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激動の2日間




04の岩月です。まず延期となった先日のインカレの開催に尽力して下さった関係者の方々、ボランティアの方々、応援に来て下さったOB・OGの方々、そしてサポートして下さったガルズの皆さん、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。特に最後まで頑張ってくれた大西、彩乃ちゃんには感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

<インカレまで>

観音寺でのインカレが中止となったが、毎年と同じようにオフ期間に入った。

帰省したこともあり少し練習をさばってしまった部分もあるが10月に入ってからもう1回気合を入れて3週間、できる限りの練習に取り組んだ。

2日前にいったん帰省させてもらい、前日に両親と一緒に車で渡良瀬まで行った。新幹線輪行よりよっぽど楽でした。その後はみんなとホテルで合流し、受付、試走に。

夜は去年と同様に丸満餃子を食べ、よしおさんに勧められてヤクルト1000を飲んで10時くらいに就寝。

 

 

 

〈当日〉

朝早くのレースともあり、4時に起床。まじで早い。朝早いけど寝起きは別に悪くない。ヤクルト1000のおかげかな?45分に出発ということもあって朝ごはんを食べ、少し急いで準備する。集合してからもなんだかんだバタバタして結局5時出発くらいに。外がまだ暗い中、ほかの大学はハイエース移動している横を3人で会場まで自転車移動。他大学からは広大は脳筋ですねと言われてしまった。そのおかげもあってか、渡良瀬には一番乗り。まだ誰も来ていなかった。7時20分からレースということでなんだかんだ急いでアップや準備などする。結局渋滞などもあってスタートが40分遅れに。せっかく急いでアップしたのにと残念な気持ちにもなったが、その40分でしっかり気持ちを整えることができたのでよかったのかなと思う。だんだん時間が近づくにつれて緊張もすごかった。去年のインカレよりも緊張していた。

 

 

今回のレースプランとしてAだったら1500mTT、もしBだったらマラソン大会で勝つことだった。前の週の決起集会では自分たちで決めることができたら自分はBだったけど、どうせ予選の結果だろうから自分がAになる覚悟はできていた。

目標としては団体5位をとるために絡んできそうな東北、近畿、東海、同志社の人と同じパックだったら絶対に負けない。あとは少しでも上を目指す。

 

 

 

 

 

以下インカレのレースレポートです。

<リザルト>

Total 1:58:15 (12/123)

Swim 21:38 (73/140)

Bike 1:02:59 (3/125)

Split 1:24:37 (34/125)

Run 33:38 (5/123)

 

 

 

〈スイム〉

Aのグループは知った人の名前が多く、だいたいの人の実力がわかった。

もしかしたら自分と同じくらいでスイムアップするであろう人が少なそうな感じだった。何よりいつも頑張ってついていっている翼さんと玉麻さんがいないのは心細かった。スイムが良ければ少し前のパックに入れていいとこいけそうだけど、外したらもしかしたら最終パックになってしまうかもという感じだった。

フローティングスタートということもあり真ん中の一番後ろからスタートした。今回はバトルがすごく、何回もつぶされかけた。とりあえずブイが全く見えなかったから前を泳いでいる人の波だけをみて泳いだ。1周目の奥を折り返し手からはまさかの周りには集団がなくほとんど単泳状態だった。前に2人ほどいたが他は全然見当たらない。なので誰にも邪魔されないですごい泳ぎやすかった。人数少ない時の黒瀬のくらいの感じ。そのまま前の人の後ろをツキイチしながらスイムアップへ。個人的にはやらかしたかなと思ったが後々タイムを見るとそんなことなかったので安心した。

 

 

 

〈T1〉

先頭と4分ということをサポートから教えてもらいLAPは全然大丈夫だけどとりあえず周りに人があまりいなかったため急いだ。トランジに入ると少し人はいたので絶対に逃さないことだけを意識した。海練で鍛えたビーチラン(今回はビーチではなかったが)と高市さんブリック練で鍛えたT1のおかげでスムーズにT1を行うことができ、自分よりも15秒くらいスイムアップが速かった人と一緒に飛び乗りすることができた。

 

 

 

〈バイク〉

前の集団に東北の前嶋さんがいると聞いて追い付こうと全力で踏んだ。前の集団(自分よりもスイムアップが20秒くらい速かった)が後ろを待ってくれたこともあり、何とか追い付いて集団走が始まった。去年はパックを逃してしまったが、今年はパックの最後の人としてパックをつかむことができた。ここで集団に入るか入らないかで大きく結果が違ったと思う。

雨の影響もあり、地面が少し濡れていた。1周目の第2カーブで攻めて落車してしまった人を目の当たりにしてビビってしまい、その後のカーブはゆっくり回ったため、立ち上がりがきつかった。もっと個人でもいいから技術練をするべきだったと思った。自分たちのパックの集団走の質があまりよくなく8人くらいで回していたがまさか2周目くらいに後ろから来た3人に追い付かれてしまうという展開になった。ここからさらに集団のスピードが上がった。個人的には結構きつかった。高市さんと同じくらい。ついてはいけるけどすべてのローテにははいれなかった。人数はいるけどスピードの変化がたくさんあり足も削られた。この後も少しずつ前を回収しながら自分も全部ではないがローテに加わり回したと思う。ラスト1周の時に前の第3集団が見えたときはみんなテンションが上がり見事に追い付いた。自分は何もできなかったが。そこから20人くらいのパックになったためラスト1周はランに備えて足を休ませながら真ん中のほうで降車。



