限界すぎて、ねこあつめというアプリを入れました。僕のメンタルが壊れていないのは、ねこあつめのおかげです。最近のメンタルはねこちゃんかわいい~~⇒先行研究なさすぎぃぃぁいあああああ⇒ねこちゃんかわE(以下ループ)の乱高下です。みなさんも始めてみてください。ねこあつめ。かわいいですよ。



前置きが長くなりましたが、7/16に開催された日和佐うみがめトライアスロンに出場してきたので、現実逃避を兼ねてのレースレポです。

実は自分は去年から春兼氏とこの大会にエントリーしており、今年は繰越エントリー枠として出場しました(繰越エントリーを設けてくださった大会関係者の皆さんには本当に感謝しかありません)。宗生にとってこの大会は入部の動機にもなったほどの大会だったそうですが、2020年にはコロナで中止(そもそも入部してない)、2021年にはインカレ地域予選に出場したため不参加(この年もコロナで中止)、2022年には1週間前に急遽開催中止と、まるで宗生に嫌がらせをしているかのような神のいたずら具合。特に2022年の開催中止の電話がかかってきた直後の魂が抜けた真っ白な宗生の顔は忘れられません。そこで今年、ついに開催が決まり、天候も晴れ!僕までも嬉しくなりました。この大会に賭けている宗生は2週間前から現地入りしてトレーニングを行うというオリンピアンばりのガチっぷりを魅せてくれ(ただの帰省やないか)、僕まで気合が入りました。目標はGulls3位、そしてインカレの予習。


前日

 縦積みハイエースで出発。車内は浜野氏のカラオケ会場と化した。昼食は徳島入りしてから食べたが、駐車場入り口が狭すぎる定食屋さんや、ご飯がすでにない定食屋さんなどと出会い、空腹の浜野がかなりいらいらしていた。結局メニューの字体がホラーすぎる定食屋さんに駆け込み、僕たちでご飯をなくしてしまった。安くてとてもおいしい定食屋さんだった。

夜は春兼家にお世話になった。大人数で押し掛けたにも関わらず、ご飯までごちそうになり、本当にありがとうございました。本当にいい場所でした。花火大会が開催されていたので、みんなで見に行った。この「みんなで花火大会」といういかにも大学生な経験は4年目にして初だったので嬉しかった。11:30就寝(遅!!)。トイレに2回起き、2回目に廣本の腕を踏んだ気がする(ごめん)。


当日

 5:30起床。クリスマスソングのような樋口のアラームで目が覚めた。本人曰く「やさしめ」だそうで、いつも集合時間ぴったりに鳴らす警報アラームではなかったので確かにやさしく目が覚めた。ゼッケンやナンバーシールなど朝の準備をした。相変わらず小食の宗生は市販の団子3つ(単位は串ではない)を食べ、苦しそうにしていた。廣本は寝ていた。


会場についてからは、ハイエースから受付までが遠く、準備に手間取ってしまった。時間を間違えており、試泳に間に合わなかった。入水チェックができなければDNSという大会もあるので背筋が凍った。もっと早く準備して、トランジバッグ的なものを用意しようと心に誓った。アップにはあまり時間が取れなかったが、しっかり心臓上げはできた。スタート地点の近くに拠点を作ってくれたまいちゃん、ありがとう。


スイム

 インカレへの練習をしたかったので、ノンウェットで参戦。初のODノンウェットだったので緊張したが、寝れたし、ライフセーバーの方もいるということで思い切って決断した。「ノンウェットで行こうと思ってます」と言った樋口は漆黒の外套に身を包んでいた。着てるやん。

 

一番左の二列目に陣取りスタート。飛び込みの一斉スタートだったが、もみにもまれた。いきなり水温22度に飛び込んでしまったので、呼吸が浅くなり、若干過換気ぎみになり、焦ってしまったが、身体の反射が起こっているという知識があったので、たくさん息を吐くようにした。足をつかまれるようなことはなかったが、波が横ではなく縦に高く、思うように進めなかった。ここで抜け出す力と技術があったらなぁ。と思いながら人の波に飲まれた。次の大会では絶対に自信をもって挑めるように得意になって帰ってこようと心に誓った。


