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激動のインカレ予選(終)

こんにちは.02吉村です.

まずは遠方から応援に来てくださったOBOGの皆さん,ありがとうございました.お会いできて本当に良かったです.また,28代の先輩方,01玉麻さん,差し入れを送っていただきありがとうございました.とてもおいしかったです.そしてサポートと応援してくれたマネージャーさん,07の皆,ありがとうございました.皆さんのお陰で滞りなくレースを終えることができました.


結果から申し上げると中四国9番までがインカレに行ける中,9位で完走できたので今年もインカレに出場することができそうです.以下去年4位/8位の男が9位/9位になったレースのレポートです.


レースまで

 レース2日前の金曜昼にはちみつを誤嚥.喉にはちみつが張り付き呼吸ができなくなり,しばらく胸痛の症状が続いたので病院へ.大袈裟にレントゲンも取ってもらったが肺にはちみつは入っていなかった.「はちみつを…そのまま…?フッそういう健康法か何かですかね??」とドクターも笑いをこらえている感じだった.盛大なコントである.若い方も気を付けましょう.マジで気を抜いたら誤嚥します.

 

 話が逸れましたが練習について,スイムは本戦を見据えて水温20℃前半の中ずっとノンウェットで練習した.1週間前くらいに着始めたウェットでTAKAHIROに先行出来るくらいには良い仕上がり.バイクはほぼ暑熱順化のみで,ランはジョグがメインだったが過去1の仕上がり(カーボンなしで3'40で走れるようになりました).本戦を見据えて例年より疲労抜きをせずに臨んだ(予選に合わせて仕上げた過去2回,本選まで辛かった経験があったため).


前日

いつも通り受付,開会式.サポート資料のおかげでかなり落ち着いてこなせた.夜はやよい軒に行きたかったがTAKABOUパックに先行されてしまい,サイゼリヤローディング.普通においしかった.間違い探しをしたかったが普通に話が盛り上がった.一緒の卓にいたOKUDAがデザートを頼んでおりSAYO-Dと自分にとっては飯テロだった.その後は9時ごろ入浴,10時ごろ就寝.特に緊張はなかった.


当日

夜中何度か起きたが4:30自然起床.寝起きはすっきりだが何だか身体が熱かった.脈も妙に高い.あまり考えないことにした.いつも通りの今回伝説のOBさん方が来てくださっていてかなりリラックスできた. 女子,九州ブロックの応援.みんないい走りをしていた.自分も頑張ろうと思った.


11:00のトランジオープンで荷物を搬入後,アップを開始.アップ時点ででめまいがした.いつもより心拍が高く,簡単に203まで心拍が上がってしまった.光学式のバグとは思えない辛さだったのですぐに切り上げた. 

いつも学生レースにお守り代わりに持って来ているTEPPELスーツを託していただいた29哲平さんと久々にお会いできてうれしかった.「俺の怨念が籠っているから今海に捨ててきてもええよ」と仰っており,そんなこと言わないでください…と怨念を払拭したかったのと久々のレースをお見せしたかったのでTEPPELスーツで出場を決意.


スイム

まぁ泳げはするだろうと思ったが陸で競技説明を聞いている時点での心拍数が130.去年で緊張して100とかだったので,これは普通にまずい…と思い無理しないよう枠死守に切り替えた.最初のブイに並ぶまでに例年通りバトルがあり沈められた.スタート5秒前にTAKAHIROと目が合い,ニタニタしてきた.緊張してないんか?笑

 スタート後はバトルなくエイジレースのように進めたがやはり何だか気持ち悪い.すぐに後ろから大勢が来てかなり沈められた.最初のブイあたりで現場に抜かれ,チャンスと思ったが後ろについていた人に沈められ上手く付けなかった.そのうち単走に…

 一周目の上陸ではすでに前に人がいない.かなりふらついてしんどかった.さよちゃんと彩乃さんの応援と怒号がしっかり聞こえた.中四11位.ん~...出遅れてるな...その後は自分の前との差がかなり開いた.去年はついて行けていた前の集団について行けなかった.多分1分くらい空いていた.最終周は落ちてきた10人くらいに追いつきスイムアップ.今まででワーストのスイムだった.本当に良くない.インカレまでに何とかします.体調管理ができていなかったのも良くなかったし,ウェット慣らしも1週間前では遅すぎた.


T1

 「中四11位!!」と彩乃さんの怒号.吉村君いけるぞ!!!と九州勢?の皆さんの応援(ありがとうございました!).ただ全く走れずふらふらした.トランジには創意とシュウゴ?がいた.「創意にペース作ってもらえ!」という中山さんの声.引き締まった.


バイク

 飛び乗りはいつも通り.しかし心拍数がいつもより高く,身体がうまく動かない.後,近畿勢の速度感が例年よりかなり速い.DHバーなしの選手に次々と抜かれてしまい驚いた(38kmh~くらいの速度,200w後半くらいで踏まないと出ないはず).只,ドラを取られても嫌だし,ラン勝負になるであろうこのコースで踏みすぎるのも…と思い自分のペースを維持した.奥の折り返しで少し余裕ができたので中四の確認.1位は樋口(カーボンホイールで絶好調そう),次に岩月(例年通り顔がしわしわだった…)と悠(なんだか苦しそう?),岡田(相当追い上げそう),玄武と宝洋(安定の強さ,ここからもっと追い上げるでしょう!),創意(まぁ追い上げるだろう,それ誰のサングラス?),すなみ君(スイムで先行された…),橋本さん(橋本さん!!??かなり驚いたがボーダーの勝負ができそうでニコニコしてしまった.後から聞いたら1周差ついてました...)06ソラとシュウゴ(予想以上,かなり良い位置で漕いでいて危機感)そして僕の次にです(すぐに抜かれてしまった.異様なスピードで...)と創平(フォームが綺麗.去年と同じく離せないか…?),大和田(頑張ってた!!)という状況.レース終盤にかけて追い越しができない選手たちが集団を作っておりその選手たちとどんどん離された.まずいと思い想定ペース+20wくらいで踏んだ.踏みすぎで落ちてきた近畿勢の回収や,ボーダー付近のガルズ選手のフォーム的にラン勝負になると確信したので焦りすぎず進んだ.

