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玄武の顔も3度まで☺️

こんにちは、03幹部主将の玄武です。

まずは先日のインカレの運営に関わってくださった関係者の皆様、並びにボランティアの方、そして暑い中応援して下さったガルズのサポートやOB・OGさんの皆さん、沢山の声援をありがとうございました。皆さんの熱い声援を受け、最後までレースをやり抜くことができました。

以下レースレポートになります。


8月

日和佐のレース以降、体調を崩し、調子を落としてしまっていた。0からのスタートだったが、逆に焦っても仕方ないと思い、周りに流されすぎず、自分のペースで練習に取り組んでいった。ミニトラではみんながいい記録を出している中、自分はまだ本調子ではない+クラゲに刺されると散々な結果であったが、本調子でない中、最低限頑張れたと切り替え、残りの練習に取り組もうと決意。本番あまり緊張が無かったのはここで変にプレッシャーをとても感じていたからかもしれません笑。ミニトラ後からまたここからリスタートしようという思いで練習を取り組んだおかげか、徐々に調子を取り戻していき、8月の終盤にはどの種目も安定してくるようになった。調子が上がっていたこともあり、自分の中でやれることはやったと自信を持ち、遠征へ。


9月1日

朝の集合で旗をもらい、玄武の顔も3度までというキャッチフレーズを見て、今年はやはりこれか、と思い、インカレがいよいよ始まるのだと実感した。午前中は部屋の掃除(ゲン担ぎ)とスイムの調整練を1時間ほど行った。ガリアスロンはスイムの調製をしながら見ていたが、とてもいいレースをしており、とても参加したかったが、変なことして調子を崩すわけにはいかないので、やりたい気持ちをグッとこらえ、調整を。ただレース前にとても笑いあり、見どころありのレースを見れたのは良かったです!

(まふがるそういうレースが実施されることを楽しみにします!)

その後、お昼過ぎに広大を出発、うどんを食べたいため、お昼を我慢したが、割と限界だった。ただ中山さんが全力でアクセルを踏んでくださったおかげで、なんとか餓死する前に念願のうどんを食べることができた。(中山さんありがとうございました!)お腹ペコペコの状態でのうどんは最高だった。その後、会場までまた移動をしたが、この時、腰からお尻付近に違和感を覚えた。少し痛くなっていたので、ほぐしながら移動をしたが、少し不安になった。しかし、この不安は一瞬で解けた。会場到着後、バイクのコースへ向かったが、バイクに乗ることでその痛みは解消された。体がバイクのポジションで解消されることを考えると自分もトライアスロンに完全に染まってしまったのかと思った(笑う)。バイクの試走はかなり自分のペースでこぐことができ、とても良かった。またランの試走もかなりハイペースであったが、こちらも問題なく2周行くことができた。その後、スイムコースを見に行ったが、夕方頃だったので、潮がめっちゃめっちゃ引いていた。トランジの確認も念入りに行った。自分の場所は出口からかなり出やすいところであることを知り、少し嬉しく感じた。

夜ご飯はかとうのからあげを食し、買い出しへ。買い出しでは平野さん、よしおさん、そして翼が推している2Runを即購入。この判断が後のレースでかなり効果があることを玄武選手はまだ知らない…。その後、温泉のサウナで整い、ホテルへ。ホテルに着いたのが遅いのと前日あまり寝れていなかった、そしてサウナで整ったおかげか、ホテルに着いたら、即寝だった(ちゃんと着替えて、歯磨きして、コンタクトは外して寝ました笑)


9月2日

5:00、7:00、8:00と4度寝を繰り返し、午前中最終調整へ。バイクはレースの流れをつかみたかったので、1人でスタートから橋まで踏み足でいき、単走でバイクコースへ。2週目は翼と合流して、コースの確認。その後、開会式へ向かい、夕食は再度かとうで焼肉定食を。橋本さんの漢気には惚れました。ホテルに戻り、インカレ選手同士で旗のメッセージを書き合い、寝る準備を。23時には寝ていた😪


