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因島の決闘2024

こんにちは!

最近大学院の別に専門ではない言語学の授業でレポート10枚を課せられ(は?)、危うくアイヌ語ネイティブになりかけた吉村です(シバくぞ~😊)。ただの中間レポートにしてはやりすぎじゃないですかね???皆さんの中でこのレベルできつい授業ってありましたか?あれば教えてください。

 

さて、今年もありがたいことにインカレ予選に出場することができたのでブログを書かせていただきます。毎回のごとく長いので(今回は6800字も書いてしまいました♨大変申し訳ございません)、必要に応じてChatGPTなどで要約してください。

では、はじまりはじまり~

 

レースまで

恥ずかしい話だが長良川ミドル以降、左ひざの前というよくわからない部品に違和感があり練習があまり積めなかった。怪我をしたら予選を突破できたとしても本戦までの練習を積めなくなるので、練習を休むという選択が必ずいい結果をもたらすと信じて、2週間前は完休を増やしつつ、ほぼスイムに絞った。去年予選2週間前に肩とお尻をけがし、1週間ほぼ何もしなかったが走れた経験が活きた。1週間前にはいつも通りの練習。月曜に1000*3、火曜にバイク、水曜に50*10の1:1、木曜休、金曜ジョグ。

実験やらゼミ発表やらで練習時間があまりとれない中、本当にあっという間にレース前日を迎えた。積み込みでは調子が悪かったのか(元)同期が暴れており、後輩の積み込み中に漫画を読み,偶然院生が多くなったハイエースに対して「ジジイハイエース」などと言う暴挙に出る始末。HSMTさんが切れかけていた。宗生さん助けて~。予選までは特に緊張はしておらず、やるべきことをやれば大丈夫、という自信があった。前日はバイク15kmとレースペースランのブリック。いつも1km走るところを、今回は足の都合上500mにして、代わりに上り坂を登った。

その後はやよい軒で生姜焼きを食べ(他大も含め何だか本当にみんないた)、10時消灯、10時半くらいにぬるっと睡眠(少し緊張はしたが寝れないというレベルではなかった)。よし、これで4時半まで6時間は寝られるぞ~。

 

レース当日

 3時半尿意起床。なんでやねん。もうちょい寝させてくれと思ったが、スッキリしており寝られたのでハッピー。4時過ぎまで目を瞑りながらレースのイメージをした。去年の0時間睡眠と比べると大進歩。岩月も寝られたみたいなので皆さん!我々は大進歩してますよ!!当日はできるだけ直射日光を浴びないように、日陰で応援、観戦した。女子の部を見て、新たな中四国女王の誕生には感動した(早く脚治してね)。かなり暑かったので前日イオンでもらってきた氷を体に塗って冷やした。女子、九州ブロックではスタートの合図でイメージトレーニングを行った。OBさんがたくさん来てくださり、特に来る来ない論争になった01小松さんと02宗生が来てくれたことに驚いたが(二人とも真っ白だった)、とても嬉しかった(ちなみに来ないと言っていたのは1人だけで、後は皆来そうと言っていた)。

 

スイム

目標 攻めてみる

4月からピッチを上げる練習を増やした。プールでの調子は良く短水で100*15を1:30で回れていたが、海練では2回もABコースの皆に千切られ、毎回低体温で手が痺れ始める始末。何かおかしいぞと3回目の海練前にウェットを確認した所、いつの間にか左脇が30㎝ほど避けており、脇毛のみ露出するセクハラロングジョンと化していた(もっと早く気づいて❤)。その日の海練後、ウェットスーツの破れを治した日から一気に調子が良くなり(当たり前だ)、100*5*3(1:30)を余裕で回ることができた。なので今回はそのペースを目標に攻めてみることにした。22:30。自分がインカレで目標としているペース。

 

真ん中2列目に陣取り。先頭のタマさんに「前に来い」という無言の圧力を掛けられた気がした。ちなみに30分スタートと聞いていたが、20分に海に入るよう指示された。嫌な予感。みんな急いで飛び込んでおり、場所取り合戦だ!と気付き僕も急いで飛び込んだ。嫌な予感は的中し、アナウンスが聞こえず本当に急に始まった。ただ去年の経験が生き、鬼の反射速度でガーミンをスタートさせ流れに乗ることができた。

