団体6位入賞
㊗ 団体6位入賞!!
結果
Swim 20:49(33)
Bike 1:03:53(42)
Run 35:23(6)
Total 2:00:05(10)
インカレまで
インカレ予選のブログでも書いたように予選のころはかなり調子が悪くメンタル的にもきつかったが、8月初めに参加した中四国・近畿リージョン合宿を終えてからどんどん調子が上がってきた。
9月に入ってインカレまで2週間を切ると少しずつメニューを調整し始めつつ、けどレースの強度帯の感覚はなるべく失わないように心がけた。全体練のスイム練のメニューはちょうど良かった。
現地に着いてからの2日間は適度に試走(追い風区間は50km/h)して最終調整。晩ご飯は「焼肉&定食カトウ」に全日お世話になった。
スイム 20:49(33)
スタート前、自分は1番右の方に固まっていた日体大のスイマーの後ろに位置取ってドラフティングしようと思っていた。
すると突然、
「中四国第3位 広島大学 なかやまーゆうきー!!!」
ガチで焦った。前に出るしかないのでそのまま真っ直ぐ歩いてスタート位置についた。一応手はあげた。
スタートの合図で一斉に選手が位置につく。だが,みんな内側を嫌ったのか周りに人はあまりいなかった。
(号砲)
飛び込みは成功!
今までのインカレと違いバトルも全然なく、むしろ先頭集団にドラフティングしていたら第1ブイを10位くらいで回れた。一周目は集団をうまく使いながら体力を温存して泳ぐことができた。最初の上陸で位置を確認し,かなりいい位置にいることを再認識した。
行きはドラフティングして波を受けてもらい、帰りは波に乗ってスピードを出すように心がけた。しかし行きの波がかなり激しく,ウエットを着ていてもかなり蛇行してしまった。2周目以降は何度か頭をけられて減速してしまい,ウエットが暑苦しくてスピードが出ず,泳いでいて目の前で集団がいなくなるのを感じたが「待ってぇ~」といっても待ってくれるはずもなく,少し順位を落としてしまった。
T1
インスタに爆速T1が見せ場と書いちゃったのでウエット姿で全力疾走した。トライスーツの選手を何人か抜いた。
バイク 1:03:53(42)
手前の折り返しに入るくらいで6人くらいの集団に合流した。知った顔も何人かおり,メンバーも悪くはないかなという第一印象。ただ覇気がないというか,バイクでやってやるぞという雰囲気は正直あまり感じなかった。その予感は的中し,先頭で1周目の折り返しに入って回ったあと、仕掛けたわけでもないのに後ろが来なかった。前の集団もまだ見えていたのでここしかない!と思い1人で前を追った。踏み踏み頑張ったが,奥の折り返しで10秒だったった差は手前の折り返しで13秒に。まだ追いかけに行っても良かったが後ろのメンバーはそれほどバイクが弱いイメージもなかったし,団体争いになったときにここで無理に頑張ってラン爆死する未来がちらついてしまい,後ろを待つことにした。
合流してからは積極的に声をかけてパックのメンバーを鼓舞した。自分なりに飴と鞭を使いこなしたつもりだった。けど集団は機能しなかった。
前のパックの団体メンバーと自分の差を広げるためのストッパーでもしてる??そう思うとパック内の全員が敵に見えて,めちゃくちゃ頑張って声を出している自分が馬鹿らしく思えた。が,ここで諦めるともっと敵の思うつぼだし,何より遠方から来て応援してくださっている方たちに申し訳ないと思い心を切り替えた。
といっても,前とはどんどん差が開いているので後ろを待つことにした。今までの自分ではプライドが許さず一人で無理やり前を追っていたと思うが,ランのための脚を残すことと後ろと合流した方が結果的に前との差を縮められると思った(立命館大学牧田がいたため)ので思い切った選択をした。追いつかれるまでは正直サイクリングでランに脚を残すことに全振りした。この間は周りを見る余裕があったのでガルズの状況を把握した。想像以上に厳しい展開だった。
このインカレの舞台でたくさんの応援の中このようなレース展開を選んだことは悔しくて不甲斐なかった。まだ自分には力が足りないことを痛感させられた。
後ろのパックは5人くらいいたが,追いついてきたのはマッキー1人だったので自分からするとラッキーな展開になった。前のパックとは最大1分30秒くらい開いたが,スプリット時点での差は1分程度まで縮まっていた。
T2
引いてあげたし降車ぐらい先頭で入らせてくれと思いながら先頭に出て降車した。トライアスロンのレースで初めて靴下をはかずに靴を履いた。おかげでパック内トップでランに移れた。
ラン
トランジを出てすぐ降車直前の小松の集団とすれ違った。そのあとすぐにバイクを押す哲平さんとすれ違った。雅人さんは完走できているかわからない。感情はすでにぐちゃぐちゃだったが自分にできることは1秒でも早くゴールすることであることに変わりはない。3年前のように自分は淡々と走り,前集団からこぼれた選手を回収する!
