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群れをなすカモメ、まだ見ぬ大空へ

皆さんお久しぶりです。01西岡です。

ここ数ヶ月部活に顔を出せておらず、3月に一回くらいは参加したいなぁと思っていたのですが、結局参加できそうにないです…。

しかし、2023年は03幹部のインカレ予選が広島の因島であり、宮島トライアスロンも今年でラストという盛りだくさんな年なので、自分も出場なり応援なりで何とか参加したいと思ってます!4月こそは部活に参加したいです!恐らく今はジョグで一杯一杯だとは思いますが笑


さて今回のブログは卒業しちゃうよブログという事で、部活を通して学んだことや部活での思い出、先輩同期後輩へ伝えたい事を書こうかなと思ったのですが、幹部お疲れ様ブログですでに書いてたり、01が思い出を振り返ったりしてくれてるので、自分は引退してから学んだことの中から今のGullsに伝えたい事を綴っていこうと思います。


自分が引退してから1番熱を入れて取り組んでいたのが卒業設計です。自分の学部学科は建築で、卒業論文の代わりに建築の設計をして、設計したものの図面や絵、模型を作成して、まとめて提出するというのが卒業設計です。

論文とは異質な気もしますが、その違いは文章で表現するか、空間で表現するかだけです。自分でテーマ・課題・目的を設定し、それを解決・達成する為に調査したり、実験・分析したり試行錯誤して、自分の意見を伝えるという本質は変わりません。


しかし、模型の作成に関しては自分は指示を出して、実際に作るのは他の人に手伝ってもらうというのは卒業制作ならではだと思います。そして、模型の材料費が自己負担なのも全国の建築学生の共通項です。自分は卒業設計だけで、5〜10諭吉分市場を潤しました…。

少し話がそれましたが、Gullsの先輩、後輩、同期には忙しいところ空いた時間を縫って模型の手伝いに来ていただいて、本当に嬉しかったです。夜遅くまで手伝ってくれたり、30分の隙間時間を手伝いに当ててくれたり、急に車を出してくれたり…本当にありがとうございました。

同じ部活の友達、先輩後輩とはいえ、自分以外の人にここまで全力で動けるのはすごい事だと思います。改めてGullsには仲間の為に全力になれる人が多くいる事を実感して、胸が熱くなりました。こんな素敵な部のキャプテンを務める事ができたのを誇りに思います。


手伝いに来てくれた人の前では出してなかったと思いますが、この時期の西岡はメンタル的にも体調的にも終わっていました。夜は「ヤバい!」と叫んで急に飛び起き弟に心配され、昼飯を食ってる時にポロポロと涙が出て、、後から聞いた話ですが、今まで関わりが薄かった建築の後輩からも「西岡さんやばそう」とかなり心配されていたみたいです。挙げ句の果てには寝ていなさすぎて通学路で居眠り運転をして事故を起こしました。今回は運良く物損で済みましたが、一歩間違えれば人の命を奪っていた事を思うと本当にゾッとします。仕事より学業より健康が本当に第一です。部活でも大会の後に運転する事があると思いますが、本当に気をつけて下さい。ドライバーはたくさんいると思うので、眠気を感じる前に運転を代わる事、無理のある遠征計画は立てない事、本当に大切だと思います。お金で人の命と気持ちは買えません。お金を使って、大切なものをどうやって守るか、限られたお金をどこで使うか、本当に大切だと思います。


そんな状況でしたが、皆んなが手伝いに来てくれると楽しくて、気持ちが楽になったのを覚えています。やっぱり、苦しい時こそ人と関わらないといけないなと思いました。それが仰々しく相談なんて形でなくても、頭がごちゃごちゃ過ぎてこんなんで相談なんて出来ないって思っても、とりあえず何かしら人とあって話してみるのが大切だと思います。すると、自分の周りには誰かがいてくれる事、辛い事ばかりではない事、自分が頑張り過ぎている事など、多くの事に気付かされます。時にはぐちゃぐちゃの頭をそのまま喋っているだけで段々と考えが整理されてくる事もあります。