一周目はとにかく人に付いた。上陸までがスイムで集団を作るためには頑張り所だと思っていたのでちょっと頑張った。いつもは日和るところが、最近のスイムでは自信がついており混雑していたがゴイゴイ行けた。クラゲなのか人の足なのか藻なのかよくわからないやわらかいものを何度も触りながら、フォームは意識した。

ただこの時すでに呼吸が苦しく、体の様子がおかしかった。一周目の上陸時は目の前にこうへいがいた。抜かしたいと思ったがこの時すでにフラフラで、気分が良くなかった。なんとか生きてバイクランしたいと思ったので、心拍を下げるようにキックは控えめに、ただ流されないようにピッチは早く泳いだ。

終始隣にロングジョン青キャップニキがおり、一旦後ろに着こうかと思ったがインカレ予選でその判断は致命的かもと思い結局隣で泳いだ。これを3回ほど繰り返した。2週目の奥のブイでその選手が蛇行した時、一度前の選手に乗り上げてしまった。あ、ごめんなさいと思ったらその選手が振り向いてきた。

 

玄武だった。

 

見紛うことなく完全に玄武で、ばっちり目が合った。スイム中に前後で1秒見つめ合うという前代未聞の珍事を起こしてしまった(ごめんね)。その後第二ブイを過ぎたところで後ろから僕と青キャップニキの間に結構割り込んでくるオレンジキャップニキがいて、殴る蹴るなどの暴行を受けた。なんやこいつは…。これは非常に痛かったので後ろについたが、何やらキックの音に聞き覚えがある。バタバタとやたらと水中でも音が鳴るオレンジキャップ、青ラインウェットニキの正体は岡田だった。岡田や玄武より前に行きたいなーとは思っていて残念に思ったが、外さない2人と一緒の位置にいれたのは良かった。二周目スイムアップ。気分が悪くいよいよ吐きそうだった。ただ応援の声(特に彩乃ちゃんとさよちゃん)が聞こえてきたので笑顔で答えた。ちょっと元気になった。3周目もなんとか気持ち悪さに耐え、打ちあがらずに完泳。集団で上がれており良かった。どうやら10秒くらいの間にGulls4人くらいが上がっていたらしい。陸に上がった瞬間視界が傾き、ビーチランは全く走れなかった。過酷。

 

⇧2周目、笑顔のよしお。なにわろてんねん。今にも吐きそうだったのは内緒。

 (松浦さん写真撮っていただきありがとうございました!!)

 

result(トランジ込み?) 

25:45(37) 同タイミングで上がった人たちのログを見ると23分台…?長かった?

 

T1

よ〜く通る声で「中四国7位!」と聞こえてきた。もうちょい前で上がりたかったな〜

◯田◯介に殴られてガーミンが外れかけていたことを忘れており、普通に落とした(海で落とさなくてよかった…)。そして普通に拾った。集団で上がっていたようで、振り向くと大勢いてびっくりした。バイクラックに進入する向きが逆で、ラックをくぐった。T1では岡田、玄武などを確認すると同時に、大西がいてかなり驚いた。え、速くね??

⇧顔が死んでいるT1。目の焦点が定まっていない。

 

バイク

目標 エアロで攻める

1600km乗り込んだ3か月後だったが調子はかなり上がっていた。ミドルの80kmは200w以上で踏めたし(但し暑くはなかった)、海練後の仁賀ダムでは20分が普通に切れるようになり、岡Dらとの集団走(3割くらいしか引いてないが)で不意にFTPを更新するなど絶好調だった。DHバーにはライザー50mmとエアロブリッジを使用し、長良川ミドルと同じポジションにしていた。練習会やグスピ周回の刺激入れでは、DHポジションで220w以上で踏めず。ライザーの高さと出せるパワーが明らかに反比例しており、ライザーを40mmするかなしにしようか迷ったが、直前過ぎてリスクが高いと判断したためそのまま使用。また補給はマグオン2包、レースであまりやったことがないが打ち水用の水とポカリスエットの2ボトルを用意。これらは結果論だがいい判断だった。

 

