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初めてのトライアスロンレースは一度切り


お久しぶりです。07の門田歩子です。

赤穂でのトライアスロンの初レースは、真夏の灼熱の中での過酷な戦いとなりました。レース中は苦しくて何度も心が折れそうになりましたが、それでも何とか前へ進むことができたのは、沿道からの温かい応援のおかげです。「頑張れ!歩子!」という言葉が心に響き、力となりました。ゴールした瞬間の達成感はこれ以上ないくらい特別でした。支えてくれたすべての方に心から感謝します。

 

さて、レースレポートです。

レース前日

赤穂に到着し、暑い常夏の島を感じさせる椰子の木を見た瞬間、ハイエースでの元気が一気に失われた。車を降りた途端、アスファルトの熱気が身体に伝わり、下見をするだけで汗が止まらず、明日の完走が本当にできるのか不安でいっぱいに。しかし、受付でプログラムを見て、2部女子の参加人数が少ないことに気づくと、少しずつ気持ちが前向きになり、元気が戻ってきた。その後の買い出しや夕食では、07Girls 3人でテンション高めでレースのことを忘れるぐらいはしゃいで、夜のホテルでは、何があっても、絶対完走しようと約束して、10:00には寝た。

 

Swim (T1含む 23:22)

水温が32℃と聞いて「お湯やな!」と思ったが、大学のプールで34℃に慣れていたので、大丈夫だと自分に言い聞かせた。スタートで失敗したくなかったので、前の方で合図を待った。近くにはgullsの人がたくさんいて安心できた。スタート時、隣に勢いよく飛び出した人がいて、一瞬ついていこうかと思ったけど、自分はスイムで貯金を作る作戦。なのでボートにピッタリついて泳ぐことにした。ボートが先導してくれたおかげで、迷わずに泳げて、気づけばスイム終了。専属コーチがついているかのようで、意外と快適な泳ぎだった。


T1

「とりあえず一旦落ち着こう」という先輩方の声かけで、まず水を飲んだ。後ろの選手を確認をしてから、ゆっくりビンディングをはめて、スタートした。

 

Bike (T2含む 1:24:31)

多分このレース以外味わうことができないであろう、一周目だけ気持ちよく先頭を走らせてもらった。しかし、その次の周回から合流や抜かれで、自分の心地よいスピードが分からなくなり、その上腰が痛くなってきた。07男子には予想通り、たくさん抜かれていき、抜かれていくたびに「あーあ」という気持ちになりつつ、ターンではコーンに激突して滑稽なライドに。けど、結果的には楽しかったんじゃないかな。07真由とすれ違うたびに、スマイル交換も良かった。07こころには、気づいてもらえず少し寂しかったが…

反省としては、先輩が定期的に「補給!補給!」って言ってくれたが、ジェルも飲まず、水も半分くらい残してしまっていた。これが、ランで地獄を見ると思ってもみなかった。

次は飲みます!!

 

T2

まず、ビンディングがうまく外せてホッとしながら、トランジエリアを間違えて、奥の男子のエリアまで全力ダッシュ。先輩らに「もっと手前!」と言われて焦ったら、ふらふらして転けた。自分でも情けなさすぎてかえって笑えた。そのまま、ゆっくり靴下を履いて、水を飲んでスタート。

 

Run (55:05)

バイクでの水分補給不足と暑さのせいで、一周目から全然進んだ気がせず、「何周走らないかんのやろ!」と少しモヤモヤしたまま、補給所に入ったところで、紙コップをゴミ箱ではなく台の上に捨ててしまって、逆におばちゃんに怒られるはめになった。このおばちゃんの怒りも、水分不足と暑さのせいだろうか。

レース中、脚が動かないときもあったが、必死で腕を動かして気持ちだけでも前に進もうとあがいた。先輩から「ガーミンで距離を確認して走ると、より進んでない気がするよ」と教えてもらっていたので、ガーミンで距離とついでに速さも見ずに、思いのまま走った。次のレースは、バイクで水分をしっかり摂って、ガーミンで速さは確認しながら走りたい。

 

今回07デビュー戦で全員が完走を果たしたことは、本当に感動したし、とても嬉しかった。自分のレースとしては、ほろ苦いものになってものの、初めてのトライアスロンレースは人生で一度きりの挑戦。多くの学びを得て、まだ一人前とは言えないが、確かに立派なトライアスリートの第一歩を踏み出せた。まだまだ勝負させてもらえるような土俵に立ててないけれど、努力を続けていつかは他大学にも名を知ってもらえるぐらい強くなりたい。

 


これからの練習では、バイクのハンドル操作や姿勢、持久力を磨き、ランでは怪我のないフォームを追求し、走り込むつもりである。そして、次のレースでは07男子と堂々と戦える成長した姿を見せたい。

 


これが自分の決意であり、これからの目標です。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

これからも応援よろしくお願いします。

 
 
 

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