孫にも見せたいブログ 01中原
お久しぶりです。01の中原知章です。
引退後まったく部活にでておらず、人伝えでしかガルズの状況をきいていないのですが、なんでも04の部員数が順調に伸びて、とうとう日本人口を超えそうっていう話は本当に合っていますか?
中々裏が取れなくて確認の仕様がないので、卒業式の日に一人ひとり数えたいと思います。
突然ですが、皆さん。「知らない人から急にキスを求められたら、人ってどうすると思いますか」
これについて最近僕が体験したエピソードを書いていきます。
僕は1人カラオケが趣味で、出かけた先でフラッと1・2時間カラオケボックスに寄る時があるんです。
思えばあの日も、いつものようにカラオケに立ち寄っていました。
たしか今年の1月ごろですかね。かなり冷え込んでいた日の夕方から市内でバイト先の飲み会に参加していました。社員さんに色々と連れて行ってもらい、結局3次会まで参加しました。
お店の前で解散した後、僕は一人、予約していたビジネスホテルに向かいました。時刻は夜12時を過ぎていたと思います。
「結構お酒も回っているし、喉つぶすぐらい歌って寝ようかな」と思い、もう一回一人で飲み屋街に向かいました。
「サッ1時間歌って帰ろ」と思い、適当に見つけたお店に入りました(酔っていて覚えていませんが多分JOYSOUNDだったと思います)。そのころには深夜1時を回っていたと思います。
平日だったこともあり、ほとんどの部屋は空室で1,2部屋お客さんが入っているぐらいでした。「人少ないから、一人カラオケしやすいな」と酔いが回った頭のまま、店員からもらったコップにドリンクを注ぎました。
渡された案内札を見ながら通路曲がって右手側の21番の部屋(キャパでいうと4人ギリギリ入るぐらい)に入り、さっそく十八番であるbacknumberの水平線を予約して歌い始めました。
お酒を飲んでいるせいでそもそも喉がガラガラでしたが、一人カラオケは誰にも聞かれないのが醍醐味です。上手く歌うよりも感情込めて、気分は全国ツアー最終公演のように歌うのが最高なのです。
Back number→清水翔太→Ariana Grande→Mr.Childrenと喉は右肩下がりに死んでいく一方、テンションとバイブスだけは右肩上がりに上がっていき、1時間以上ぶっ通しで歌い続けました。
途中、時間制限の電話がかかってきましたが、聞かれる前に「延長で!」といった記憶があります。それほどまでに一人で盛り上がっていました。
さすがに深夜2時半を回ったタイミングで、「そろそろ締めに入るか~」と思い、コブクロの「赤い糸」をセットした時、一瞬何かが視界に入りました。
(ん、何だ、なんか見えた気がするぞ…)
曲をセットする機械に目を落としたときに、僕の左手前方に何かが見えた気がしたのです。
(…左手側って、入ってきたドアしかないよな…)
乾いたコンタクトでぼんやりとした目をこすりながら、恐る恐る、違和感を感じたほうに目をやりました。
するとドアの下ガラスから女性が一人こちらを見ていたのです。
ここからは僕とその女性との実際の会話です。(思い出せる範囲で頑張って書きます)
ドア:(ガチャ)
女性:「…お兄さん1人?」
僕:「え、え、あ、はい。え、え、」
(数秒の沈黙)
コツ、コツ、コツ(女性が勝手に部屋に入ってくる)
女性:「・・・」
僕:「ちょ、ちょっ止まって、なんで入ってくるの」
女性:「1人なの?、なんで1人でカラオケしてるの?」
(女性は立ちながら、座っている僕に話しかける)
僕「いや、普通に歌うの好きなんで、え、てかなんで」
女性:「…1人でカラオケする人なんているんだ。」
隣にドガっと座ってくる
僕「なんですか、てかなんで入ってきたんすか」
女性:「…てか、なんで1人なの?」
僕:「マジ近いです、てか、めっちゃ酒臭くないですか」
女性:「………キスして」
僕「ちょっと待ってください、今日飲み会でもあったんですか」
女性:「………キスして」
僕「待って、一旦落ち着こうか。えっと、お水とか飲む?」(綾鷹入ったグラス渡す)
女性:「いらない。てかなんで1人でカラオケしてんの?」
僕:「いや、だから…」 (だめだ、この人相当酔っぱらってる)
これが結局5往復続きました。
最初はやばい、死んだ。やばい人だと思いましたが、ただただ酔っているだけで根はいい人だったので、「どうせなら曲聴いていって」と伝えて、コブクロの赤い糸を入れ直して、赤い糸→蕾の2曲を一夜限りのファンのために歌いました。
多分あの時はコブクロよりも本人に似ていたと思います。
僕がトイレに向かったタイミングで女性も部屋を出ていて自分の部屋に帰っていたらしく、帰り際に廊下であった時には、ポップコーンを1つくれました。以上、最近あった僕の実体験です。
序盤に書いた「知らない人から急にキスを求められたら、人ってどうすると思いますか」の答えですが、それは「目の前で曲を聴かせる」でした。
予想外の場面でも人は案外冷静に対応できるのかもしれません。
でも、僕はここまで読んでくれたガルズ男子に言いたいです。もしこんな場面に遭遇したら、その時は迷わずGOです。
いや、迷っても2秒後にはGOです。
この人何を言ってるんだと思わないでください。これはかなり人生においてかなり重要な話だと思うのです。
まとめると、僕が伝えたいのは「何事にも迷わず突っ込む。何かあったらその時考える」という心意気こそ大事ということです。
僕は部活を引退してから、別の分野に取り組んでいましたが、そこで感じたのは“DO(行動)“が一番最初であり、DOが一番大事ということです。
この一年間で、取り組み前の入念な計画も蓋を開けてみれば、その通りになったことは1度もありませんでした。代わりに一旦無計画に突っ走り、物事の全体像を掴めた後に計画を詰めていくことが最も正確でスピード感があると感じました。
なので、やりたいことを見つけた瞬間やチャンスだと感じた場面があれば、まずは無計画な状態で手を出すことが大事だと僕は思います。
こんなことを書いているからには、僕もDO&DO(とにかく動くの略)を今後も体現していこうと思いますし、もし読んでくださった方の中で少しでも共感してくれた部分があればとても嬉しく思います。
最後にガルズ関係者の方々、先輩、後輩の皆様、4年間本当にありがとうございました。
卒業後も皆さんにお会いできる日を楽しみにしています!
以上です。
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