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第陸話 フィニッシュは9時半!?早朝のサンポート

皆さんこんにちは。06の板谷です。7月6日に行われたサンポート高松トライアスロンに参加してきたので、そのレースレポートになります。長すぎるのでChatGPTにでも要約させてお読みください。

 

 まずはレースに参加した経緯から…。僕の今年の目標の一つとして、“四国のレースに出場する”というものがありました。しかし愛南は予選と被るため却下、日和佐も赤穂遠征と被るため無し。となると残りはサンポート一択であったこと。そして岩月さんに一緒に出ないかと誘われたため、個人的レース史上最高額の3万7000円という高額費用を支払う決断をしました。正直、大阪城よりも高いのは不満でしたが、“絶対に元を取るレースをしてやろう“と脳内変換をして出費の痛みを和らげました。また高松という近さもお手頃で、予選後のモチベーション維持にはちょうど良く思いました。

 

 今回の遠征は岩月さんとの二人旅でした(運転ありがとうございました)。今までの遠征はハイエースでの複数人遠征(サポートあり)のみだったので、少人数かつサポート無しのレースは初めての経験でした。そのため、今回のレースでは競技の目標とは別に「いつもと違うことをする」ということをテーマに設定しました。例えば、金曜日を完全オフにしてみたり、カーボローディングの量を減らしてみたり、レッドブルの味を変えてみたり…という感じです。その一環として、レースだけでなく遠征をしっかりと楽しむこともテーマでした。いつもはレースが念頭にある中での遠征でしたが、今回はメリハリをつけて満喫しよう!と考えました。土日の2日間、僕のインスタ頻度が上がったのはそのせいです。うどんを食べたり、きれいな景色を眺めたりと思いっきり楽しんだ遠征にすることができました。

 

 前置きが長くなりましたが、以下レースレポートです。

 

 土曜日の9時にプール前に集合し、岩月さんの車で出発。KAWAII LAB⇆西野カナ、たまにゆずといういかにもな選曲。昼ご飯は瀬戸大橋を渡る前の玉子専門店にて取り、その後はゆったりと移動して無事に高松に到着…したのだが、駐車場から受付まで2㎞以上離れていたために、暑い中を歩く羽目に。しばらくして見えてきた高松の町並みは、“想像以上に都会”だった。メイン会場のあなぶきアリーナ香川はこの春にオープンしたばかりで、トランジションとゴールが建物内というコース設定は衝撃的だった。事前説明会で谷本さんと合流し、軽くコースを下見した。このとき、少し海の波が高いことが気がかりだったが、明日は少しマシになるだろうと期待。その後は夕ご飯にうどんを食べ、高松シンボルタワーにのぼり、買い出しをしてホテルへ。翌日のレース開始が7時ということもあり、特に何をするでもなく早く寝ざるを得なかった。LINEで歩子とです。から応援されたので少し気合いが入った。ツールドフランスのライブだけは少しチェックして就寝。

 

 レース当日は朝3時半には起床した。1回目のアラームで起床できたので一安心。朝食を食べ、5時半前には会場入りした。テキパキと準備したつもりだったが思ったよりもギリギリになってしまった。アップも10分間くらいしか取れず、アップは少ない方が嬉しい自分でもさすがに短かったかなと反省した。一方、谷本さんは8時就寝→2時半起床だったらしい。これくらいしないといけないのだろうか…。そして期待は裏切られ、海は大荒れの様相を呈していた。岩月さん曰く、「宮崎以上、河津以下」らしい。こんなに荒れている中でスイムをしたことはなかったので、これもいい経験になるだろうと切り替えることにした。

 

目標

スイム:24分

バイク:37km/h

ラン:39分

年代別入賞、2時間10分切り

 

Swim:25分35秒(36)

 今思うと、スタート位置を間違えたと思う。長方形のコースを時計回りに2周回するコースだったので右呼吸の自分的にはコースロープが見えた方が良い、かつ泳力的には3列目くらいかと思い場所をとったが、スタート直後に自分より遅い人たちが前に列をつくっていたことが発覚。人をかき分けるのにかなりの力を使ってしまった。波は、バカみたいに高い。例えるならジェットコースターに乗っているよう。ウエットスーツが無ければ溺れ死んでいたのではないかと思うほどだった。隣の人が波で見えず、体が海から放り出され、更には逆光でブイが見えないところもあり、もうやっていられなかった。あとクラゲがとても多かった。

