top of page

西日本インカレ予選 レースレポート

お疲れ様です。B2の秋山です。先日行われた西日本インカレ予選尾道因島大会のレースを振り返っていきたいと思います。まずは、大会前、特に怪我などすることなく万全の状態でレースに臨めたのはよかったと思います。今年の3月半ばに、落車により右ひじの骨折と自分のロードバイクが故障し、思うように練習に参加できない時期もありましたが、大会の1か月前には骨折も治り、2週間前にはロードバイクの修理も終わり、大会に何とか間に合わせることができたので良かったです。そして、レースのほうも、初めてのオリンピックディスタンスでしたが、無事完走することができ、自信につながりました。以下自分の成績です。


近畿・中国四国ブロック

総合 74位(中四国16位)

総合記録 2:41:34

スイム 30:21

バイク 1:14:24

ラン  52:02

トランジ合計 4:47


 一番の懸念は35分以内にスイムアップすることでした。去年の夏の広大プールで行った1500TTのタイムは33分くらいだったので、かなりぎりぎりの勝負になると予想していました。ラップされるのだけは絶対に避けたいと一心に思い、死ぬ気で泳いだ結果、30分程でスイムアップできました。ヘッドアップが下手で、海でまっすぐ泳げるか不安でしたが、タイムを見た感じ、ある程度まっすぐ泳げていたのではないかと思いました。しかし、スイムでかなり体力を消耗したからなのか、ラップされる前にスイムアップできたという安心感からなのか海から上がり、砂浜に足をついた瞬間、両足のふくらはぎをつってしまいました。スイムアップからトランジエリアまで走っていくのも、両足をつったせいでうまく走れず、トランジエリアに着いても、今度はウェットスーツが全然脱げず、約4分間トランジエリアで苦しんでいました。しばらくして、足の痛みも少しは和らいできて、やっとバイクに移れました。バイクは調子が良かったのか、自分にしてはかなりスピードを出すことができました。平均33km/hと自分の中ではかなり踏めたほうでした。重いギアというよりは、軽いギアを多用したため、あまり足に疲労を残さず、後半もいいペースで乗れていたと思います。バイクは今大会とても調子が良かったです。最後、ランは死力を尽くしたのですが、結果52分と自分が思ったよりは走れませんでした。最初はいい感じで入れたのですが、坂で足がやられていき、後半かなりたれてしまいました。途中、ゼッケンベルトが壊れたりして、手が振りにくかったり、何度か足がつりそうになったりもしましたが、最後まで一回も歩かず走りきれたので、そこはよかったと思います。全体を振り返って、一番悔やまれるのはトランジです。足をつったのが全ての原因ですが、ここがもう少しはやければ、バイクラップもそうですし、全体のタイムも、もう2,3分早くなったと思います。


 レースを通して感じた自分の課題はやはりスイムです。今回スイムアップしたときに足をつってしまったのは、水分が足りてなかったのもありますが、長い距離を泳ぐのに慣れていないからだと感じました。そして、普段の練習でも、もっと追い込める余地があると感じました。1500m泳いだ後も、体がつることなく、しっかり走れるようになることを目指したいと思いました。バイクは言うことが何もないくらいよく踏めていました。変速もしっかり使い分けられたし、下りではしっかり飛ばすことができました。もっと上を目指せるよう頑張ります。ランは、ラン単体というよりも、バイク後のランを強化していきたいと思いました。そういった練習も積極的に取り入れていきたいです。


 レースが終わった後、最初に感じたのは、完走できたという達成感とともに、ひとえに他大学の選手のレベルの高さです。それを一番顕著に感じたのは、スイムです。自分が2週目が終わり、上陸しているとき、もうすでに3週回を終え、スイムアップしている選手がちらあほらいました。スイムラップをみると19分台でスイムアップしている選手もいて驚きました。あとは、日曜日にも関わらず、夕方までサポートしてくださったライフセーバーの方々やボランティアの方々、地元の小中学生の方々など、応援してくださったすべての方々に感謝します。給水や応援などがかなり力となり、最後まで走りきることができました。本当にありがとうございました。来年の予選は、いい結果が残せるよう、練習に励んでいきたいと思います。


 



Comments


bottom of page