 

〈T2〉

大人数でT2に。これはラン勝負の展開になると思い、いつもは靴下をはくが今回は履かず、バイクで飲まなかった補給を1つ持ちスタート。この時、先頭と2分差。

 

 

 

〈ラン〉

トランジが得意分野になったのか集団の中で8番目くらいにラン入りへ。団体順位のこともあるので同じパックの人たちに負けないようにペースも何も見ないでパックの先頭に追い付く。この時の1キロの入りが3分8秒くらい。その後もなかなかペースは落ちないで3キロの入りが9分45秒くらい。ここまで速くレースでは走ったことがなかったがなんか走れる気がした。その後は集団から抜け出し、3分25秒~30秒くらいでペースを刻む。GullsのみんなはBのバイクとかぶってしまいBのサポートをしていてあまり応援することができなかったと思うが人が少ない所での大和田や秋山、三枝さんそしてすれ違うたびに声をかけてくださる岡俊さん、玄武さん、そのほかにも応援してくださった皆さん、ありがとうございました。自分は余裕なくて声をかけることができなかったですが本当に力になりました。

最後は足をつらないことを意識して抜かせるところまで抜いてゴール。

 

 

 

 

 

同じパックだった人たちに勝つことができた。それは本当に大きかったと思う。できれば東海の武田さんまで追い付きたかったが。自分でもここまで走れるとは思っていなかったしここまでの順位が出るとは思っていなかった。いいパックそしてレース展開に恵まれたレースだと感じた。靴下をはかなかったこともありまだ2回しか履いていない新品の靴が血だらけになってしまったがまあ、結果が良かったし、しょうがない。

それにしてもまだスイムが半分以下。劇的に速くなる方法とかないかなー。

 

 

 

 

 

スプリント

〈当日〉

この日も朝4時50分集合。今回はレースの時間もインカレより遅かったから少しは時間的にも気持ち的にも余裕があった。それにしても前日の疲労がやばすぎる。少し動くだけでいろんなところが痛い。

レースの一番初めはオープンだったため楽しく応援させてもらった。

アップはできることだけしてスイムチェックに。スイムチェックに向かう途中にオープンの人のゴールが放送で流れる。“6位 広島大学 山本創意“という放送が流れたときはさすがと思ったし、9月にすごい頑張っていたので結果に出ていてうれしかった。ちなみにこの時に創意に順位では負けてられないなと思って少し気合が入りました。

 

 

 

 

 

以下選手権のレースレポートです。

Total 1:00:19 (3/53)

Swim 11:02 (25/55)

Bike 33:39 (12/53)

Split 44:41 (11/53)

Run 15:38 (1/53)

 

 

 

〈スイム〉

今回は久しぶりに翼さんの隣でスイムスタート。

相変わらずスタート直後はバトルが激しい。正直自分が今どこを泳いでいるのかまったくわからなかった。途中からバトルはだんだん減り自分のペースで泳ぐことができた。だがこと時には前とは差が開いていた。折り返した時に黄色いガーミンのベルトをつけて泳いでいる人が隣にいて、それが翼さんだとすぐわかった。とりあえず翼さんの邪魔をしないという名目上、ツキイチさせてもらいたいと思い、後ろに下がることに。そのまま翼さんのすぐ後ろでスイムアップ。

 

 

 

〈T1〉

翼さんが自分のバイクラックを通り過ぎているのを横目に自分のバイク場所へ。少し前には8人くらいの集団がトランジエリアを出ていくのが見えていたのでヘルメットに置いておいたサングラスをT1に置いていきバイクへ。

 

 

 

〈バイク〉

すごい踏めば前のパックに追い付くか追い付かないかギリギリなところだったが、すぐ近くに翼さんもいたのでまずは翼さんを待つことにした。翼さんと合流してからは2人で作戦会議をして後ろを待つことに。けれどなかなか後ろの人たちが見えてこない。ミスったかなと思った時に大集団が見えたので良かったと安心しつつ第1カーブは先に曲がらせてもらうことに。思ったよりも来なかったから前を追ってもよかったかもしれなかった。パックに合流したときに横から玄武さんが来て“さすが玄武さん”と思ったらそのパックには玉麻さんとまさかの大西もいた。スタート前にGullsでパック組めたらいいなみたいな話をしていたがまさかの半分以上がこのパックにいるという激アツな展開に。

パックは形成されたが相変わらず集団走がうまく機能しない。初めのほうは声を出して機能させようとしたがうまく機能しない。1周目はそれなりに集団に入って回したが、2周目からはインカレの疲れもあって普通にきつかったし、集団がうまく機能してないし、玉麻さんが後ろでツキイチしていていいなと思ったのでこっそり後ろに下がりツキイチさせてもらうことに。大西はローテをずっと回せていたのですごいと思った。これからはGullsの集団走でも今回と同じくらい回してほしい。