 

Bike:1時間09分40秒(28)

 大阪城の時に、こんな風に街の中を漕ぎたいと期待していたものを、まさか高松で実現できるとは。道も広くて景色も楽しめたバイクだった。1周目はコースレイアウトと自分の位置を確認。岩月さんはサングラスをしていたので一瞬誰かわからなかった。今回の目標である37km/h前後でバイクを漕げたのだが、TTバイカーたちに何人も抜かれてしまった。最近の習慣としてケイデンスを高くして足の疲労をランに持ち込まないようにしているのだが、TTバイカーの一漕ぎでの進み具合がハンパなく、えぐいトルクをかけていたので、きれいなペダリングでトルクをしっかりとかける練習をしたいなと思った。途中で谷本さんに抜かれ、付いていこうとしたがえぐい速度で離された。けれど、バイクトータルでは今までで一番速度のキープもできたし、充実していた。

 

Run:40分46秒(24)

 トランジ会場のあなぶきホールがキンキンに冷えていたのでラン前に少し休まった。そのせいか、最初の1㎞は3‘45“くらい。ここ2レースはこの感覚で押していけたのだけれど、今回は脇腹の痛みを感じてペースを落とした。大体4’15”くらいで耐えていた。岩月さんに周回差をつけられないように必死で逃げたが、だんだんと調子が戻ってきて最後の2㎞はキロ4で行けたので、アップ不足なのかバイク後のラン力がまだまだ足りないのか。いずれにしても、次のレースまでには調子を戻していかないといけない。気づいたこととしては、その週の月曜日にした(ペース走のタイム)+10秒くらいに落ち着くことがわかり、そこまでの調整が重要だと学べたのはいい収穫。沿道の高校生たちの応援がとても力になりました。

 

Total:2時間16分01秒(24)、24歳以下2位

 目標としていた年代別入賞は果たせたので素直に嬉しかったが、タイム的には満足のいくものではなかった。ただ岩月さんも言っていたが、まずは完走した自分を褒めるということから次へ繋げていきたい。エイジレースならではの雰囲気を十分に楽しむことができた。それだけで参加した意味があったのではないか。今回、金曜日の練習をスキップして臨んだレースだったが、大会翌日のポイント練の感覚が非常によく、金曜日には短時間高強度の練習を入れた方が自分にとっては良い調整になるということが分かった。意外と疲労よりも動いてないことの方が体を鈍らせてしまうと感じた。あと、ドリンクは濃く作りすぎてはいけない。とくにGFJの量はもっと減らした方がいい。急に濃いものを飲んだ結果、体が過剰に反応して受け付けなくなっていた。

 

レース後

 岩月さん、谷本さんの3人で昼ご飯を食べ、表彰式に参加した。表彰台に立てたのは初めての経験で、ニヤニヤしてしまった。そして、景品のうどんをもらえたことと福士加代子さんと記念撮影できたことが素直に嬉しかった。時間とお金があれば来年も参加したい。

 午後からは観音寺へ移動してインカレコースの試走をした。時間帯的にもちょうどよく、こんなに暑い中でレースをするのかと思ったが、インカレに出られる。きっと9月には最高のレースが見られることだと信じているし、来年は自分がここを走ろうと誓った。その後は滝を見に行き、カトウで夕食を食べた。いわく、インカレ遠征では必ず訪れる御用達のお店らしく、とても美味しかった。

 

総括

 非常に充実した2日間にすることができました。来週には07のデビュー戦も控えているし、盛りだくさんの夏へ向けてよい刺激入れとリフレッシュになりました。レース内容には反省もあったので、今後の練習でしっかりと改善していけたらと思います。まずは暑さに耐える体作りからやっていきます。

 

 

P.S. 九大ngtmのアツい予選後ブログには感動しました。負けていられません。

 

 

〈次回予告〉

 充実した遠征となったサンポート。暑さが本番を迎えていく中、やるべきことは明確になってきている。インカレ選手を焦らせるような存在になっていければ…。

 次回、「シン・さぎしまトライアスロン」。この次も、サービス、サービスぅ!

 
 
 

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