第一ブイあたりでバトルが落ち着き、呼吸も戻った。そんな時、隣に突然黄色いViewゴーグルが見え、浜野大西樋口の誰かだ!逃げろ!!と思いペースアップするとその選手もペースアップ。あれ、割と速い?じゃあ後ろつくかと思いペースダウンするとその選手もペースダウン。結局二人で並走して1周目スイムアップ。仲良しか。黄色ゴーグルの正体は大西だった。いやお前かい。陸ではアンクルバンドに緩みを感じていたので、落ち着いて締めなおした。実況の細田雄一さんに「いい判断ですね!」と褒められうれしかった。飛び込みには普通に失敗し顔面から落ちた。


2周目、途中でまた大西に追いついた。ノンウェットに若干慣れ、ペースアップして大西を抜いた。2周目はオレンジ帽子の速い人の後ろにつかせてもらい、10人くらい白帽子を抜いてスイムアップ。スイムは1200くらいだった。スイムアップ直前にはトランジでの動きをイメージした。


T1

 ビーチランが長い!!そして坂ァ!!!陸に打ち上げられたお魚さんのように口を大きくあけヘェヘェ呼吸しながらウェットを4人ほど抜いた。相当見苦しかったと思うが、気にしている余裕はなかった。かなり前に廣本か玄武が見えたので、追いかけた。トランジエリアが縦に長すぎて、自分のバイクがどこにあるか忘れてしまった。やや行き過ぎて逆走し、バイク頑張るぞとヘルメットを付け始めた時、「2030番!」との声。あれ僕やん。なんや?「はいアンクルバンド」

ホワッッッ!!!???

どうやらスイム中かビーチランで落としてしまっていたらしい。やっちまった。一気に豆腐メンタルになり「これ記録残りますかねぇ」と聞いたところ(呑気か!)、「残るよ!」と言ってくださりメン樽は復活した。大西と浜野が後ろを通っていくのが見えた。


バイク

 前日に試走ができず、とりあえず坂がすごいとだけ聞いていたので、DHバーは外し、かなり抑える作戦にした。補給にはOS-1と体にかける水、マグオン2包を用意した。乗車後すぐ前に浜野がおり、バイク乗りだからかわからないがカーブ時のバイクの傾け方が巧妙すぎる浜野を追いかけた。追いつきかけてはカーブで離されを繰り返していたところ、5つ目くらいのカーブで、進入禁止柵の間隙を巧妙すぎる角度で通過しコースアウトしていった。僕も間違えかけたが浜野の通過直後、審判の方が道順を指さしてくださったので、浜野の顔とたくさんの思い出を噛みしめながら正しいコースを進んだ。いい奴だったなぁ。


その後狭い河川敷を抜け、坂に入ってきたところで廣本を抜いた。かなりしんどそうだったので心配になった。坂は財前やら野呂山やら仁賀ダムやらで鍛わっていたのか(あれ、平地のコース1個しか知らないぞ??)、かなりの人を抜くことができた。本当にアップダウンが激しく、ジェットコースターのような感覚だった。途中見えたスカイラインの景色は確かにきれいで、来てよかったな、と思えた。


周りに人が全くいなくなった16㎞地点、あれ、僕結構前なんじゃね?と淡い希望を抱き、いつすれ違うかな~前に誰がいるかな~今ガルズ何位かな~とわくわくしていた登りで、セミの鳴き声が聞こえたなと思った瞬間、何かがすごい勢いでかなり真横を通過した。一瞬理解が追い付かなかったが、数秒後に1位の方とすれ違ったと分かった。セミの鳴き声はラチェット音だった。いや速ぁ!その後はしばらく開けて20人くらいとすれ違った。あんまり速くなかったか~残念。折り返しまででガルズ5位。スイムでミスったけどここから2人抜かす!と意気込み、帰りも頑張った。


28キロ地点くらいで玄武をとらえ、抜かした。体調が悪そうだったので心配になった。よし、これでガルズ4位だと思い坂を下り始めるも、後ろから聞きなれたラチェット音が離れない。「すいませんやっぱ先行きます!」と声が聞こえたかと思ったら、バイクと一体化してるんじゃないかと思うくらいに姿勢を伏せた玄武に抜かれた。その姿勢のまま下りカーブを曲がっておりさすがだと思った。僕も技術練やらないと。。。結局玄武との決戦は、トランジ200m手前で抜かすという最低渋滞ムーブをかました僕に軍配が下りた。運転下手でごめん♡と声をかけると、大丈夫です!と返ってきた。優しい。ボトルのOS-1と水、マグオンは初めてすべて使い切った。過酷ぅ♡

 