9月3日

レース当日

朝は6時に起き、会場へ。食事は朝取らず、レース4時間前にいつものざるそばとおにぎりそしてパンとった。会場に着いてからはずっと眠かったので、テントでゴロゴロしていた。また暑さ対策は今年共に練習をした方はご存知の通り、冬から6月にかけて、自身のトレードマーク?でもある長袖長ズボンインナーを着て練習をしていたおかげで、テントの中にいても問題ないくらい、暑さには慣れていた。皆さん、オススメですよ!笑。女子選手のレースを少し見た後、お腹が少しすいたので、セブンのパンケーキを食べ、1時間後、アップ開始。少し汗をかく程度まで動き、いざ円陣へ。翼に玄武はガルズファイト~を言ってと言われ、頑張って叫ぶがのどのアップが足りず、少しかすれた感じになった。

翼ッ!03幹部が始まってからの今日までの円陣、そしてあと約3年続ける君に、ぼくは敬意を表するッ!

その後、レース前は必ず、飲むアミノバイタルと今回初めて取り入れた2Runを飲み、いざインカレの舞台へ!スタートに向かう前、沢山の方から声援をいただき、ボルテージが上がった。試泳でかなり波が高いことと右斜めに波があることを頭に入れ、泳いでいくことを決めた。直前まで谷本さんから氷をいただけたので、スタートまで氷で体を冷やすことができた。


<Results>

Total 2:17:28 Rank 98

Swim 0:25:17 SRank 107

Bike 1:02:30 BRank 67

Split 1:27:47 SRank 96

Run 0:49:41 RRank 100


Swin

スタートは左側3列目。後ろには大西、横には三枝、少し右側に浩平さん、後ろの方によしおさんがいた。前に近大とどこかの大学が固まっており、中の選手を守るように泳ぎそうだったので、その後ろで沢山波をもらえたらいいなと考えていた。シード選手が呼ばれた後、前につめ、いざスタート


ファーーーン。


スイムスタート。前に集団がいたので、そこに突っ込んでいく。始め100mまではほぼバトルだった。だが、サッカー部で培ったフィジカルがここで生かすことができ、上手くバトルを避けつつ、自分の進みたい方向に上手く進むことができた。1つ目のブイ周りでもバトルがあったが、上手く抜けることができ、どんどん泳いでいく。ここまであまり体力を消耗せず、泳げてきたので、少し落ち着いてきたところで、徐々にスピードアップし、自分のペースで泳ぐことができた。1周目では誰が近くにいるか確認はできなかったので、そのまま入水。入水前、前がかなり右に流されていたので、そのことを頭に入れながら泳いでいった。2周目の1つ目のブイ周り後で、慎吾、岡俊、浩平さんがいることを確認。邪魔をしないようにしつつ、ペースメーカーにしながら、泳いでいく。ここでガルズを見つけれたことで少し安心感があった。ただ、2つ目のブイ周りで、スイムアップ地点への最短距離を目指したため、みんなが固まっているところから離れたしまい、3人も見失ってしまった。そこからスイムアップまではほぼ単泳だった。3周目に入る時点でガーミンの時計で16分くらいであることを確認し、3周目上げていかないと考えた。ただ3周目できつい中、単泳だったこともあり、かなり体力を削られてしまった。また海水も去年同様かなり飲み、お腹をくだした。ただそれでも最後の力を振り絞り、スイムアップ!全力でトランジへ向かうのだった。


T1

とにかく全力で走った。マネさんがどこにいるか分からなかったので、ガーミンの時間を見て24分代であることを確認。バイクは5周までは全力で行こうと考えながらトランジエリアへ。ゼッケンベルト、ヘルメットの装着は問題なくでき、いざ飛び乗りへ。しかし、今まで問題なく飛び乗りができていたのに今回ビンディングシューズを踏み外してしまい、危うく落車するところだった。ただ前には2,3人しかおらず、後ろに集団がきていることを確認していたので、落ち着いて乗り、橋まで踏み足で行く想定だったが、前日にガルズが調整でバイクを置いた公民館付近まで踏み、そこでシューズを履き、後ろのパックを待つ作戦に変更した。これはかなりいい作戦となり、パックが合流した段階で自分はいい状態でバイクを始められ、周りより少し有利な状態でバイクスタートとなった。