彩乃さんの「ここ耐える所!!!!!!!」と言ってくれたところは特に頑張っておいた.垂れているように見えたと思うけどこれが限界のペースでした...周りが速すぎです.ランが走れるかどうか(攣るかもしれないので)確認していない未知のペースだったが,そうするしかなかった.結局心拍数は最後まで落ちず,暑かった去年より高かった.

 今回の誤算は集団の強さだった.自分の場合,今のガルズなら足の指5本に入るくらいのエアロフォームは取れるが前の人を目印にする走行だとエアロフォームを取れていなくても速い.それが今回は2年前と同じくらい多かった.また,去年よりはマシと言え,高いパワーが出せなかったのが問題.

 ちなみに補給は玉麻さんのマグオンとモルテンジェル1個,ボトルにポカリスエットとモルテンを入れていたが,暑くなかったのと踏むのに集中したためポカリ半分とモルテンドリンクの半分くらいを飲んで終了.空腹感もなく走れたのでよかったと思う.


⇧サングラス変えました😎 松浦さん写真ありがとうございます!

T2

飛び降りは成功.奥田と大西が「前すぐそこ!!」と叫んでくれた.「もう間に合わないかも」「インカレに出れないかも」などという言葉が一瞬頭をよぎったが,一番出たかったのに出れなかった幹部の一年と落車して完走できなかった後の一年がを思い出し「負けない,最後の最後まで絶対に諦めない」と念じた.


ラン

 スタート時点でかなり離されていることは分かったので,先を急いだ.このころには2分?3分?こんな離されてて行けたらかっこよくね?くらいに考えていた.そうするとドラフティングのペナルティを取られていたらしく1分止まった.周回遅れにされたときか...?ボードには600台のナンバーがいくつかあり,Gulls選手が心配になった.ペナルティ消化と同時に飛び出した.後ろを見ている余裕はない.この時点で3分半差.はい?こんなん巻き返せる?でもやってみるか!!奥の折り返しまでで選手とすれ違う.岩月がタカヒロと創意と一緒の位置を走っており混乱した(ペナルティを消化していたらしい).ちょうどはっさく屋のところに中山さんをはじめとするOBさん方と,九大OBの清水さん(いつもありがとうございます),また海岸線に哲平さんと藤井さんがいて下さり,本当に身が引き締まった.だらしない走りはできない.

 ランでは他の選手を割と抜かせて,2年前のように先頭に抜かれることはなかった.一周目を終えた時点で「ボーダーと1分!」意外と詰まっている.冬走り込んだ成果が出ている.2周目,想空を最初の登りで抜かした.若干申し訳なささがよぎったがあまり考えないことにした.はっさくや下りにて九大同期の五百蔵氏から「このコースもう人生最後やから!」との激励?を受けた.そうかこのコースは今日で人生最後なのか…と考えると何だか力が湧いてきた.位置も応援もナイスすぎた…ありがとう!

 2周目,終盤でですとすれ違う.相当キツそうだった.その後ペナルティボックスで修吾を確認.これはいけると確信し,最初の登りで回収した…がこの時左ハムがピキ.やばいと思ってかばうと右前ももがピキ.やばいやばい,攣ったら終わる...と考えかばって走った.全く速度が出ない.奥の折り返しで修吾に抜かれてしまった.攣らないことに必死で修吾の後ろにつかせてもらい,最後の下りで抜き返してしまった.本当に申し訳ない立ち回りをしてしまったと思う.攣らなければハヤトまで追いつけたと思うが後の祭りである.正直修吾のペナルティがなかったら追いつけなかった.それくらい速く,強かった.

 バイクで踏みすぎたので当然だが最終週は情けない走りをしてしまったが, 平均ペースは3'50と去年より30秒/km近く縮められた.3'40~45では走れそうな雰囲気だったのでいい感じだが,脚攣りを何とかしたい所.ホイールが硬すぎた?踏みすぎ?ブリック不足?わからないのでいろいろ試してみます.


 ゴール後,彩乃さんとはるとから何ギリギリのレースしてんだ💢的なお叱りを受けた.すみません.樋口からは本当良かったですと予想外の反応.心配かけました...ボーダーってこんな感じやったんやね…橋本さん,中山さん,大上さん,哲平さんとお話しし,エールを頂いた.最後のインカレ,絶対に完走してきます.


最後に

 0304はもう言うまでもなく,05の安定した強さと,06の秘めたる強さをこの身をもって体感できた予選でした.ここ数年,ガルズは個としてもチームとしても非常に強くなっていると思います.ペース走の一番遅いタイムが1年生入部前でキロ4(一番速いと3'20~25,え?),スイムも6分切りが当たり前という所まで来ています.競技力はさることながらチームとしての団結力も増しています.その中で最終学年としての自分の立ち位置や練習は部のモチベーションにかなり影響すると思っているので,一人で考えすぎず,頑張っていきます.雅人さん,哲平さん,中山さん,玉麻さんと枚挙にいとまがありませんが,過去の偉大なM2の皆さんのような選手になれるよう立ち振る舞いには気を付け,精進します.本戦はギリギリで抜いた06想空と修吾の分まで頑張ります.ぎりぎりまで頑張るので,応援よろしくお願いします.

 
 
 

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