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地元の応援を背に

  • 7月22日
  • 読了時間: 6分

お久しぶりです。07の門田歩子です。 

今回は、地元・高松で開催されたサンポート高松トライアスロン兼国スポ香川県予選に出場しました。レース前は、正直なところ国スポ代表は少し諦めていた。 

エントリーリストを見ると、香川県には強い選手ばかり。「これは厳しいな…」「取れたらいいな」くらいの気持ちだった。 

家族にも、「今はまだ大学2年やし、本格的に仕上がるのは来年くらいかな」と話していて、自分でもしっかり予防線を張っていたような気がする。もちろん代表は目指していたが、心のどこかでは「今回は経験を積むレースになるだろう。」と考えていた。 


前日 

地元・高松でのレースということもあり、前日からテンションは高め。 

まずは、小さい頃からよく家族で通っていた和食屋「仲見世」でお昼ご飯。やっぱり地元の味は落ち着いた。 

席に向かうと、どこか見覚えのある人が。 

なんと、一つ下の妹もたまたま食べに来ていた。 

まさか同じタイミングで来ているとは思わず、こんな偶然もあるんやなと思った。 

事前説明会まで時間があったので、高松駅周辺を散策。 

ポケモンセンターに行ったのだが、ポケモンはあまり詳しくはないけど、「かわいい!」というだけで十分楽しめた。その場所では、玄武さん、修吾さんと一緒にオリーブ風味のうどんを購入。香川に住んでいたのに、実は初めて見た。 

そして、お気に入りのジェラート屋さんへ。4種類選べて400円というコスパの良さは相変わらず。やっぱり美味しくて、「やっぱりこれやな!」となった。高松に来る機会があれば、ぜひ寄ってみてほしい。 

説明会後は試走の予定でしたが、あいにくの雨で中止。 

その代わり温泉でしっかり身体を温め、ご飯と買い出しを済ませてホテルへ。 

21時には就寝。「緊張して寝られないかな」と思っていたが、そんな心配は不要なかった。 


 

レース当日 

前日は21時に就寝したこともあり、案の定早起きであった。 

目が覚めたのはまさかの午前2時。「もう少し寝よう」と目を閉じてみたものの、目覚めが良すぎて全く眠れる気配がない。諦めて起きることにした。 

朝食をゆっくり食べ、レースの準備を済ませても、まだまだ時間はある。気付けば約1時間、部屋でのんきに歌っていた。レース当日の朝とは思えないほど穏やかな時間であった。 

4時30分にホテルを出発し、会場へ向かった。受付やトランジションの準備などをしていると、あっという間に時間が過ぎ、気付けば6時40分。スタートは7時である。 

「これはさすがにアップなしはまずい。」 

そう思い、慌てて海へ入り、軽く身体を動かした。レース前はいつも少し緊張するタイプであるが、この日は不思議と落ち着いており、「楽しもう」という気持ちでスタートラインに立つことができた。 


スイム 21:03 

スイムは100人ごとに2分間隔でスタートする4ウェーブ制であった。750mを2周回するコースのため、2周目には約400人が同じ海にいることになる。当然、ごった返していた。スタート位置は、谷本さんからのアドバイスを参考に、一番内側の最前列を選択した。この判断は正解で、スタート直後もうまく集団に乗り、周りの流れを利用しながら泳ぐことができた。大きく位置を落とすこともなく、スイムラップは7位。飛び抜けて良かったわけではないが、自分としては「まあまあ良き」である。 


バイク 1:13:12 

トランジションは大きなミスもなく、比較的スムーズに終えることができた。 

コースでは、母と妹の声援が終始聞こえていた。正確には「声援」というより「叫び」である。どこにいても居場所が分かるくらいの大声で、自然と笑ってしまった。 

バイク前半は、抜くよりも抜かされる方が圧倒的に多かった。「やっぱりバイクはまだまだ課題だな」と痛感しながら走っていた。しかし後半になると、ちょうど同じくらいのスピードで走る選手と一緒になった。特に会話をしたわけでもないのに、なぜか仲間意識が芽生え、お互いに引っ張り合うような展開になった。「このまま気持ちよく終わりたい」と思っていた。ところが、そう簡単には終わらせてもらえなかった。 

トランジションへ向かう選手と周回を続ける選手が交差する地点で混雑が発生し、後ろから接触されて落車。幸い打撲だけで済み、大きなけがにはならなかった。不幸中の幸いである。 


ラン 41:15 

ランは前半から気持ちよく走れたこともあり、少しペースを上げすぎてしまった。その代償として、後半は思うように身体が動かなくなり、苦しい時間帯が続いた。 

それでも、沿道からは母と妹の応援が聞こえてくる。 

その中でも一番印象に残っているのが、妹の「お土産あるから頑張れ!」という一言である。「いや、お菓子で人を頑張らせようとするな。」と思わず心の中でツッコミを入れてしまった。普通に応援してくれれば十分だった。 

とはいえ、そんな何気ない声にも力をもらっていたのは事実であり、応援の存在の大きさを改めて感じた。当日は心配していた暑さもほとんどなく、気温もちょうどよかった。走るには最高のコンディションの中で、最後まで走り切ることができた。 


 総括 2:15:30 

家族に自分のレースを見てもらうのは今回が初めてであった。その舞台を地元・高松で、そして良い結果で終えることができたことを、とても嬉しく思う。沿道から聞こえてくる母や妹たちの大きな声援は、苦しい場面でも背中を押してくれる力となった。妹たちにも、少しは姉が一生懸命頑張る姿を見せることができたのではないだろうか。 

今回、香川県代表として国スポへの切符をつかむことができた。しかし、自分の中ではこれがゴールではない。オフシーズンから積み重ねてきた練習の成果が少しずつ形になり、「ようやくスタートラインに立てた」と感じるレースであった。一方で、バイクやレース運びなど、まだまだ改善すべき課題も多く見つかった。だからこそ、この結果に満足することなく、さらに成長していきたい。 

この先にはU23、国スポ、そしてインカレと大切なレースが続く。今回得た自信と反省の両方を次につなげ、一戦一戦を大切にしながら、自分らしいレースを積み重ねていきたい。 

最後になりましたが、大会運営に携わってくださった皆様、ボランティアの皆様、沿道から温かい声援を送ってくださった皆様、本当にありがとうございました。また、地元・高松で温かく迎えてくださった皆様のおかげで、競技だけでなく地元の魅力も改めて感じることができた。皆様の応援や支えがあったからこそ、最後まで笑顔で走り切ることができました。 

これからも感謝の気持ちを忘れず、応援してくださる皆様に良い報告ができるよう、日々の練習に励んでいきたい。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 

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