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第拾弐話 観音寺でみた景色

3 日前
読了時間: 9分

こんにちは.国スポで大破したCOLNAGOをグスピで修理してもらった,06の板谷です.島根県から頂いた支援金は全て失いましたが,歴史あるホイールと共にインカレを戦えたことを嬉しく思う次第です.

 

さて,9月27日に観音寺にてインカレが行われましたのでそのレースレポートになります.

 

まず初めに,この大会を開催していただくにあたってご尽力くださった観音寺市,JUTU,審判団の方々をはじめとする全ての関係者の皆様に感謝いたします.悪天候の中にも拘らず,声援と共にボランティアをしてくれた子供たちも本当にありがとうございました.

 

そして,サポートの皆さん,OB・OGの皆さん,皆さんの声援が無ければこのような舞台で戦い抜くことは決して叶いませんでした.この場を借りて,感謝をお伝えします.ありがとうございました.

 

それでは,インカレのレースレポートを書き進めていこうと思います.幹部の1年間やここまでのことを振り返るのは後日別のブログを書こうと思っているので,インカレ限定になるように頑張るつもりです….

 

 

(国スポ以降)

初めての全国の舞台である国スポで大失敗をしてから,気持ちの整理がつくまで1週間くらいかかった.ただ,インカレまで2週間と迫る中でのあの経験は,悔しさと共に背水の陣のような,覚悟をもたらしてくれたように思う.結果的には調整は国スポを参考に,レースへの準備はより解像度を高くすることを意識して臨むことができた.

 

 

(レース1週間前)

月曜日のブリックで,代車のアルミバイクに乗った私はボコボコに千切られたが,想定よりもランが走れていた.水曜日の裏インカレではインカレ選手として唯一の3000TTと1500TTの両方に参加.無謀かとも思ったが,国スポ前の調整と近しいと考えて決行.結果的には3000TTは自己ベスト,1500TTは普通のトライスーツかつチャック全開で22:30を切ることができた.調子は確実に上がってきた.

 

 

(金曜日:前々日)

早入り組だったので,午前中にプール前に集合,積み込みをしてプールで700mくらい泳いだ.SKPSとドリル,パドルスイムとダッシュで水の感覚を確認する.その後は07トリオの運転によって何事もなく香川まで到着.

 

琴弾公園に到着してバイクを組み立て,バイクコースの試走へ.路面の凸凹や風向き,周回の位置を確認して2周回行った.バイク力はめちゃくちゃ乗っていた8月から確実に落ちていて,結構危機感を感じる試走になった.ランコースの試走は1周.既に何回か見ているので特に迷うことなく当日のイメージをつけることができた.潮が引きすぎていた海の様子だけは参考にならなかったが.

 

ホテルにチェックインした後は,カトウで夕食をカチコミ,買い出しをしてゆっくりと就寝した.旗のメッセージを熟読して,目頭が熱くなった.

 

 

(土曜日:前日)

6時半?ごろに起床.前日に買っておいた朝食を済ませる.この日は午前中フリーだったので,やりたいことを済ませることにしていた.

 

まずは観音寺Jog兼観光へ.ホテルから会場までJogし,ランコースを回っているとキッズトライアスロンのための交通規制に出くわした.そのため,観音寺と琴弾八幡宮(階段上った本殿)にお参りすることにした.ここ最近,06幹部代として厄払いした方がいいと思っていたが,運よくパワースポットを訪れることができた.社務所で勝守りを購入して運気の準備万端.

 

コインランドリーで洗濯を済ませ,近くのうどん屋で昼食.洗濯がこの頻度でできるなら,もう少し荷物を減らすべきだった.

 

開会式会場で受付を済ませ,島根の関係者の方に挨拶をした.

 

開会式は何故かまたも太鼓.隣でウトウトしてる人を横目に,上の人倒れないかなぁなんて心配していたら気づいたら終わっていた.雨が酷くて翌日が心配になる中,変更点が様々に伝達され(早急に対応してくれたはやと,はるのに感謝です),おやおやといった感じ.ただ,なぜか不安は1ミリもなかった.