T2

 「僕もう出し切っちゃったんで先行ってください!」と玄武。「玄武の分まで頑張るよ~」と僕。優しい世界。


ラン

 バイクで温存したはずだったが、かなりダメージが来ていたことが分かった。あと暑すぎる。34℃と聞いていたが風と日影がなく、それ以上に感じた。きついけどそんな時こそフォーム!一歩を最適化する!接地!腰の位置!と常に心に念じて走った。モンハン3rdをやっていたころからの作業厨っぷりがいい仕事をしてくれた。かなり暑かったので、エイドでは氷をもらい、手のひらや上腕部を冷やし、冷やし終わったら首や腰に挟んだ。このおかげかほとんど暑さで垂れることなく走れた。研究室でいつも聞いていることがかなり生きた。


途中のエイドでは柄杓を持った中学生男子たちがにやけながらこちらの動向を伺っていたので(すごい字面)、お願いします!と身体を指さすと、大喜びしながら水をかけてくれた。きもち~。ふだん人に水をかけるなんてできないよね。そりゃ楽しいよね。そんなこんなでかなり復活。


3㎞くらいのところで1位の方とすれ違った。え、速すぎん?と思っていたすぐあとくらいになんとおかしゅん。いや速いな!?速すぎて軽く引いたが応援しておいた。バイクランで何人抜いたの???と惚れ惚れしている最中、すれちがったのは岩月。いやお前も速いな!?正直もう意味が解らなかったがなんだか元気が湧いてきた。さて、次は樋口…と探していた時、折り返しのすぐ前くらいですれ違った。チャンス。300mくらい前にいたが、肺が赤信号を出していたのでうまく追いつけなかった。帰りの運転もあるし…4位でもいいかな…と一瞬思ったが、どうしても目標の3位を取りたかったのと、言い訳したくなかったので頑張った。300m差ならキロ10秒僕の方が速かったら7キロ地点で追いつくな…などと意味不明な計算をしてペース配分した。相当暑さにやられていたらしい。後で聞いたが、折り返しで僕を観測し、ペースアップしていたらしい。策士。結局7キロくらいで抜けた。薄底アディダスでよく頑張った。すごし。


しかしよしお氏には一番の懸念点が残っていた。春兼氏とすれ違わない。バイクでも見つけることができなかったので、何かあったのではないかとずっと心配だった。いない。大丈夫か…と思っていた8キロ地点で、見慣れたZERODが見えた。「脚攣った!!あと1時間待っててぇ!」と叫んでおりとても苦しそうな顔をしていたが、何とか走っていた。本当にうれしくなり、ゴールで待ってるぞと伝えた。身体が軽くなった。この残り2キロが意外と長く、息が本当に苦しかったが、最後にはペースアップしてゴールできた。


ゴール後は次々とガルズが帰ってきて、大西が帰ってきたとき、沿道のガルズたちに(同伴来い!!)という合図をし、目の前にいた樋口と中村が反応して行ったが、おかしゅんだけその場にとどまっていた。後で聞いたがトイレに行きたくて面倒くさくなったらしい。総合二位はとても薄情である。


結局自分たちのゴールの50分くらい後に宗生が命からがら帰ってきて、ガルズ6人で同伴ゴールした。4年越しの夢を叶えた宗生の姿は本当に輝いて見えた。僕まで嬉しくなった。学生ラストレース、短かったけど、楽しかったね。


⇧周りは歓喜のゴールだが本人は全くそれどころではないの図



結論

 日和佐はいいとこ!!

自然豊かで本当にあたたかい大会でした。インカレに出る気持ちで出たレースでしたが、本番に向けた課題が数多く見えてきました。アンクルバンドの関係でランラップしか記録が残りませんでしたが(おかしゅんと一緒だね☆)、総合13位、年代別4位と、去年の福トラ30位やらミドル100何位と比較して成長を感じたレースでした。安城コンビに隠れてますが初めてGulls3位、総合10位台を取れました。この活躍を讃えてくれたのは樋口君、創平君、彩乃ちゃんだけでした。ありがとう(涙)。それと、初めて言い訳しないレースができたので自分の実力がよくわかりました。待ってろインカレ。一緒に出てくれたみんな、最高の思い出ができました。本当にありがとう。





さて、よしおは研究計画書作成に戻ります。待ってろよ夏休み!(いや院試でそれどころじゃな)

にゃお~~~~~~~~~~~~ん↑↑↑









新着メッセージがあります。











?「あいつと見たかったなぁ」








つづく!

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