Bike

始めは8人ぐらいのパックだったが、2人バイクが強い人がいたので、その人を中心にパックを形成した。この時はまだ先頭から逃げることを考えていたので、巡航速度を上げるため、先頭に何回も出た。周を重ねるごとに徐々に人を増やしていき、陽向のタイム差の数字が徐々に広がっていることを確認でき、少し安堵していたが、6周目に入るまでは少しも油断できなかった。4周目に入る段階で岩月のパックを回収し、自分たちのパックはかなり大きいものとなった。かなり大きな集団になりかつ、先頭からも十分逃げ切れるところにきた段階で踏まなくていいからみんなで回していこうという声掛けがあり、少しそこで回復をすることができた。ただそこまでかなり体力を削られており、補給をとるのもままならない状態だったため、水、ジェルを飲むことができなかった。(これがランで大きな痛手になるとは,,,)5周目に入った段階であと1周行けば、行けるという段階で立命館の大場くんのパックと合流、そこから再度スピードアップ。中切れが起こりかけたが、自分が前に出て、なんとか先頭に着いていく。ここで後ろに着くことも考えたが、ここでちぎれて落車などがあって、ラップですとなるのが怖かったから、それは避けた。ただ無理をしすぎたせいか、足がつる段階まできていた。やばいなと思いながらも、踏み続けた。5周目の最後も前に出てパックを引き、そしてついに6周目、ついにインカレ完走できると安堵感がでた。この時自分の中で色んなことがこみ上げてきた。ただレースはまだ続くと切り替え、最終周へ。途中の折り返しで前のパックに中山さん、玉麻さん、翼がいることを確認。中山さんが途中単走になっていたことも考え、岩月にランで走れるよう準備しておくよう伝えた。(ただ伝えるまでもなかったですが😅)バイク6周目で折り返し後、先頭が仕掛け、徐々に体力を削られていく。ただ足はつりそうでつらない。これは2Runの効果が出たのか、そう感じた。補給も十分にとれていないので、しんどかったが、後ろにつきつつ、前に出れるときは前に出たりと、かなり無理をしていた。今思えば、後ろについて休んで補給をとればよかったのにと思うが、その当時はそんなことを考える暇はなかったのだと思う。降車は後ろの方に着き、水をとったりし、ゆっくり降車。T2へボロボロになりながら進んだ。


T2

今回のT2は自分史上、最も時間をかけたトランジと言える。まず着いたら、バイクを置き、ヘルメットを取り、バイクにかけた。その後、トランジに置いていたウイダーインゼリーを飲みほした。この時のウイダーほどうまいものはないと感じた。そして足をつらないように2年インカレの舞台で輝かず置いてきた相棒ちゃんを履き、ランスタート。ボトルの水も大量に飲んだ。


Run

体力面と体の状態を考慮し、かつ完走を絶対するため、大幅にペースを落としてランをスタートした。始め1周はトランジで少し休んだおかげもあり、キロ4分半といいペースで走れた。沿道から沢山の応援をもらいながら、一歩一歩前に進んでいく。途中神社前で岡俊を見つける。少し動揺したが、岡俊にそのペースで行こうと言われ、絶対完走してやると誓い、前に進んでいく。1周目が終わるまではかなりいいペースで走ることができた。また広島国体のユニフォームを着ていることもあり、周りからあのユニフォームかっこいい、あの子のユニフォーム凄くね、と注目を浴び、徐々にペースを上げていく。まいちゃんから翼さんと30秒と言われ、よし追いつけると思っていた。ここまでは調子が良かった,,,


