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第拾壱話 国スポ反省ブログ~心技体~

9月14日
読了時間: 8分

こんにちは.きれいに貼りすぎたボディーナンバーシールと格闘していた,06の板谷です.貼ったときは気合も入るし謎の達成感に包まれるのですが,剥がすときの,肌を延々と擦る虚無の時間はトライアスリートあるあるだと思います.

 

さて,今回は「青の煌めき青森国スポ2026」のトライアスロン競技に島根県代表として参加してきましたので,そのレースレポートになります.

 

まず,開催にあたってご尽力くださった,青森の関係者の皆様,トライアスロン協会の皆様,及び関係者の皆様に厚く御礼申し上げます.

 

また,島根県及び県トライアスロン協会の皆様にも様々なご支援を頂きました.この場を借りてお礼申し上げます.

 

そして,選手団の皆さんもありがとうございました.初めての国スポで分からないことだらけの中,温かく受け入れてくださって,とても楽しい遠征になりました.できれば,来年もご一緒できるように頑張りたいところです.

 

 

お礼の時間はいったんここまで.レースレポートに入ります.

 

【前々日】

玄武さんの車で広島空港へ.急なお願いかつ早朝にも関わらず,送迎ありがとうございました.

 

空港には広島県選手団の谷本さん・松浦さんの姿も.まさかの一緒の便(松浦さんは後ろの席でした)になり,最悪迷ってもついていけば大丈夫か,といったところ.

広島→✈→羽田

羽田空港は広すぎた.乗り換えのために1㎞くらい歩いたんじゃないだろうか.(預けた荷物が引き継がれることを知らずに一度降りてしまった自分のせいなのだが).青森への乗り場には,ガーミンをつけたトライアスリートと思しき面々がぞろぞろ.いわゆる“界隈”で集まってトークが盛り上がっている様子だった.

 羽田→✈→青森

 

チーム島根のメンバーと合流し,いったん会場へ.バイクを組み立てて,会場の雰囲気を感じた.着々と準備が進んでいて,いよいよだなといったところ.“青森は寒いのでは?”と危惧していたが,むしろ雨がちだった東広島より暖かかった.

 

夕方にジョグをしてこの日は終了.三角形のアスパムは,くにびきメッセと同じ匂いを感じた.

 

【前日】

起床&朝食.その後試走へ.

 

まずバイクコースを3周ほど.橋を登って下る,1往復5㎞の直線コース.途中に大きな遊間があって,非常に危ない段差だった.ただ当日は覆われるとのことで一安心.寧ろ結構な登りだったので,脚を消耗しないかの方が不安だった.

 

ランコースは,まあ可もなく不可もないコース.街中なので沿道からの声援があったら嬉しいな~といったところ.

 

マサハルのおかげでいろいろな近畿の人と話せたが,何せ名前は知ってるけど顔を知らない人だらけ.人見知りごにょごにょ星人になってしまった.あれ,俺こんな人種だったっけか?

 

開会式でナンバーを受け取ると,ようやくレースの実感が湧いてきた.

 

大戸屋で夕食を取って,トレーナーの方に体を見てもらった.本当はじっくりやってもらおうと思っていたが,少し体を触って「体の状態メッチャいいから,このままにしとくわ」と言われた.プロから太鼓判をもらったので自信をもって就寝.

 

【当日】

男子のレースは12:30だったので朝ごはんは6:30に.マサハルと歩いて会場へ向かい,女子の応援をしていた.見るたびに思うが,“トライアスロンってすげぇ”.体中がゾクゾクする感覚,わかってもらえるでしょうか.歩子も紗代さんもナイスレースでした.特に紗代さんはバイク力がありすぎて後方をチラチラ振り返っていて面白かったです.

 

そんなこんなで,自分たちのレースが迫ってくる.

 

11:00ごろにローラーでアップ.10分程度くるくる回した.その後少しダッシュ系のアップ.こういう時にできる動きづくりのバリエーションを増やしたい.毎回適当に必要そうな動きをやっているだけになってしまっている.アップのBGMは島根ということでSKRYU.

 

11:30ごろにトランジ搬入.用意はいつも通り.アミノバイタル赤×2を装備,ドリンクはボトル半分にアクエリ,グレープフルーツジュースを少しとパラチノース1本.もう一本は水のみにした.

 

トランジが刺すやつで大興奮したのは内緒.

 

ほんのちょっとだけスイムアップ.クソほど泳ぎやすかったので一安心.上陸すると少し肌寒い感じではあったが,体は動きそう.

 

去年は魔観光殺法で入場した島根チームだったが,今年はしまねっこをもって入場した.(余談ですが,しまねっこのぬいぐるみ,会場でとても人気でした.皆さんもいかがですか?)

 

目標

スイム:先頭5分以内

バイク:パックで回す・インカレの練習

ラン:3分50秒

いずれにしろ,スイムですべてが決まってしまうので,1500TTであることに変わりはない.

 

 

レース開始までに1800字を要してしまいました.ここからがレースです.

