幹部終わったブログ ―裏幹部始動編―

前回の福山遠征を終え少しばかりのオフを満喫しています。今シーズンはOD3本、ミドル2本のレースに出場しました。

残すは地元兵庫での武庫川ハーフマラソンと神戸マラソンです。武庫川ハーフは高校時代の親友と、神戸は03草野と出ます。個人的にこの二人はぶっ飛んでるところや繊細なところがどこか似ていて、重ねてしまうことがよくあります。決して○○○○しいということではありません。

さて、いよいよ幹部終わったブログ本編を書かなければなりません。僕も幹部としてと選手としての振り返りに分けて書いていこうかなと思います。

まず、幹部として。

03幹部ではなく02幹部代から歴史は始まります。02幹部代では僕は慎吾とスイムパート（SP）に配属されサブスイムパートリーダー（SSPL）として活動することになりました。みりんさんと朝に会議をしたりして練習内容や方針を決めていきました。

それからしばらく経って、みりんさんからメニュー作成を二人にお願いしたいと相談を受けました。理由は学業に専念するためです。それから僕らはメニュー作成と現場監督的な役割を担当することになりました。メニュー作成以外の事務的なことはみりんさんに任せっぱなしで、他の02さんとの連携もうまくとれなかったのが心残りでしたが、何とか任期を終えることができました。

03幹部では二人に引き続きSPを任せてもらいました。サブパートリーダーには優秀な3人の04が入ってくれたので最多メンバー5人で03SPを立ち上げました。幹部を跨いで仕事をできるのはなかなかないことなのでチームのスイム力を上げるべく奮起しました。

パートリーダーが二人いると揉めたりしそうと思われるかもしれないですが、慎吾との関係は対等で全くそんなことはなかったです。僕はサブパートリーダーにもパートの一員としての意識を持ってもらいたかったのとパート全体の一体感を高めたかったので、冬期は毎月話し合いを行ったり、サブにも仕事をお願いしたりしました。大変だったかと思いますが、他の04より確実にいい経験が積めたと思っています！（思ってなかったらごめん）

また、選手とマネさんの距離がもっと近くなればいいなと思い、マネさんとの関わり方も自分なりに考えていろいろお願いした部分がありました。協力してくれてありがとう！

メニュー作成に関しては二人で分担することで負担軽減になり、また僕と慎吾で作るメニューの癖が違うので自分で練習していても飽きることなくこなせたと思います。シーズンに入る頃にはアップは基本固定で毎回のコンディションを確認、メインは1500を意識したものを取り入れるという形が確立され、最後までそのスタイルを崩さずにできました。

3年生になってからなかなか時間が取れず話し合いは二人で行いましたが、ここでサブも交えてできたらと反省しています。ただ、その頃になるとサブの三人からその仕事やりましょうかと言ってくれることも増え、嬉しくて涙が出そうでした。

そんなこんなでブラック企業ならぬブラックパートを2年間やり切ったわけですが、正直なところ自分がサブパートリーダーになりたての頃に抱いていた忙しいなあという感情はパートリーダーになってなくなりました。

なぜなら他の幹部のメンバーも自分と同じ、いやそれ以上に忙しかったと知っていたからです。確かに一番練習頻度も時間も長く、チームの苦手パートであるスイムパートの仕事をするのは大変でした。

しかし、毎週月曜日の03会で議題を話していると自分が知らない問題がいくつもあって、自分以上に仕事をしてくれているメンバーがいると知りました。

それ俺がやっとくよ、お願いします、じゃあ代わりに俺がこれするよ、ありがとう！

そんな言葉がいっぱい飛び交っていたから僕は自分の仕事を全うしようと思ったし、できることはやろうと前向きな気持ちにさせてくれました。03のひとりひとりにお礼を言いたいです。