 

カトウで夕食を済ませ,ハイエースに縦積みをしてこの日はすぐに寝よう,と思ったがあまりに心が落ち着いていて気持ち悪かったので,ノートに感情と意気込みを整理して,一読してから寝た.

※来年度以降も可能なら縦積みをして会場入り&帰りをした方が良いと感じました.明らかに早く,快適です.

 

 

(日曜日:当日)

集合時間(6時)の1時間前に起床.朝食はいつものルーティンを体に入れる.

 

会場まで向かい,もろもろの準備をしていると,あっという間に円陣の時間になった.

 

挨拶の時から溢れたはやとのアツい思い


翼さんのラスト円陣かつ,晃樹の初円陣


皆の声が一つになる瞬間・・・

 

"今日,この日のために準備してきたすべてを懸けてやろう!"

 

紆余曲折あったかもしれないが,06のGullsがまとまった瞬間のように思えて,感動した.

 

女子のレースは,さすがでした.心配する要素がありませんでした.

歩子のスイムからの先行劇.紗代さんの陸の強さ.その姿から,“これだけやったぞ,やってみろ.”そういわれている感じがして嬉しかったです.

 

 

ここで,11:40のスタートに向けてどういった準備をしていたか,個人の例ですが来年の初出場の人に向けて残しておこうと思います.

 

・会場入り~トランジOP⓵

バイクの準備(シール,補給,サイコンなど),ゼッケン

⓵では基本的にバイク搬入のみ行った.気温が低かったのでドリンクはこの時用意したが,暑いなら直前がよさそう.雨だったのでランシューは②の時で正解だった気がする.あとはトランジの動線を入念に確認した.

 

・女子のレース中~10:30くらい

基本的に女子の応援.補給食を食べる.30分からアップを始めたかったので,徐々にストレッチなどで動くようにした.

 

・10:30~ 10分間くらい

ローラーでアップ.最初はくるくる回して心拍を上げ,片脚やSFR,高ケイデンスなどを行う.途中で立ち上がりを想定したダンシングも取り入れた.

 

・10:40~ 15分くらい

ローラーで体が温まったので,ランのアップ.体操とジョグ,流しを数本といったところ.

 

・10:55~ トランジOP②

最終搬入なので,ビンディングやサングラス,ランシュー,一応のOS1ゼリーをセット.

 

11:10

30分前ルーティンのレッドブルをかち込む

 

11:20

入水チェック.この時に体が冷えないように注意する.中には,スタートギリギリまでシートで断熱している人もいました.

ゴーグルが直前に壊れている人もおり,用意の大切さを実感しました.

 

11:40

男子スタート

 

 

入水チェックの時にGullsのメンバーとたくさん話せたおかげで気持ちはだいぶ楽になった.タカヒロさんも背中を叩いて気合いを入れてくれた.藤崎さんとは“今日は僕のSailing Dayなんで,記念撮影よろしくお願いしますね”なんてBUMPトークをしていた.

 

スタート位置は打ち合わせ通りの右寄りから.前は筑波やとんとら,中央側にはウルトラがいたので,速い人が抜けたスペースを有効利用したい所存.

 

目標

絶対完走

できれば昨年の幹部代を超える結果を

 

 

Puuuuuuuun!!!

 

Swim:24:59(100)

飛び込むと同時にバトルスタート.人の上を泳ぐという感覚は心優しい(冗談)僕にはわからないのですが,瑠夏さんに教えてもらった乗り越えはとてもうまくハマった.ただし,呼吸側でしか乗り越えなかったため気が付けば最内に.意外にも空いていたので助かった.

 

第1ブイ,第2ブイでの●し合いには透明人間になったつもりですり抜ける.上陸したときに複数のカモメが見えて一安心(そら,翔太あたりか).