2周目にエイドで水をもらい口、首、体に水をかけ体を冷やしながら走っていたが、緊急事態が発生した。エネルギー切れが起きた。バイクで水1口しか飲めなかったせいか、ほぼ全く補給を取らず、ランに入ってしまったため、ハンガーノック気味になった。トランジでジェルをもってこればよかったと後悔したが、今さらとることはできないので、ペースを落とし、少しずつ進んだ。ただ沢山の沿道のおかげでキロ5から6になりながらもゆっくり走っていった。途中平野さんからしっかり腕ふれー!と言われ、はっとし、腕をふるようにした。そうしたら少し楽になりここからまた上げれると思った。だがそう人生は甘くない笑。

3周目ついに足に限界がきた。エネルギー切れ+攣りそうという最悪な状態だった。やばい俺はあと5㎞走り切れるのか。そう絶望しかけていたが、あるレースのことを思い出した。

そう皆さんご存じ福山トライアスロンである。


~福山トライアスロンといえば、スイム1.8km、バイク80km、ラン18kmのミドルレースで玄武選手は昨年このレースに個人で参加した。その時とある事件が起きていた。そうラン残り12㎞でのハンガーノックである。玄武選手はこのレース前、パン2個とカロリーメイト2個と今では考えられないような食事量でレースに挑んだのだ。その結果ラン12㎞をフラフラになりながら走り切り、ミドルを完走したのである!!!(この時、OD完走よりも先にミドルを完走したという伝説も残した、波乱万丈なレースでした🤪)~


そのレースを思い出し、あの時は12㎞だったけど、今回はあと5㎞、半分もない、行ける!そう感じた。ただ足が完全に攣ってDNFだけにはならないよう少しずつ前に進むことだけを考えた。ゆっくり進みながらガルズや沿道、ボランティアの人の応援を受けながら、ラスト周回へ。4周目ではラストということもあり、少しだけ元気になっていた。ただ足が限界をきており、少し伸ばしながら、ゆっくり進んでいく。まいちゃんから翼さんから死ぬ気で来い!だそうですと聞き、あと少しと感じる。小学校付近で哲平さんによう頑張った!と言われレースが終わりに近づいていることを感じる。最後少しでも順位を上げたいと思い、前に1人選手がいたので、最後に最後で仕掛けたが、すぐに両足が攣り失敗😔諦めて足を引きずりながらついに





ゴーーール

3年目にしてやったインカレ完走をつかんだ。ゴールをした瞬間涙が出てきた。初めてスポーツで涙した。03幹部主将でありながら団体順位に絡むことはできず、主将らしいことはできなかったが、チームとして来年の枠を守ることに少しでも貢献できたら嬉しく思えた。レース後、翼に会えた瞬間お互い涙し、熱い抱擁を交わした。最高だった。




レースについては3種目全てに課題があった。自分はあとインカレに3回挑戦するチャンスがある。これからインカレを目指す後輩たちに負けないようにまたここからスタートしていきたいと感じた。ただまずは自分におめでとうと言いたい!(わがまま許してください笑)また幹部終わっちゃったブログで詳しく書こうと思いますが、今年は個人年間目標(宮島完走、インカレ完走、インカレ2桁順位)全てを達成できたんですから!😁

最高なレースであったものの課題があるレースでした。自分が好きな言葉に

幸福はゆっくりじっくりあせらず、あせらず

とあります。この言葉通り、自分ができることからまた初めていき、少しずつ前進していこうと思います。




また玉麻さん、岩月、中山さんの3人には団体順位6位という幹部目標を達成していただいたことをとても感謝しています。10月からは先輩として部活に参加する立場となるので、チームを支えられる選手になれるよう頑張っていきたいと思います💪


ここまで読んでいただきありがとうございました。最後になりますが、応援してくださった皆様本当にありがとうございます🙇‍♂️

来年は今年よりかっこいい姿を見せれるようまた戻ってきます!


最後に


さて17日にはあの魔の福山トライアスロンがあるので、少し休んでからまたスタートしようと思います!

目標はハンガーノックしないです!


それでは

Arrivederci!

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