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速報!観音寺への道

西日本インカレレースレポート     


まず初めに遠征係としてスケージュールなどを考えてくれためぐみちゃんを、サポート計画を作ってくれたまいちゃんをはじめ声援を送っていただいたサポートのの方々、遠くから応援に来て下さったOBOGの方々、審判を引き受けてくださったみりんさん、夏生さん、初めての因島の大会を支えて下さった関係者の方々、ありがとうございました。


レース3週間前から

デュアスロン世界選手権の後、体調を崩したり休んだ期間の課題が溜まったりで万全の状態?で練習を再開できたのは予選3週間前だった。練習量が足りていなかったのでいつもの3週間前まで頑張る→2週間前は練習量を落として疲労回復→1週間前は刺激を入れて調整から3週間前から目安100%→70%→40%ぐらいに量を落として、強度(ペース、心拍数)は落とさない調整方法に変えた。3種目ともメニュー、コースはあまり変えずに前回との比較がしやすいようにまた、量と強度を調整しやすいようにした。

スイムは春休みの終わりごろに比べて100mあたり2~3秒くらい遅い、2週間前の海練で海久しぶりできつい。とりあえず予選に合わせてフォーム重視からOWSへの対応ということでピッチを速めることとドリルでヘッドアップと犬かきをする。

バイクはDHバーとハンドルの位置と角度を変えて風の抵抗を減らすことを1番意識。3種目の中で一番悪くはなかったが、ポジション変えてから前ももを使いすぎるのとバイク後あんまり走れない気がする。

ランは今までこなせていたペースでこなせない事が多々あった。練習できていなかった坂練を多めに入れる。腰が落ちている感覚があったが何とか体幹を入れて走ることができるようになってきた。

競技の調子の方はうーんという感じであったが、体調の方はガーミンのストレスレベルを見る感じ良さそう。起床時間をレース当日に徐々に合わせたり、意識的に水分やアミノ酸を取ったりして調整の方は割とうまくいった方。1週間前はかなり練習量を落とし、ウエットの早脱ぎ、飛び乗り飛び降りをいつも以上に重点的に行う。


レース前日

 トランジ→ランコース→バイクコースの順に最終確認。T1が長くてウエットを脱ぐ時間が長くとれそうでひと安心。ただ暑くて脱水にならないか心配。

 開会式で選手宣誓があった。1年前のマラソン大会の結果が良かったから選ばれたらしい。取り敢えず噛まなくて良かった。

 当日は12:30スタートだが、集合が早いため9:30頃就寝。前日の夜食べた丸亀製麺の釜玉うどん得の味が無さ過ぎて辛かった。


レース当日

3:50起床。レースまで時間があるので、いつものレースの日の朝食の半分を食べて残りは会場で受付、バイク搬入など終わってから食べることに。

準備は問題なく進んだ。Jogの感じ動きは良さそうだが、動きが良い時は後半垂れる確率が高いので若干不安。今回は入水チェックもう少し早めに行っておけばなというところ以外は問題なし。


レースレポート

全体目標:中四国2番、近畿中四国10番以内

目標タイム:スイム25分以内、バイク65分以内、ラン35分以内、合計タイム2時間7分以内(トランジ2分以内)


スタート前

もしかしたら名前呼ばれるかもなーと思っていたところ、近畿中四国はシード選手が多いため、シード選手が呼ばれて少し安心。その後昨年の上位者で呼ばれた。前に出たがすぐ後ろに下がった。


スイム24:38 (42) (7)

目標は中四国10番以内、よしおさん・こうへいさん・三枝・小嶋あたりと一緒に上がれたら良いかなといった感じ。プランはおそらく外さないであろう安心・安全の玄武について行く。外側からスタートするらしいのでその後ろにと思ったがだいぶ後方になってしまったのでスタートは真横ぐらい。