バイクスタート

飛び乗りを決めたは良いものの、ボーッとしてしまい全く踏めない。230w位を考えていたが180wできつい。アレ?熱中症か…?暑い中ウェットを着た、という状況から竹村さんのインカレレースレポが頭をよぎった。何度も読んでおり、「記憶がなかった」「奥の折り返しを過ぎたころから踏めるようになった」とあった気がしたので記憶が飛んだかどうかを重視して焦らず行くことにした。1周目と2周目は日差しが痛かったのと、とにかく身体がだるかったのでポカリをがぶ飲みし、お湯になっていた真水ボトルを体に掛けた。少し涼しくなった。この時の出力は180wくらい。やばい、この前のミドルより踏めてないと焦った。後ろで距離を詰めてくる小嶋と創平にはプレッシャーを感じた。そんな中でも「抜かれてたまるか!インカレに行く!!」と強く思い、立て直した。自分でも驚いた(笑)。3周目から感覚が良くなってきて、200w前後で踏めるようになった。長良川と一緒のパワーだったが、速度は周囲と比べ十分出ており、長良川で走れた経験を思い出しながらバイクで出し過ぎないようにした。4周目くらいで創平がバイクを押して歩いているのを見て、何とも言えない気持ちになった。

このあたりで体に余裕が出てきたため、Gullsの様子を確認した。玉麻さんはディスクホイールの音を響かせ(メガネにはヒビが入っていた)、岡田はよくわからないメーカーのサングラスをぎらつかせ、玄武は顔が元気そうだったので安心。そして大西も絶好調のようだったのでランで走れるか不安に思いつつも驚きと安心。特に心配だったのが周回を重ねるごとに(眩しさで?)顔のしわが一つくらい増えているんじゃないかというくらいしわしわになっていった岩月と(サングラスしてくれ!!)、周回を重ねるごとに首が傾きサングラスの下は白目をむいていそうな樋口だった(むいてた?)。皆僕よりも実力のある選手なので心配するのは失礼だなと思い、自分のレースに集中した。

奥の折り返しではつづりちゃんと06の2人が黄色い声援(と順位)を送ってくれたためとてもとても元気が出た。本当にありがとう!周回カウントしてくれたクサヴァーさんと06二人、人一倍デカい声で応援してくれた彩乃ちゃん、元気が出ましたありがとうございました。

4周目くらいから往路は風がかなり強く、200wで25km/hになってしまう区間があり、心が折れかけたが「僕は全人類で最もエアロで賞」、「動くエアロヘルメット」などと自らを鼓舞することで耐えた(今思い返すと頭が悪すぎる)。往路の向かい風区間はrpm100くらいで回し、顎を肘パットに近づけるようなポジションで「回し」、復路の追い風区間では調子に乗って踏んだ。ボトルの水も追い風区間で飲むようにした。向かい風だと同じ速度を出すためにその分トルクをかけないといけないので、向かい風で同じパワーを出すためにはケイデンスを高く「回す」必要があるとこの時理解した。

6周目くらいであいみょん好きを回収したが、向かい風で明らかにランに残らない踏み方をしていたので回すようアドバイスした。踏みすぎているような選手が多い印象で、本気度が伝わってきて身が引き締まった。7、8周目は「長良川でパンクしたから今はパンクしないで🥺」と念じながら漕いだ。パンクしなくて本当に良かった。

結局ボトルは2本すべてなくなり、2個用意したマグオンは、暑さで気分が悪くなった場合脱水になるかもと考え、27坂本さんから頂いたマグオン1個のみを飲んだ。ありがとうございました😊。

 

result(トランジ込み?) 

1:10:24(31) 平均速度35.8km/h、NP204w。平均心拍177

パワーが低いがまぁ実力。ドラはしてません。断じて。

⇧ミドル仕様のとっても体に優しいポジション。ライザーの高さに反比例して(以下略)。もうちょいエアロにできるはず、サドル上げてライザー40mmにしようかな…?

 

T2

最近無事CoolからKatoニキになったTakahiro(ボランティアありがとう)から「中四8位!!ボーダーです!!」との声。え?僕がボーダー??誰に抜かれた…?さっき抜かした悠に勝てばインカレに行けると思ったが、少々脅威を感じた。悠にはインカレに出てほしいなと一瞬頭をよぎったが、勝った者が出るべきだと思い直し切り替えた。

 

ラン

目標 カッコいいレースをする

大雑把な目標を立ててはいたが、レース運びは普段通り走れば問題ないと思っていた。感覚の話になるが、1周目は「流し」、2周目は「ペース走」、3周目は「ブリックラン」の感覚で行く予定を立てていた。高強度で走れてはいなかったが、膝の負担を考えた芝ジョグはこまめに取り入れていたので、有酸素系は首の皮1枚つながった感じ。

