top of page

第漆話 真夏のカス走り😢シン・さぎしまトライアスロン

皆さんお久しぶりです。06の板谷です。

8月24日に行われたシン・さぎしまトライアスロンに参加してきましたので、そのレースレポートになります。スタッフとしても参加した今大会は“シン”の付く名の通り新たな挑戦で、その第一歩に携わることができたことを嬉しく思います(改善点は山ほどあるかもしれませんが…)。大会を支えてくださった皆様、本当に有難うございました。

 

 レースレポートの前に、今年も夏の九大合宿に参加させていただいたのでその振り返りからしていきたいと思います。夏休みに入りそれなりの練習を積めていたわけですが、某ライド(僕のStravaをお持ちの方はご存じでしょう)のおかげで体調を崩してしまい、楽しみだったまながるも欠席。落車のせいで体も財布も痛みました。そのため以降一週間は練習ができない状態での合宿となり、九大のヴィンゲゴーこと幹事のカズマさんに何度も気を遣わせてしまって申し訳なかったです。

 合宿では、他大の先輩・同期だけでなく1年生からも刺激を受けることができました。競技に貪欲に取り組む姿を見て、このままではダメだな。成長していきたい。そう思えた3日間でした。更に今回は、トップレベルの選手である甲斐 瑠夏さん・甲斐 いずみさんにコーチをしていただきました。スイムやバイクの技術に加え、練習方法の組み立て方など貴重なお話を聞くことができ、非常に良い経験になったと思います。他にも一瞬で千切れた1日目の早朝ドラ練や観光(大嘘)ライドなど書きたいことは色々ありますが、詳細は初参加の07のブログに任せようと思います。

 

 さて、シン・さぎしまトライアスロンの話題に移ります。かつてはGullsのデビュー戦でもあったさぎしまトライアスロンが幕を下ろしてから1年。実行委員でもあり、Gullsのトレーナーをしてくださっている奥島さんにお誘いいただき、スタッフ&招待選手として参加することになりました。非インカレ選手である自分にとってこの時期のレースは貴重かつ07と一緒に出場できるレースということで楽しみにしていました。

 

 ということで、以下レースレポートです。

 

 前日はフェリーで移動し、スタッフとしてフル稼働した。メイン会場の設営(バイクラック、柵、コーンなどなど)を済ませると、自分たちが宿泊するための布団の搬入作業があった。創意さんの運転するハイエースで向かったのだが、島特有の狭い路地を何度も切り返す羽目になり肝が冷えた(直前に某先輩にいろいろあったため一層)。やはり運転がうまいことは大学生のTireの上位に来ると思う。また、コース上にコーンを用意したり看板を設置したりと本当に忙しかった。1レース終わった感覚がしたほどだった。夜はお堂で宿泊した。別荘の人たちもいたが、結果的にはお堂でよかったと思う。普段よりよく眠ることができ、レース前のコンディションとしてはまずまずの状態に持っていくことができた。唯一の懸念事項としては、食事がすべてパンになってしまい、ご飯を取ることができなかったことだった。スタッフの方々は朝も早く、1日中大変だったと思う。そのことを考えると、選手として手を抜いたレースは決してできないと思った。

 

目標

スイム:24分

バイク:優雅に負けない

ラン:死なない(4分台キープ)

招待選手としてレースを楽しむ、九大合宿を生かす

 

Swim:25分28秒(なが~いT1含む)

 海はとても泳ぎやすかった。海練をここでしたいと思うくらい。距離は大体1400くらいだったと思う。スタート前にアカクラゲがいましたよ、と高校生が教えてくれたため恐々としていたがレース中にその姿を見ることはなかったので安心。他のGullsは右側に寄っていたが、創平さんと翔太の3人で真ん中あたりから内側を突っ切る作戦をとることにした。というより、創平さんをペーサーにしたかったのが大きい。1周目、2周目とそれなりの位置で上がり、3周目で創平さんの横につくことに成功。合宿で教わった並泳のスキルを利用しながら楽な意識で泳ぐことができた。風邪の影響で痰が絡んだり、呼吸が浅くなったりする可能性を考慮して頑張らないスイムを徹底したことが功を奏した。長いながいT1のランを走り、バイクを迎えに行った。このときにバイクでふらつく歩子がいたので、ギア軽くしろ、と言ったような言ってないような…。

 

Bike:1時間9分24秒

 トランジエリアから出ていく数人のGullsを発見し、バイクで追いついてやろうと意気揚々とバイクを押していく途中、翔太と優雅にすれ違う。その瞬間、前を追う楽しさは追われる怖さへと変貌した。そう、踏まざるを得ない状況になってしまったのだ。とはいえバイクの調子は九大合宿のおかげですこぶる良く、1周目から積極的なレースができた。宝洋さんとの差は縮まらなかったが、そのほかのGullsは全員抜くことができた。翔太の鬼踏みは想像以上だったのだけれど。2周目あたりでボトルを1本落としてしまったが、逆に軽くなって良かったと切り替えた(帰ってこなかったのは痛手)。また、招待選手としてレースを盛り上げられるのは3種目のうちバイクしかないと思っていたので、レース中には積極的に声をかけることにした。「カッコいいバイクですね」とか「COLNAGO仲間ですね」だとか。すれ違うGullsのメンバーにも一回くらいは声をかけられたと思う。不安だった奥の折り返しの坂もDHバーを握ったままのTTポジションで登っていけて、楽しさのあまり千裕ちゃんにピースできるくらいだった。そう、本当に楽しいレースだったのだ。バイクまでは。

 

Run:53分06秒

 トランジエリアに入ったとき、すぐに翔太が入ってきて驚いた。すぐに走りだそうとしたが、バイクで調子に乗ったツケは確実に脚に残っていた。校門を出るときにはすでに脳内にラン終了のお知らせが駆け巡っており、Garminはキロ5を指していた。一瞬で翔太に先を越され、その背中はぐんぐんと離れていく。何度かペースを上げようかと画策したが、それ以上上げると咳が止まらなくなってしまい、救急車に運ばれるのだけは嫌だったのでやめておいた(ということにさせてください)。給水ポイントが小学校のみで、水をかける場所が離れすぎていたために灼熱の修行の時間が存在した。来年はここにエイドがあるといいなと思いながら、重たい脚を少しずつゴールに進めた。日々の積み重ね、特にジョグの大切さを改めて実感するレースとなった。

 

Total:2時間27分58秒

 レースが終わってこんなにもしんどかったのは、初レースの赤穂以来のことだった。個人的には07にはまだ負けたくなかったし、優雅にも勝たないといけないと思っていた。けれど、コンディションを度外視した行動をしたのは自分だし、それを言い訳にはできない。レースの中身というよりも、それ以外の部分で反省するべきことが数多くあったレースだった。

 

 

 これで今年のトライアスロンには一区切り付きました。不本意ではありますが、この悔しさが残っているうちに、9月のトレーニングにつなげていきます。また、スタッフとして行動することで、普段自分が出場するレースがどれだけ多くの人の努力によって運営されているのかにも気づくことができ、改めて良い機会を頂いたなと思います。

 

 そして、Gullsとしては2週間後に迫ったインカレに向けてのラストスパートとなります。自分はインカレに出ることは叶いませんが、出場する全員が無事にゴールできるよう、全力でサポートします。そして、その光景をしっかりと目に焼き付けておこうと思います。

 

 

※今回は次回予告はありません。いろいろと未定なので。

 
 
 

コメント


bottom of page