 

2周目以降は比較的落ち着いていて,近くの人と協力しながら泳ぐことができた.頭の中のBGMがずっと西野カナで,深層心理が乙女だったんかなぁとおとめ座の自分に問いかけて泳いだ.3周目の第二ブイ過ぎたあたりで創意さんと目が合った.エェッ,これは俺が外したんか,創意さんが当たってるかどっちなんやろうか….と失礼なことを考えつつ,同じパックに死んでも乗りたかったのでスピードを上げて上陸.

 

考えることは同じだったようで,T1で創意さんにぶち抜かれ,慌ててゼッケンをつけ忘れ,ようやくT1を終えてた時にはそら,土井さんと一緒になっていた.

 

Bike 1:01:35(84)

落ち着いた漕ぎ出し.ビンディングもすぐに履けた.

そらにこのパックで行こう,と声をかけて最初10人程度だろうか?回していた.

 

ところに,某バイカーが登場.おやおやおや.

 

“おせぇぞ!”“まだまだいける!”“もっと踏めや!”“お前らこんなもんじゃねえだろ!”

 

威厳の出し方と激励のバランスがうまいな~と思って,キツイ中で歯車と化した僕は足掻いていた.その甲斐もあってか,2周目には前の2パックを回収.超大きなパックが完成した.玄武さんや岩月さん,創意さん,想空,もちろん翔太も.夢のような時間が過ぎていった.

 

ただ,立ち回りは反省点が多い.

 

後ろに人が多くいるのに,中切れを埋めようと脚を使ったこと.立ち上がり前に前方へ入れなかったこと.そのせいでメインパックから千切れ,後ろの集団で残り2周を旅することになった.

 

パックのメンバーは6人だっただろうか.想空,土井さん,名大の中島くん,あと他大数名.パックから千切れただけあって?実力は同じくらいだったので平和に回しながら進むことができたと思う.最後,T2に入る前に土井さんに“ありがとう”と言ってもらえてうれしかった.こちらこそです.

 

Run 37:55(66)

OS1を一口飲み,ランスタート.時計は付けたが見ないことにした(萎えるので).とにかく,ランに入れた喜びを噛みしめていた.

 

要所要所で聞こえるガルズの応援.給水でのハルトさん(“団体行けるぞ”は逆にリラックスできました笑).鳥居での橋本さん.登り口での悠乃たち.本当はみんなにありがとうと伝えながら走りたかった.一人だったらいつ止まっていてもおかしくない.そんなギリギリのレースでした.

中でも,他大にも拘わらず声がかれるほど応援してくれた九大同期のみんなには感謝しています.応援してくれてる人がいるんだと思えるだけで涙が出ました.

 

書きたいことがありすぎて,伝えたい感謝がありすぎて書ききれません.本当に有難うございました.

 

・・・・・

 

ゴールはカモメポーズをかまそうとしましたが,前の人と被って良い写真はありませんでした泣.

 

Total 2:04:28(82)

 

自分が想定していた,最低限のレースはできたように思います.スイムで耐え,バイクでも耐え,ランでも耐える・・・.

 

正直言えば,スイムはここ最近の仕上がりを考えると,もう少し早く上がりたかったところ.バイクも立ち回りを焦らなければ千切れなかったのではないか.ランについては特にいうことはありませんが,トータルとして達成感と同時に改善点が見つかるレースになりました.

 

もう一回リベンジしたいかと言われたら……1か月考えてみようと思います.

 

ただ,一年間目指し続けた夢の舞台には,それに見合うだけの価値がありました.

それだけは間違いなく一生の財産と言えるものです.

 

06の同期のみんなには,心から感謝しています.

学年が進むごとに部員が減っていって,一人当たりの負担も大きくなりピリピリすることも多かったですが,この4人だからこそ乗り越えられたと思います.できるなら,一回06会したいですね….

 

 

以上,インカレブログでした.


※忙しくて06で集合写真取り損ねたのが心残りです...



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