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山本の2025インカレレースレポ

  • 執筆者の写真: 29Gulls
    29Gulls
  • 4 時間前
  • 読了時間: 5分

お疲れ様です。05の山本です。

先日9月7日に開催されたインカレのレースレポートです。


まず初めに、この遠征を支えてくださったチームメイトのみなさん、応援してくださったOB・OGの皆さまにお礼申し上げます。ありがとうございました!また大会運営にかかわってくださった皆さまもありがとうございました。


結論から申し上げますと、観音寺でのインカレは最高でした。


今振り返ると今年のレースはすべて同じパターンで、スイムで多少の出遅れ、バイクで大幅に取り返し、ランで耐えもしくはやや取り返しでフィニッシュ。レースとしてはうまくまとめているが、追う展開のレースではあった。

トビシマスロン・赤穂はその典型例で、まながるはSSPで2セット目前に前のパックが見えていたが僅差で逃した。この練習はかなり臨場感があって、当日のイメージに近かった。

暑さには強い謎の自負?があり、暑くなれば勝手に周りが落ちてくるのでまだ勝機があると感じていた。観音寺に入ってからは、憧れのコースで、全国の有名人と一戦交えることができると思うだけでうれしかった。緊張はしていたが、気持ちは予選のほうが何倍もきつかった。


【当日】

5時に起きて、パックご飯だけをカチこんで、移動しながら色々食べた。女子のレースを見ていたらあっという間に時間が流れた。


Swim 25'49(129)

海はうねっていた。水温も高い。一番嫌いなコンディション。九大合宿のまんまの形で、やってよかったと思えた。右側にガルズで固まる。海練のn分間泳と同じ、と思ってリラックスした。スタートした瞬間の不快感はなく、うまくスタートできたが、ブイ回りまで来るとボコボコに沈めあってとんでもないと思った。松浦さんに教わった乗り越えや加速もいくらかできた。一回目の上陸でよしおさんが前に見えた。この時点で察していたが、人が少ない。周回を重ねるごとにまわりがさみしくなっていって、おやおやおやとなった。3周目に至っては、うしろに多少の気配を感じるが前に泡が見えない。焦っても仕方がないと、もうできる限りを淡々と泳いだ。スイムが体感一番長かった。この時はわからなかったが、普通にGulls最下位だった。


Bike 1'03'28(67)

陸に上がった瞬間、周りが何を言っているのかは全く聞こえなかったが、とにかく走った。水も受け取らず、コーンが置かれているままに走った。長く、息がきつく、トランジのバイクの少なさにさらにきつくなった。(ガンダムのちゃりは確認した)前に二人は見えたのでとにかく踏んで追い付こうとした。前が靴を履いているのを見てすぐに靴を履き(まながるでは失敗したが、うまくいった)追い付いた。そこからはまさにL5とL4の繰り返しで、周回内を目指した。先頭がどれほど迫っているかわからず、3人ともフルスロットルで踏みまくった。ぽつぽつと後ろが合流し、前を回収(こうへいさんもいた?)し6∼8人くらいの集団に。奥の折り返しの手前、先頭が折り返しの手前に置かれているコーンを折り返しと勘違いしたのか、急減速を始めパック内の全員が困惑し、左右に散ってよける形に。左側にいてよけようとかなり減速したが、よけきれず、前の人にかぶさる形で落車。クリートはすぐに外して、完全にこけるというよりは、バイクは前の人に重なって、自分は地面によろけ落ちるような感じだった。左足をぐねった感じがして不快だったが、すぐにバイクを起こして前を追いかけた。下敷きにした人がどうなったかはわからない。幸い折り返しの手前だったのでぎりぎり追いつけて復帰できた。そこからは45㎞位をベースに回して巡行した。前々から声がカスカスで、ささやくような声を振り絞って、「きれいにまわそう」と呼びかけた。です。を回収した。です。は右側で前に出るものの左に入らず、「回せ、左に入れ」と自分を含め何人もに言われていた。きついならローテしなくていいと声をかけ、ローテキャンセルを何回化したのちに気づいたらチギれていた。もみじのふたりも抜いて、なんしてるんやと思った。先頭の様子的にも、巡行の漢字的にも4周目以降はパック内でもワンチャン行けると盛り上がってきて気持ちも上向いてきた。5周目振り絞って折り返したときには叫びそうになった。キツくて確実にペースは落ちたが、「ランも頑張ろう」と話して無事に終えた。


Run 44'48(79)

わかってはいたが、トランジから盛大に攣りそうできつい。彩乃さんから105位だと告げられた。何とか2桁順位にしたいと目標を決めて走り出した。水をかけて足を動かすも、一つ目の壁の周りのエイドで立ちすくむ。エイドまで足をひこずり、しっかりと休んだ。坂のシャワーの水量で息が苦しくなった。2周目からはいつものジョグより速いペースならいけるとわかってきて、キロ4をあきらめると楽しくなってきた。できる限り応援の人と目を合わせるようにして、一人ずつ着実に抜いた。これまででいちばん熱い応援で、それはそれは楽しいことこの上なかった。このために頑張ってよかったと切に感じられた時間だった。足はきつく、いつでも止まりたいが、楽しくて一瞬だった。ガルズ・他大の応援、家族やノラの人の応援を受けて、ハイタッチもしてフィニッシュ!


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Total 2'14'05(88)

あのスイムアップからここまでまとめられてひと安堵した。バイク中にいつ終わりが告げられるのかという生き地獄のような時間が永遠に流れていたが、とりあえず素直にうれしい。

チームとして、この上ない完走率で自分のことのようにうれしい。団体順位はやはり厳しいものがあるが、今年を踏み台にして、もっとチームとして強いGullsがこの先にあるのではと思っている。


今後のことは、また別の機会に記しますが、来年もこの舞台に立ちたいと思っています。文武両道の強い選手が自分の目標です。トライアスロンの戦い方は様々ですが、インカレは学生時代の特権なので、悔いがないと言い切れるくらいにはがんばりたいです。

できる限りの両立を果たし、またいろいろな形でチームに尽くしていければと考えているので、またがんばりましょう

 
 
 

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