突然の立ち泳ぎからのスタート。安定のフライングスタートであった。スタート直後のバトルでロープの真下に来てコースアウトしそうになる。さすがに死にたくないので左へ軌道修正。バトルはそこまで気にならなかった。バトルに負けないように体の軸をぶらさず、体幹維持を意識。玄武の白いゴーグルの紐とウエットのオレンジの紐は開始100mほどで行方不明となった。1周目は流れに身を任せて前の人について行く。1周目の後半で前がいなくなり、上陸で後ろを見るとあまり後ろに人がいないように感じたので、これはやばいかもなーな感じで2周目へ。この時点で前がいなくなり単泳なのか後ろにつかれているのか分からないがとりあえず人の波をもらうとかは無かった。練習でも集団泳を意識できていないというか、一人になることがあったのでまず反省点。ただ良くも悪くも一人の方がリズム崩れなくて良くない?とも思っていたので泳ぎにくさはない。体感100mあたり1:35くらいかなという感じ。この時点でスイム失敗したかなーと思った。ただここで無理のペースあげようとしても無駄に力が入るだけなので焦らずに。スタート位置から離れていく直線でなぜか前が大きく外側泳いでいる気がするが自分はブイを信じて真っ直ぐのつもりで泳ぐ。今潮の流れがどんな感じかは分からないがここで前と差が詰まって来ている気がしたので案外悪くない。ただ追いつく人があんまり速くない?気がしたのでやっぱり失敗してるかなーと思う。2周目のスイムアップで青いウエットスーツの人を発見したがビーチランが速くなかったので多分こうへいさんではなかった。少し前に三枝?が見えたので取り敢えず追いつくことを目標に3周目へ。多分3周目途中で三枝と遭遇した。潮の流れ的にインカレの時ほどスイムはきつくなくて福山に近い感じはあった。心境としては中四12番くらいかな、余裕度的にバイクランでまきかえすことになるのかなという感じ。目標はあったが最低インカレ枠を取れれば次につながるので冷静にいければということも考えつつラストは若干プルを強めてスイムアップ。


T1

 10番より遅い順位を想定していたのです、創平に7番目と言われた時に決して速いわけではないがちょっと安心。前に岩月、慎吾が見えたので思ったより悪くない?と思っていてウエットを脱ぐことを忘れていたが、落ちついて水を取ってトランジエリアへ。翼、玄武、こうへいさんがいたので、想定していたよりも差はない感じ?ナンバーカードの安全ピンが片方外れていて、思っていたより前との差がなかったのでつけ直そうとするマインドになったが、前に追いつけると思って優雅に給水をしてボトルの締めが悪かったので締め直していたあの日(去年の渡良瀬スプリント)を思い出して無視。審判に何も言われずセーフ。


バイク1:06:37 (16) (2)

 飛び乗りから靴を履くまではスムーズにいった。1周目の往路で中四4番まで上がりここまでは、想定よりも良い位置。レース前からバイク入った時点で中四国何番にいるかや脱水気味かなど様々な状況の想定をしていたが、想定の中の上くらい?の位置であり、スピードを見る限り40kmこれでは持たないかなぐらいであったため無理に前を追おうとしない、40km行けるペースで最悪今の位置でランに入っても問題ないと思い落ち着つくこと意識。

3週目で玄武と30秒差、4週目で少し離れた小松さん、玉麻さんから声をかけて頂いて無理に追いつこうとは思わなかったが、折り返しで徐々に差が詰まっていたので、少し強く踏んで、差を詰めるならここだと思って差を詰めた。4週目あたりでなぜかお腹が空いてきたような気がしたが、念のために2つ付けた補給と玄武との差が詰まってきて元気が出て、回復した。7週目に入ったところぐらいで玄武に並び「中山さんから逃げよう!」という自分が想像していなかった言葉をかけられてちょっとほぐれた。ラスト2周は前の目標がなくなったこと、ラスト1週はランに備えて少し落としたためラップは落ちてしまった。ここ最近、20㎞以降にスピードが落ちることとお尻回りが疲れてくる傾向があったが水を体にかけたりして耐える事ができた。なんとか中山さんからLAPされずにバイクフィニッシュ。


T2


後ろを確認してスピードを落として飛び降り。1人に抜かれて、さらに玄武が後ろから並んできた。もう少し差がついていたと思っていたのと、ダッシュが速くて少し焦った。何か声をかけられたがわりと消耗していたのでしっかり返せなかった。しかしスプリットは1秒勝った。少し靴下が破れたが問題なくランへ。