ではこの1年、何が西岡をここまで追い詰めたのでしょうか。原因は色々ありますが、その内の1つに人から評価されるという事が挙げられます。(この先の話ではGullsの現役生は評価を指導・助言と言い換えてもいいかもしれません)

この1年、本当にいろんな人に自分の作品、行動を評価されました。大学の先生や先輩、後輩、友達、有名な建築家の人、それから自分は中国地方の卒業設計展の運営もしていたので、協賛してくれてる企業や貸してくれている会場

、他の大学の学生や先生などなど、色んな視点からいろんな評価を受けました。

辛かった事を言うと、自分が何日も徹夜して仕上げたものをボロクソに言われたりとかですかね。1番早い段階で言うと、5月末くらいにありました。その一方で、自分のやっている事や自分の立ち振る舞いをすごく評価してくれる友達や大人もいます。

よく「評価なんてものは沢山あるうちの一つなんだから、一つ一つを間に受ける必要はない」と言われます。これは頭で理解するのは易いと思います。しかし、頭で理解するのと、気持ちとして納得するのとは訳が違います。上記の事を理解していたとしても、実際は自分の1番身近な先生や先輩、能力のある人の言葉に一喜一憂するものです。

結論として自分はこの1年、色んな人から色んな評価を得ることによって、これを納得出来ました。だからこそ、「同じ成果物でも人によって言う事が違うのだから、より多くの人の評価を聞いて、より多い評価を抽出していけばいい」とか「多くの評価を聞いた上で、自分のやりたい事と1番近い視点から評価してくれる、能力的にも信頼できる人を軸に置いておく。その上で、他の人からの評価を補助的に使っていけばいい」とかいうアドバイスが出てくるのは出てきます。が、そのアドバイスを人にしたとして、一体どれだけの人が自分と同じ轍を踏まずに歩いていけるのでしょうか。


自分は卒業設計のことについて、よく相談している先輩がいました。その先輩は「私は卒業設計で失敗したから、しくじり先生として、同じ失敗をしてほしくない」といって、沢山アドバイスをくれました。自分はそれについてよく理解したと思いますし、実際そのアドバイスのおかげで上手くいった事が沢山あります。しかし、それと同じくらい、後になって「先輩が言ってたのはこう言う事だったのか」と納得する事が多々ありました。

先輩から話を聞いて予め理解できていたからこそ、自分の経験を踏まえて納得し、気づきを得た部分もあると思います。(言い換えると、先輩から話を聞いてなかったらそもそもその学びに気付きすらしていない可能性もあると言う事)ただ、結局は自分で色んな経験をしないと本当の意味での学びを得る事はできないと思いました。


つい先日、政府のガイドライン上ではマスクが個人の判断に任せられるようになりました。コロナもいよいよ落ち着いてきて、色んな行動が起こしやすくなってくる年だと思います。

自分たちが幹部の時はコロナによって合宿も出来なければ、外部との練習も難しかったです。しかし、ここ最近はグスピ合宿もあり、外部の合宿に参加した人もいたと聞きました。

Gullsに限らず、自分もそうですが、色んな人・コミュニティーと関わって、色んな経験をし、色んな評価をもらっていって欲しいなと思います。特にGullsは昨年インカレで入賞を果たし、注目する人も多いと思います。また、大学というのは色んなコミュニティーと関わる事ができる環境が整っていると思います。この今の環境を上手く利用して、より広い空に羽ばたいていって欲しいと思います。


長い自分語りでしたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。次は大空に羽ばたくという夢を持ち続け、実現に向けて新たなステージへ飛び立つ30さんキャプテン尭さんです!30さんが幹部の時も、自分たちが幹部の時も堂々と私たちを導いてくれた尭さんのラストブログに注目です!

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