 

 

〈Swim〉

前日の抽選により,ポンツーンの位置は広島と宮崎の間の,中央やや右寄りの位置.隣に知っている人がいるという安心感は絶大だった.宮崎の人に,前の人の脚が水中に消えたくらいに飛び込むとよいと言われたので,採用することに.前日試泳の段階でポンツーンが大きく揺れることがわかったので,グラつかないように意識した.

 

ドクン,ドクン,ドクン・・・

 

Puuuuuuuun!!

 

予定通り,マサハルの脚が消えた瞬間に飛び込んだ.と,いきなりバトル.

 

“いやいや,国スポのスイムって治安いいんじゃなかったんかよ”と思いながら第1ブイまで泳いでいくと,集団も大分ばらけてきて,泳ぎやすくなってきた.ただ,第1ブイに向かう途中で第3ブイくらいに先頭が見えた時には現実を突きつけられた.1500TT22:00で喜んでいる場合じゃないな.

 

第3ブイから防波堤の横を過ぎるころには,対向に第1集団が見えた.はええ.

 

2周目は基本前を引く時間が長かった.時折,後方からツンツンされたり,余力がある人に抜かれたりしながら気づけばすぐにスイムアップがせまる.前に数人連なっているのが見えてきたので,“このパックを逃してたまるか!”とペースアップしてスイムアップ.

 

もちろんT1は全力ダッシュ.

 

〈Bike〉

前を行く人に追いつこうと焦り,まさかの飛び乗りミス.バイクを倒してしまった(伏線).

 

持ち直して踏んで登りで追いついたが,変速が上手くいかないな~,という感覚があった.ちょっと歪んでるかもしれんと思いながら,集団に合流.

 

パックは最初5人か6人くらい.声を出してくれる人が多く,パックの人数を減らさない立ち回りを互いに意識できていたと思う.途中で前のパックを吸収して10人くらいになったので落ち着いた高市さんくらいの強度で巡行できていた.

 

途中で第1パック?が大集団で抜かしてきた.ゴォーという擬音がふさわしい迫力だった.おかげで何もできない時間があったのだが.(周回差パックの後ろに付けないため)

 

紗代さんや歩子の応援も耳に入っていて,太鼓判通りの体の動きで,

 

…最高の気分だった…

 

5周目の終わり,橋を下って折り返しのために減速しギアを軽くした瞬間に,それは起こってしまった.

 

“バキバキバキッ”

 

後輪がロックして制御不能に.一瞬何が起こったがわからなかったが,パックにいたので迷惑をかけないよう,絶対に転倒しないように何とか耐えた(体は無事です.ご心配おかけしました.).

 

歩道に上がって後輪をチェックすると,スポークがバキバキになっていた.目の前にストックホイールがあったので,慌ててバイクを担いで50mほどダッシュ.「島根頑張れー」の声をくれた方,ありがとうございます.

 

…そこは事前に預けた人だけのホイールなので,当然受け取れないのですが.

 

審判の方と話しながら冷静に見てみると,リアディレイラーが折れてしまっていた.これでは競技を続けることは絶対にできないと判断し,アンクルバンドを審判に返却し,ここで初出場の国スポは終わりました.

 


〈結果〉

DNF(S 22:36)

 

自分が乗っていたパックの皆さんにはご迷惑をおかけしました.落車が無かったようで一安心です.

 

何とも言えない,やるせなさに苛まれました.応援をしていても,なぜ自分はこちら側にいるんだろうという悔しさに焼かれそうでした.

 

そして,それ以上に申し訳ない気持ちが溢れました.島根県の代表として,様々なサポートをしていただいていたのに,完走という最低限の責務を果たせなかったことへの罪悪感とでもいうべきでしょうか.今まで何かの代表としてレースに出場する経験が無かった自分にとって初めての感覚でした.そういった意味では,国スポという舞台への覚悟が足りていなかったということでしょうか.

 

今振り返れば,予兆はあったかなと思います.浮足立っていて,どこか他人事のような.当日の動きや準備もしっかりイメージできていなくて,とっさに慌てて動くことが多くなっていました.

 

インカレがメインと考えていたことを踏まえても,準備不足でした.体の調整は十分でしたが,機材や補給,日程管理などつめておくべき点が山ほどあって,それをサボった結果,焦りにつながってしまったと振り返って思います.

 

 

インカレ前に良い勉強をさせていただきました.

 

同じ失敗をインカレでするわけにはいかないので,あと2週間やることをやり切って当日を迎えたいと思います.

 

自分がやった方がいいと思ったことはどんどんやっていきたい.やるべきことはマストでやる.

 

幹部として迎えるインカレを最高の形で締めくくれるように,All Outで頑張りたいと思います.


まずは飛び乗りも練習しないとですね・・・

 

 

最後に,この遠征でお世話になったすべての人に感謝を込めて,このブログを終えようと思います.

 

ありがとうございました.


1件のコメント


上杉つよし
9月14日

Live見てました リザルトみてDNFになってたので心配してましたが、カラダ無事でよかったです。インカレも頑張って

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