ラン 35:20 (1)(1)


走り出しはバイク後で太ももが攣りそうであったこととボトル1.5本分ほど補給をとってお腹が痛くてきつかった。近畿・中四国の全体順位を20番ちょっとと教えてもらって何とか15番くらいまで上がれればいいかなと思っていた。最初の1kmは速く走っている感覚は無かったが、登りを少し含めて3’15/kmで入った。登りはもも裏が攣りそうで、下りも負担がかからないようにスピードやや落とし目で走った。全体的にもう少し走れた気がするが、強化合宿の1周だけのスピード感をイメージしていたためこれくらいが妥当であったと思う。2周目くらいから少しでも順位を上げるために前を追いつつ、このまま行けばおそらくインカレ枠には入れるので、なるべく他の選手に声を掛けようと思った。インカレリベンジをしないといけない翼とテストがやばくて予選どころではないというようなことを言っていてそんな状況でも頑張っていた陽向には毎回特に声をかけたような気がした。(ボキャブラリー不足でファイトとか頑張れくらいしか言えなかったが)いつもリハセンでスイム練やバイク練を2人でやっているイメージのある三枝と慎吾が並走しているところは個人的にとても熱かった。そしてサポートの皆さんやOBOGさん、他大学の方々が絶妙な位置で応援をしてくださり、きついコースではあったがペースを維持して走ることができた。あまり応援の声に反応できなかったので今後はもうちょっと反応できるくらい余裕をもって走りたい。走り出しはあまりいい順位は望めないかなと思っていたが、後半で近畿ブロックのよく名前を聞く選手やマークしていた選手を抜くことができたので良かった。ラストでスイムとバイクの差を考えて追いつくのは無理だと思っていた立命館の牧田さんに追いつけたのは良かった。あと、圧倒的なタイムで優勝された中山さんにランラップで上回ることができたのは少し嬉しかった。


Total 2:06:35 (8)(2)

目標達成。ランナー有利なコースではあると思うが、スイムもしてこの順位を取れたので、今できることはできたような気がする。


そして団体順位2位を取ることができたことも良かった。(中山さんにかなり稼いで頂いたおかげではあるが)昨年とは違いしっかりとトライアスロンをして取ることができ、03幹部のインカレ入賞という目標に向けていい弾みになったと思う。


これで03幹部が始まる時に立てて3つの個人目標のうち2つは達成しました。(カーフマン20位以内、インカレ予選中四国3位以内)残りはインカレ本選です。今年はこれを最大目標に練習しています。今でも昨年の悔しさと自分が目指している先輩方の姿を鮮明に覚えています。昨年は少しモヤモヤが残る形で出場が決まり、正直インカレ完走のビジョンが立たないままインカレを迎えてその通りになってしまったという感じでした。今年は昨年よりもインカレまだ時間がありますし、自分な中ではここからのやり方次第では十分にインカレの結果を変えることができると思っています。3種目ともそれ以外の面でもまだ詰められるところがあるので、残りの期間でできることはしっかりとやって少しでも自信をもってスタートラインに立ち、成長した姿を見せられるようにしたいと思います。

インカレでの目標は団体メンバー入り、40位以内そして打倒小松さん(の去年のタイムと順位)です。


チームとして03幹部始まって以来の目標としてきたうちの1つであるインカレ予選が終わりました。毎年インカレ予選が終わった後のインカレ選手とインカレに出られない選手のモチベーションの差が懸念されています。インカレに出場できる自分だから言えることなのかもしれませんが今年はその心配はないのではないか?と思っています。インカレ選手はインカレ団体入賞、インカレ全員完走、そして各自それぞれインカレで目指す結果に向けて頑張っていますし、そうでない先輩方や同期、後輩達が今年は大会が沢山開催されるのでそれぞれの目標に向けて物凄く頑張っていて、今チームええ感じやねん??の状態にある気がしています。もちろんここから目標達成に向けてやるべきことはあって決して時間があるとは言えず、しっかりと考えてやる必要があります。頑張っていきましょう!

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