トランジの近く,山の反対側,砂に入る前,拠点の近くなどいろんな場所にガルズの応援団がいて本当に力になった。無我夢中で走っているのに28村田さんの「雅人ラン入っとるよ!!」が耳にスッと入ってきて「うぉぉ流石だ」と思った。他大学の方や完走できなかった選手もたくさん応援してくれてとても嬉しかった。
目指していた3’30ペースではないことは走っていて分かったので時計は見ないようにした。でもマークしていた選手はどんどん抜けていたし,後ろから来るであろう谷本君との差も言われなかったので相対的には悪くないペースだと思っていた。
順位は気にしていなかったが3周目くらいで山の反対側にいるマネさんに12位と言われ,順位が良すぎて疑ってしまったが(多分合ってましたごめんなさい笑)どうやら過去最高順位らしいということが分かった。最終回で2人抜いて10位でゴールした。
個人的な総括としては苦手意識のあったスイムの飛び出しがうまくいき,自分よりもスイムの持ちタイムが速い集団でスイムアップができたことや,ランでは最初から最後まで自分の最大限のパフォーマンスができたことがランラップ6位という結果につながり,前回の13位を上回ることができたと思う。
一方,バイクに関してはそのあとのランでしっかり結果を残せたからよかったものの,自分らしくないレース展開になってしまったなと正直思う。かといってあそこでバイク頑張ってランも同じように走れるとも限らないので難しい選択だったが,まあ今回は今回で,来年同じような展開になれば迷わず行こうと思えるきっかけにはなったので来年にしっかり活かしていきたい。
そしてそして!!
団体6位入賞!!
近いようでめちゃくちゃ遠かった団体入賞。やっと達成することができました。個人で表彰される人には運営から声を掛けられていたので,団体もそうだとしたら今年も無理だったか…と思いながら閉会式に参加していましたが,男子団体表彰の一番初めに呼ばれて運営さんに嬉しいサプライズをしていただきました。
団体メンバーになった雅人さん,小松はもちろん,一緒に練習してきたすべての人々に感謝です。
そして,この観音寺の地でたくさんのOB,OGさんが応援に来てくれた大会で団体入賞をお見せできて本当に嬉しかったです。僕がここまで強くなれたのは先輩方がたくさん指導してくださったおかげなので!
一方で団体メンバーの3人しか完走できなかったこと,そしてメンバーが高齢化していることは今後の大きな課題です。僕もあと1年なので,少しでも力になれるように頑張りたいと思います。
1年間,幹部の皆さんをはじめ本当にお疲れさまでした。02は人数が少ないのに先輩がたくさんで本当に大変だったと思いますが,ずっと練習に参加していた自分でも成長する姿がはっきりわかるほど幹部終盤の姿は立派でした。去年の自分のインカレのレースレポのあとがきが恥ずかしく思えるほどです。本当にお疲れさまでした。
最後に,来年の抱負というか目標をここに書いてこのブログを締めたいと思います。
自分は来年大きく3つの目標があります。
「Ironman Cairns 9:30:00 (S 1:00:00,B 5:20:00,R 3:10:00),Kona出場権獲得」
「インカレ入賞」
「Kona 年代別表彰台 (2019 年代別3位 9:13:35)」
はい,公言してしまいました。これが来シーズンの目標です。
もちろん本当にこんなことができるのか,またインカレに絞った方がいいのではという意見が出るのも重々承知しています。でも僕は挑戦したい。
僕がトライアスロンを始めたいと思ったきっかけは高校3年生の時にテレビ番組のしくじり先生で堀江貴文さんがロングのトライアスロンに挑戦する放送回でした。その時,正直ホリエモンの挑戦自体はそっちのけで,3.8㎞のスイム・180㎞のバイク・42㎞のランを連続で行って競う競技があることに感動し,いつか挑戦したいと思いました。コロナの影響もあり先延ばしにしていましたが,おかげでただロングを完走するだけじゃあ面白くない,Konaに挑戦したいという気持ちになりました。
社会人になって目指そうという考えもありますが,インカレが終わって何社か現地のインターンに参加して,正直トライアスロン第一で生活できるのもあと約1年間の大学院生活の内かなと思いました。
今年の哲平さんがまさしく僕の来年の目指す姿でした。世界選手権への挑戦は本当にかっこよかった!次は僕の番です!
1年後,どうなっているかは本当に未知ですが最後まであきらめずに挑戦していきたいと思います。
今後も広島大学トライアスロン部Gullsを,そして中山雄貴の応援をよろしくお願いします!!!
最後の最後に
ツイッターやホームページの写真新しくしましょ~~
この写真良くないですか?
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