3周目の途中にまさかの第2パックを回収して大きなパックに。これは願ってもない展開だった。マラソン大会になることはわかったのでこっそりと最後は前のほうで降車させてもらった。

 

 

 

〈T2〉

この時第1パックがトランジを出ていくところが見えた。差は40秒くらい。

インカレでは靴下をはかずに走ったこともあり靴擦れで血だらけだったこともあり、やる前は絶対に履くと決めていたが、前を逃したくはないということもあり、靴下をはかないことに。パックの4番目にランスタート。この時11番。

 

 

 

〈ラン〉

走り始めたとき思ったよりも体が動いた。同じパックの神奈川大学の橋本さんがいいペースで走っていたので一緒のペースで走ることに。途中途中、声をかけ、交互に前を引きながら前を追う。先頭集団からこぼれてきた人を何人か抜いて1周目が終了時点で2人で6位集団に。また前には3位集団の3人の背中が見える。入賞が6位までであることはわかっていたのでここまで来たら入賞したかった。しかし、ここまで2人で頑張って走ってきたのに入賞をかけて2人で争いたくはなかった。前を追いかけながら誰かひとりでもいいから垂れてきてくれないかなと願いながら走ったがやはりそううまくはいかない。だんだん縮まってはいるが前も走れているためなかなか追い付かない。奥の折り返しの時にだいたいの集団と5秒差くらい。あと1.25キロ。ここが勝負だと思い、またスピードを上げる。残り1キロのところで3位集団に追い付いた。足がつりそうだったり、靴ずれが痛かったりして限界が近かったので、最後のスプリント勝負ではあまり勝ち目がないと思ったので200mくらいその集団で休ませてもらってから、もう一度ラストに向けてペースを上げて集団から飛び出ることに。前も見えてはいたがさすがに追い付かない距離だった。

ここからは後ろの状況は一切わからなかった。何より、自分の走りに集中しないといつ刺されてもおかしくはなかった。周りの広大やほかの大学の人たちの応援を頼りに最後の力を振り絞って走った。

 

 

 

結果として3位。学生レースで初めての表彰台はうれしかった。また、インカレではBのサポートに行っていて自分ランを見られなかった人が多かったと思いますが、今回もそれに負けないくらいのランの追い上げ、そして最後まで激アツなレースをたくさんの人に見せることができてよかった。ほかの大会もあわせて初めてのランラップ1位。ほかの大会でもっと走れよという感じですが。

今回のレースもいいパックそしていいレース展開に恵まれた。自分ひとりの力ではどうしようもできない。



 

 

 

 

 

今回の2レースともなぜここまで走れたのでしょう。靴を変えたから?ポイント練をしたから?勝ちたいという思いが強かったから?炭酸我慢したから? 正直わかりません。

ランは集団走なら去年と今年で全国でも通用することが分かったが、やっぱりスイムとバイクはまだまだだなと改めて思いました。今回はラン勝負の展開だったからこのような結果をとれたけどまだまだ自分の力では違う展開になった時にどうしようもありません。

とりあえずスイムとバイクを頑張ります。

 

 

 

チームとして団体6位をとることができた。とりあえず、結果を残すことができて安心しています。04のみんな、団体6位とってきたよ。大西は目標が5位だったこともあって悔しがっていたが自分としてはもっと喜んでもいいと思う。流経や早稲田がいなかったかもしれませんが6位は6位です。確かに目標には届かなかったかもしれないですが一応入賞です。中山さんが卒業されて入賞すら厳しい状況だったかもしれませんが入賞を途切れさせなかった。強い広大をつなげることができた。これはすごい大きなことだと思う。

玉麻さんも体調がよくない中で最後に素晴らしいレースをありがとうございました。個人的にはここまでGullsを引っ張ってきてくださった玉麻さんにもう一度あの表彰台の舞台に立ってもらうことができ、そして一緒に立つことができてうれしかったです。何もなしで卒業させるわけにはいかなかったですからね。

 

 

 

04の皆さん、お疲れ様、そしてありがとう。1年間チーム引っ張り、練習メニューも作ってきた04の皆さん、もっとこの結果に胸を張ってもいいんじゃないかな。団体メンバーには入れなかったかもしれないがチーム目標の団体5位にむけて1年間自分たちがやってきたことがこのように5位ではないけど6位入賞として結果に出たので。この6位は団体メンバーだけでなくチームみんなでとった6位です。

 

 

 

 

この1年間、自分はインカレで結果を出すことだけを目指して過ごしてきました。その結果がこうやって自分が思っている以上のものを出すことができた。そこに関して、まずは自分で自分を褒めてあげたいと思います。

また、自分のレースで玉麻さん、応援に来てくれたりLINEをくれた04、応援・サポートしてくれた方々、両親などたくさんの方に少しは恩返しをすることはできたのかなと思います。

 

 

 

今シーズン、自分はまだレースが残っているのでとりあえずそれに向けて頑張っていこうと思います。

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