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芦田川の洗礼

お久しぶりです、04山田です!03さん、割り込んじゃってごめんなさい。はじめに、書くように言われていた赤穂のレースレポートを提出しておらず、大変申し訳ありません。9月17日に福山かわまちトライアスロンに参加したので、代わりにはならないと思いますがレースレポートと今後について書きました。(ちなみに約3000字あります。長いです。)

 

 

エントリーまで

 7月のデビュー戦赤穂以降、モチベーションが全くと言っていいほど上がらない日が続いた。心が練習についていけなくなるのと相関して、体もついていかなくなった。全体練以外でも週一でオフになるように計画して自主練していたのが、全体練に参加するだけで必死で練習量がガタ落ちした(全体練の参加すらままならなかった)。このころから選手を続けるかどうか迷い始めた。9/9の上五島トライアスロン(地元)に出場することを考えていたが、バイクの輸送の計画をうまく立てることができずに断念。自分の中の悪い流れを変えたくて、福山のミドルにエントリー最終日に滑り込んだ。「そんなにモチベーションないなら福山のスプリントにしろよ!」そんな声が聞こえてきそうですがまさにその通り。でも、何か一つでも05に誇れることが欲しくて、ミドル完走の称号を手に入れるためだけに引退レース(仮)としてエントリーすることを決めた。

 

レース当日(スタートまで)

 3:55起床。車の中でおにぎり、あんぱん、R-1を食べた。朝ごはんはたくさん食べられるタイプではないのでこの量でも大満足だった。8:00スタートのレースまでゼリーでつなぐ予定だったが、これ以上食べたら気持ち悪くなりそうだった(+緊張で吐きそうだった)のであきらめた。代わりにバイクにゼリー2つとマグオン1つ(マグオンは結局飲まず。)、トランジエリアにOS-1、ゼリー、羊羹を置いて、ハンガーノックの不安をできるだけ減らせるようにした。入水チェックは何が何だかわからなかったがおじさんたちの流れに乗った。前日の洗車の風景を鮮明に思い出せるような匂い(灯油の香り)で、スイムの目標を「水を飲まない」に決めた。

 

スイム

スタートは二秒おき(実際はめっちゃ渋滞してそれどころじゃなかった)のローリングスタート。平和にいきたかったので優しい雰囲気を感じられるほぼ最後尾のような位置をチョイス。2周目から先頭に周回差をつけられ、乗られたり引っ張られたり壁代わりにされたり左目を殴られたりしたが「ごめんなさい、ごめんなさい、、、」と思いながら腕を回した。バイクとランで足が死ぬのが怖くてキックはほぼ打たなかった(打てなかった)。水中では心細かったが上陸のたびにGullsの人の声援が聞こえて心強かった。このあと80㎞もバイク漕いで18㎞も走らんばとか普通にやばいって~とか考えているうちにスイムアップ。

 

T1

そういえば、レース四日前に久しぶりに部からお借りしているウェットを着たら太ったのか肩回りに筋肉がついたのか腕が回らず呼吸ができず、急遽ウェットを部の袖なしウェットに変更した。さらにレース2日前に20㎝程の亀裂を作ってしまったが、次期キャプテン大西がウェットボンドを貸してくれて事なきを得た。大西くんありがとう。そんなこんなで得意のよっこいしょ乗りを堂々と披露しバイクスタート!

 

バイク

川沿いの10㎞コースを計8周。時々小さい坂はあるが基本的には平坦で漕ぎやすかった。お借りしたDHバーとホイールの恩恵を浴びるように受けたおかげで初めてメリダ(63800円、ブックオフにてPayPay払いで購入)を輝かせられたような気がする。Ave.26~27km/hと設定していたが、ガーミンのGPSがいつまで経ってもつながらず速度を指標にできなかった。幸い表示されていた心拍数を見て150を目安に漕いだ。結果的にランまで足が持ったので心拍数を目安にしていたのは正解だった。二周目まではGullsに誰一人会わなかったが樋口さんと玄武さんが抜かすときに声をかけてくださって嬉しかった。バイク練にあまり参加できず、先輩と並走した経験は少なかったので新鮮だった。本当にかっこよかった。

 

T2

バイクを降りた瞬間それはそれは足が重いこと重いこと。ランで泣きそうになりながら歩く未来が鮮明に見えた。ランコースに入るまでの道のりがわからず、ボランティアっぽい人に聞きまくる。きょろきょろしまくった赤穂と同じ失敗を繰り返したので反省。

 

ラン

走り出してみると意外と足が動いてくれた。GPSが生き返ったガーミンを見ると4‘40の表示。いやさすがにこれはやばい。キロ6’00~場合によっては6‘30、とにかく完走の目標だったのでとりあえずキロ6’00まで落として折り返しの3㎞地点まで走ったが、足が前に行きたがってるのに無理して抑えてる感じ。素直に足にしたがったところ5‘20くらいまで上がった。最終周に入ったGullsの人が本当にしんどそうでこのペースで行くのは不安だったが、もしかするとかほさんを捉えられそうな位置(1.4㎞差くらい)にいたので5’20で押しまくった。エイドで止まったのを含めてキロ5‘44だったので最後まで5’30前後で押しきった。なんでこんなに自分が実力以上で走れたのかわからない。声援にこたえる余裕もあったし、少なくとも赤穂よりはかなりいい感覚で走れたと思う。

 

結果

5:28:23(女子9位/出走28人)

S→47:18

B→2:55:08

R→1:44:05

完走!!!!

 

今回のレースは部活で選手として練習を積んで出るのは最後のレースにしようと自分の中で決めて臨んだレースでした。終始本当に楽しくて、レース後いつかもう一度ミドル出たいと思えるほどでしたが、これからも部活でみんなと一緒に頑張りたいという思いは芽生えませんでした。04幹部が始まる10月からもう一度マネージャーに戻ります。選手になります!と4月のラン練で発表したときみんなが喜んでくれて、それから今までの間何度も一緒に頑張ろうと声をかけてくださっていたのに、たくさんのことを教えていただいていたのに、それを自分の競技力につなげて、恩返しをして期待に応えることがことができず本当にごめんなさい。部活のきつい練習に耐えて、いろんなことを乗り越えて結果をつかみに行く精神力も体力も自分にはもう残っていません。でも100%後ろ向きな決断ではありません。選手になって初めて気づくトライアスロンの魅力がたくさんありました。トライアスロンは好きなので、どこまでできるかは未知数ですが自分のペースでゆるーく続けていきたいと思っています。先日05と一緒にZERODも買っちゃったので!(笑) 短い間でしたが一度選手を経験した自分がこれからマネージャーとして何ができるのか、どうなるのか楽しみでもあります。9月のインカレで来年の自分を想像したとき、そこにいるのは選手の自分ではなく精いっぱいサポートしている自分でした。マネージャーに戻るという選択は、きついことからの逃げだと捉えられても仕方がないと思います。実際にそうなのだとも思います。でも、マネージャーとしての自分に誇りを持てるように、これからのGullsにとって少しでも必要な存在になれるように頑張っていきたいと思います。幹部代での一年の目標はまた次のブログに書きます。次は明るいブログにします!(笑)最後まで読んでいただきありがとうございました!

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