 

ラン入りした途端、かなり暑さを感じた。ガチヤベェ!と僕の中の誰かが叫んだ。最初の登り前で聞いた「中四7位!」に混乱した。が、どちらにしろハルトマンには勝っておかないと先輩としてもまずい、と思い気を取り直した。最初の登りでペースが上がらず、主観的に暑すぎると感じて焦った。が、まぁ今は流し、流し、と頭の中でつぶやき、上げすぎないような、余裕を残したペースで走った。途中修道大の角南君とすれ違い、アレ?と思ったが、奥の折り返しで彼が周回ミスをしていたと聞き、悠が8位であることに安心した(ナイスでした!まいさん小島君応援もありがとう!)。

はっさく屋の一番きつい坂で九大OBの清水さんが毎回とても力になる応援をして下さり、嬉しかった(ありがとうございました!)。その後は海岸線で樋口を抜かした。ペースは落ちていたが巨人化はしていなかったのでこちらも安心した。

2周目に入ってもあまりペースが上がらなかったので、「ペース走」は無理と思い「流し」に切り替えた。この周のはっさく屋の下りで選手が一人倒れており、熱中症の初期症状が出たらレースが続行できないと思ったのでペースと冷却はよく考えて走った(あとから聞いた話だが倒れていたのは不整脈が出た玉麻さんだった)。

3周目も体が重く、安全にゴールしたかったので「流し」に変更。もう坂はうまく走れなかったが、何人かを抜かすことができ、奥の折り返しでは絶好調のキャプテンを抜いた。その後何故か玉麻さんとすれ違い、玉麻さんが周回ミスをしていると勘違いしたため、団体順位に入るかもしれないと思いペースを上げた。結局前には3人おりペナルティもなく中四4位でゴール。玉麻さんもインカレを決めておりひと安心。

給水は毎回6カップ(4本は身体にかけ、2本は頭にかける&飲む)貰った。多すぎるくらいがちょうどよかった。

 

result 

43:28(28)ん~。無理!

 

⇧もうちょっと映える喜び方をしてください

 

総評 総合31位、中四4位 

今回は自分が立てた戦略が上手くハマり、いくつかアクシデントがありましたが、最後までほぼ自分の感覚と作戦でレースを運ぶことができ、中四4位という過去最高記録でゴールすることができました。ただ、軽い熱中症?でスピードが出ない中、何とか自分の感覚を信じて臨機応変に考えて対応できたのは良いものの、想定したペースに至らなかったことは反省点です(上杉さんにはバレてました)。また、玉麻さんやこうへいが普通に走れていれば6、7位と今年もボーダーだし、”ダブルピース”創意や、”24KKatoニキ”Takahiroが西日本に出ていれば、そして創平がパンクせずに走れていれば僕はボーダーかそれ以下だったかもしれません。さらに、スイム前後の熱中症のような症状が出たのは今回が初めてで、理由もよくわからないのでインカレでは同じ症状が出ないよう、いろいろ対策を講じます。最後に、自分より上の順位の3人とは壁を感じました(1位の岡田とは10分!差、3位の玄武とは5分差… )。3人はもう安定感あふれるGullsを象徴するようなスゴイ選手たちですが、この順位に安心することなく3人を抜けるくらいの競技力をつけていきたいと思いました。僕も安心安全組の仲間入りをしたいです。課題はまだまだ山積みです。インカレまで、スイムに絞って強化していきます。

⇧安定の3人。地獄のようなレース後もいつも通り談笑している。来年は混ざりたい。

 

大西が言ってくれたイメージトレーニングの効果もかなり出ました。ありがとう。長々と書きましたが、今年もインカレに出られることがとても嬉しいです。あと3か月ですが、風邪をひかずにトレーニングを積んでいきたいです。最後になりますが、応援して下さったサポート、OBの皆さん、そしてサポートをしてくれた皆、ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後はなめたシャフトを引っ張る姿があまりにもポパイすぎると話題になった玉麻さんで締めさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次のブログは1週間後に控えた長崎五島バラモンキングBタイプになります(予定)。降水量が26mmらしいので(開催されるのか?)溺れないように頑張ってきます。開催されなければリアルに破さn…

ではまた!

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