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初めてのミドル

お疲れ様です、05山本です。先日10月8日に九十九里トライアスロンに参加し、初めてのミドルディスタンスに挑戦しました。一言でまとめると、ミドルのレースはとても楽しくまた挑戦したいと思えるものでした!ただ身の丈に合ったレースであるかは吟味する必要があると強く感じたレースでもありました。反省すべき点も多いです。少し長くなりましたが以下レースレポートです。

 

エントリーまで

 エントリーのきっかけはいつだったかは忘れてしまったが創平に声をかけてもらったことだった。正直最初は会場が遠いしエントリー費用も決して安くはなかったので迷った。また赤穂を完走したばかりの自分にミドル(スイム1.9m,バイク91㎞,ラン21㎞)を完走できるイメージも持てなかった。ただ渋ったもののコースや大会規模の大きさには惹かれてしまい、結局エントリーを決意した。まだ移動手段や宿泊先の不安は残っていたがとりあえずは練習に集中して忘れることにした。

 

レースまで

8月末のさくらおろちは天候不良で完走はできなかったが、全体的に赤穂からの成長を感じられるレースで少し自信がついた。9月以降はミドルに向け少しずつ距離を延ばすことを意識。9月には創平の地元でバイク練習もした。九十九里のコースのように平坦中心でいつもとは違う環境での練習は長期休暇らしく良い気分転換になった。9月中盤以降はまとまった時間がとりにくく練習量は落ちてしまい不安だったが、Jogの距離を少しずつ伸ばすなどできることは続けた。同時にレースの中身に直接は関係ない不安もずっと頭の中にあった。九十九里周辺は宿が少なく、気が付けば宿泊先が取れない状況になっていた。範囲をかなり広げて検討したが、自分たちには高額すぎる部屋しか残っていなかった。創平からその辺の心配が感じられず、少しいらだってしまったのが申し訳ない。結局は車で九十九里まで見に来ようとしていた父に頼み、なんとか車を利用できることになって解決した。本当に感謝しかない。もうこれしか手段は残っておらず何とかするしかなかったが、バイクを2台積む方法など当日まで不安しかなかった。レース2日前の金曜日から父と二人で移動をはじめひとまず予定通りに千葉県に着いた。

 

レース当日

 3時起床。ホテルから車で約1時間かかり少し早めの移動をした。駐車場でバイクを組み、会場に入るととても多くの人が既に準備をしていてテンションが上がった。バイクもトラブルなく順調だった。

 

SWIM 35’40(136)

 第一ウェーブでバトルにもまれるのが嫌なので後ろからスタート。味は今までで一番よくとても泳ぎやすかった。ペースはよくわからなかったが、ヘッドアップ多めになんとか耐えた。スイムアップ時点の位置はわからなかったが、前に大集団は見え続けていた。

 

T1

 トランジエリアまで約1㎞。カーペットが敷いてあったが、砂利道で足裏が痛い。歩いているおじさんを何人か抜きバイクへ。

 

BIKE 2’44’13(100)

有料道路を貸し切ったコースは平坦でとても走りやすかった。ただ海岸沿いで風はとても強く、特に周回の折り返し地点までは爆風に感じられた。2周回のうち1周回目は今後に備え控えめに。翼さんに「一人で走るな」とアドバイスをいただき守っていたが、TTバイクのおじさんにどんどん千切られる。60㎞過ぎた時点から腰が痛くなり、あきらめて向かい風の時はゆっくり折り返すまで我慢した。途中からODの人も合流しコースが渋滞気味に。ふらついている人と接触しないように声を出しつつODの疲れている人を抜くことを楽しみに走った。最後は追い風でランのこともよぎったがハイになってつい踏み込んでまった。最後の7㎞くらいは50㎞/h出ていたように思う。

 

RUN 1’35’08(27)

バイクは結構踏んだが足は動いて、意外といけるのかも?と感じた。ランコースも平坦で走りやすく、まず10㎞は頑張ると決める。だいたい4’10/kmで10㎞は走り終え、まだまだいけそうだったのでいけるところまでキープすることにした。ODの人がゴールに向かう中、ミドルのコースはゴールをスルーして住宅街の細い路地へ。ODの人がいなくなってコース上に誰も見えない時間が始まり、このあたりから少しずつつらくなってきた。沿道の人が「広島だって!?」、「広島すごいね~」と驚いている反応を見て、応えたかったが余裕がない。足が重たくどんどんペースが落ちてしまい、キロ4分台は守るよう粘ったがラスト1㎞はもう止まらないことだけ考えた。

 

総合42位(年代別2位) 5’07’27

 

まずは初ミドルを完走できてよかったです。苦しくもとても楽しく良い経験になりました。またせっかくなら創平にも勝ちたいと密かに思っていて、ランも想像以上に走ることができ、あわよくば全種目で勝てるのではと考えたがランだけはランパートに花を持たせてしまった。

 

この遠征を無事終えられたのも多くの人の支えのおかげです。運営やボランティアの人が多く常に声をかけていただきました。創平にはエントリーのきっかけからオフのモチベーション作りまで、常に刺激をもらい続けました。またこれからも切磋琢磨しよう!赤穂で良い結果を出せた翼さんのトライスーツを再びお借りし、廣本さんからは差し入れもたくさんいただきました。遠征前には様々な言葉をかけてもらえて嬉しかったです。そして何より父の力が大きかったです。ただの応援のつもりが実質サポートとして荷物や当日の移動のほとんど手伝ってもらい本当に感謝しています。次回以降レース以外の部分も計画を立てたうえでエントリーすべきか考えるべきと強く反省しています。たぶんもうしばらく千葉には行きません。

 

今年のレースは終わりです。トライアスロンを知るには十分出場したつもりです。このイメージを大切に、これからも頑張ります。05の中で絶対に埋もれません。

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