また、課題はまだまだ残るもののチームのスイム力は記録を見ても確実に伸びました。

「このメニュー面白くてよかったよ」

「SPのおかげでベスト出た！」

「最近スイムの調子上がりました」

「スイムの集中講義ためになりました」

みなさんにかけていただいた温かい言葉の数々に救われ、幹部を終えることができます。本当にありがとうございました。04SPはサブを手なずけるのに一苦労しそうですが、よりいいパートにしていってください。

え、まだ終わらないの？　すみませんがもう少々お付き合いください。

次に選手として。

2022インカレはスイムもボーダーライン、バイクで千切れDNF。振り返るとバイク力が圧倒的に不足していました。来年は絶対完走！目標は高めにガルズ5位を掲げました。

とはいったもののなかなかバイク練は積まなかったので伸びるわけもなく、スイムは泳ぎこみで伸びている感じあり、ランは伸びそうで伸びないみたいな感じでした。

変わったのは2月のグスピ合宿に行ってからです。1日160㎞漕いだ時は初めてガチのハンガーノックになりラ・ムーのカチカチパンにむしゃぶりつきました。2日で300㎞を超える距離をこなし、参加した全員成長を感じたと思います。

3年1タームは過密スケジュールで自分の中ではキャパオーバーのテスト、実験レポートが控えていました。インカレ予選は試験期間の土日。分かってはいたけど、一番長く苦しい2ヶ月が始まりました。

4月末の因島強化練であの恐ろしいランコースを目の当たりにしました。その頃は中間試験が近く陽向と勉強しながら、ランコースやばいなあと談笑していたというのに。

5月はジョグコースを変えアップダウンのあるコースを積極的に走り、インカレ予選に向けての準備も整えていきました。しかし、予選と期末試験のプレッシャーは想像以上に大きく、周りの人にもそんな雰囲気を出してしまいました。レースの1時間前に蒼白な顔で資料を眺めていた姿を見せ工三の後輩をビビらせすぎてしまいました、深く反省しています。また自分のことで精一杯になりチーム全体を見ることができなかったことも悔やまれます。ただ同じ類の後輩である陽太郎に励ましてもらいました。陽太郎は僕の自己肯定感を上げてくれ、すごく救われました。来年は頑張ってね～♪

本当にどちらも危なかったですがインカレ最終枠と単位を獲得することができました。それからはインカレに向けて練習に熱を入れて頑張りました。

スイム・バイクは徐々に仕上がっていきましたが、ランはまだ伸びてくれませんでした。しかし、7月中旬にシューズを新調してから驚くほどに速くなりました。顔に出やすいタイプなのでダメだった日は静かですが、この頃からはうるさい日が多くなったと思います。

夏休みも調子は右肩上がりでインカレでも完走、ガルズ4位という結果になりました。この結果を得られたのは僕がガルズというチームでみんなと練習し、たくさんの方々の応援やサポートがあったからです。本当に素晴らしいチームです。

そんな最高のチームの幹部を最後まで欠けることなく、10人の03のみんなとやってこれて幸せでした。

これからについてですが、僕は引き続き練習に参加します。他のメンバーの今後を聞くとみんな違った考えを持っていて自分の選択が正しいのか不安になることもありました。ただいろんなことに挑戦するのも、1つのことを頑張り続けることもとても素敵なこと。あとは自信を持って決断することが大事ですよね。

今年はガルズでアイアンマンが誕生し、多くの後輩が憧れを抱きました。僕もその一人です。来シーズンはロングに挑戦できたらと考えています。もちろん、インカレも頑張ります。まずは予選のはっさく屋坂を克服するところからですが、、、

最後の最後に

一旦部活を離れるメンバーへ。

バカめ、って言われないようにたまには練習に来てね。久しぶりでも行きやすいように待っとくわ！

継続メンバーへ。

来年も03のインカレ枠を最多にして大暴れしよう。

めぐみちゃんももちろんこっち側よね！！！（圧）

最後まで読んでいただきありがとうございました。以上で幹部終了とさせていただきます。これからもよろしくお願いします。

これからチームを引っ張る04幹部のみなさん、思う存分楽しんでください。