雨の中の激闘Gulls決戦 in 2025
- 29Gulls
- 6月12日
- 読了時間: 6分
お疲れ様です。Gullsのアレックス・イー栗松こと06の藤井です。今回は6/8に因島で行われたインカレ予選のレースレポートです。初のインカレ予選、目標はインカレ枠獲得。たくさんのサポートやOBさんの方々のおかげで無事、インカレ予選を終えることができました。本当にありがとうございました。以下、レースレポです。
【レース前日まで】
大阪城での疲労はすぐ抜けたので水曜日から練習を再開して予選に向けて準備した。大阪城での自分のスイム力、バイク力の向上は実感できたので少し自信になっていた。特にバイクはペダリングが良くて?かなり調子が良かった。海練の帰りでは岡俊さんに引き摺り回されたが、ある程度ついていけた。心配だったのはバイク後のランで今回こそは攣らないようにしたい、と思っていた。

【レース前日】
積み込みを済ませてハイエースで因島へ。福山出身の自分にとって因島の道中は何回も見てきていたのであっという間だった。ここでニューヒーローを見つけてしまった。07和田(以下、みっちゃんとする)が、横で寝ていた。就寝スピードは06そらよりも速くて出発15分くらい。皆さん、赤穂遠征の時は温かく見守ってあげてください。因島に着いてから試走をして九大の同期や先輩方と話した。ホテルに着いて夕食を済ませて買い出しへ。夕食は丸亀製麺。萌さん、奢りありがとうございます🙇
帰ってからシャワーを浴びてストレッチを入念にして準備をしてから就寝。
【レース当日】
4時30分に起床。スタートが12時30分と遅かったので朝食をしっかりとって集合。円陣を組んでからバイクセット。8時スタートの、女子のレースを観たがみんな速かった。さよさん、カッコよかったです。そこから九州・東海ブロックのレースを観た。スイムアップからトランジまでの通路で九大の同期や先輩方の応援をした。それと同時に自分の気持ちもかなり高ぶってきた。その後、アップをして入水チェックへ。アップしている時から緊張が止まらなかったが、おくしゅんさんにストレッチをしていただいたので、かなりリラックスできた。大阪城とは違い、海がスイム会場だったのでアップの時に体をしっかり動かして水温や調子を確かめた。レースプランは、ボーダー〜+1分までにスイムアップ・バイクでボーダー内・ランは攣らないように逃げる。スタートへ移動して、何故か、創意さんの後ろでスタート。
【レースにて】
スイム:26分:11秒(50位/80人)
スタートして100mくらいで創意さんと離れた。(そらそうなるわ、うん)みんなスタートしてから自分の右端にどんどん離れていくから不安になったが自分を信じて自分とコースが同じ前の人についた。バトルをうまく抜け出して?(多分みんなが速かったのかも)、そこからは脚をあまり使わないようにのびのび泳いだ。1周目のスイムアップで修吾とだいぶ離れていたので無理に付くよりは自分のペースで行くことにした。ずっと自分の左側を泳ぐ人がいてペースがおなじくらいだったので刺激し合わずに行くことにした。自分が左呼吸なので毎回目が合うのが面白かった。2周目の上陸ですぐ後ろに創平さんが見えたのでペースは悪くないとここで確信した。3周目の終わりまでずっと足をツンツンされたが落ち着いて泳いでスイムアップ。陸に上がった瞬間、かなりキツくて真後ろにいた大体大の高見君に抜かれたが、彼は陸が強いのは知っていたのでペースを参考にしていくことにした。トランジまでの通路で九大のみんなが応援してくれたのが嬉しかった。サポートから中四国12位と聞いてボーダーと1分差。想定通りだったので切り替えてバイクへ。

バイク:59分04秒(7位/80人)
飛び乗りをしてからビンディングが履けるまで時間を要したが落ち着いてスタート。周回差で同志社大の岡田さんがきたが折り返しで自分の目の前で落車して自分も巻き込まれそうになったが回避。今回は折り返しで落車する人が多かったので特に気を付けた。すぐ大体大の高見君に追いついて、無理のない範囲でボーダーを追いかけた。すぐに創平さんとよしおさんを追い抜いて2人で競い合っていたら同志社大の岡田さんが4人くらいを引き連れて追いつかれた。離れない・離されなかったことで集団となり高速集団となった。(結果的にバイクラップ3,4,5,7位がいる集団だったらしい)追い抜き追い抜かれの繰り返しでオフィシャルに何回も笛を吹かれたのでペナルティあるなー、と思ったが割り切っていくことにした。3~4周目で修吾・そら・角南君がいる集団を追い抜いて、少しギアを上げてちぎった。ここから高見君、岡田さん、春名さんなどの集団と終盤まで一緒に前を追った。手前の折り返しに、サポートだけでなく応援に来ていた両親・OBさん、九大の方々がたくさんいてコース上の至る所にもサポートがいて大きな声援をもらったので頑張ることができた。それだけでなく、ここで自分が中四国8位であることが分かって体力もあったので7周目からさらにギアを上げて集団をちぎることにした。この時かなりキツかったが(特に手前の折り返し)前が詰まっていたし大声援のおかげで9周目で悠さんを抜いた。最終周は気合の声を上げて踏ん張った。補給も問題なくこなした。脚はかなりきつかったが飛び降りを済ませてトランジヘ。

ラン:39分54秒(48位/80人)
脚がかなりきつかったので少し落としてスタート。陽太郎さんからペナルティあるよ、と教えてもらいペナルティボックスへ。これが初のペナルティだった。何となくわかっていたのでこの間にストレッチをして消化した。ルール改定で今年からドラフティング違反のペナルティが60秒に短縮されたのを知っていたので少し安堵した。その間に悠さんに抜かれて中四国8位に。消化してスタートしたがすぐにお腹が痛くなった。さらに下りで前腿が攣りかけた。両親の目の前と折り返しのところで攣って盛大に呻いてしまい、サポートや周りの他大の人に笑われてしまったが、何とか走り続けた(もちろん応援もしてもらえました)。

はっさく屋の登り坂や海岸線のところにはOB竹村さんと藤井さん、九大OBの清水さんから声援をもらった。2周目の終わりにそら・修吾・よしおさんが徐々に近づいているのが分かり、翼さんがかなり前に見えたので追いつこうと思って3周目は少し上げた。はっさく屋の前でOB中山さんに「インカレ行けるぞ!」と檄をもらって力が沸いた。最後の坂を越えて最後の直線を通って曲がればゴール!だったのだが、曲がった瞬間左の裏腿を盛大に攣ってしまった。止まってしまったが右脚でかばい、立命館大の声援ももらって何とかゴール。

TOTAL:2時間5分09秒(36位/80人)
中四国8位で目標だったインカレ枠を獲得することができた。レースプラン的に、スイムは想定通り・バイクは想定以上・ランは散々だった。自分にとっては人生初の全国の舞台に立つことができることになった。しかし、インカレで完走するにはこのスイムのタイムはかなり厳しいので9月のインカレまでに完走できるようなスイム力をつけれるように練習していきます。それに今回もランで脚を攣ってしまったので次のレースはもう攣らないようにします。また、ボーダーまで約1分と少しのミスが命取りであることを実感したのでインカレ含めこれからのレースでも気を付けていきます。今回はたくさんのサポート・OB・九大などの他大学などの皆さん、たくさんの応援ありがとうございました。また本戦でも熱い応援お願いします。あと少しでインカレに届かなかったみんなの分まで本戦は頑張ります。次戦は8か月ぶりに滋賀のLAKE BIWA TRIATHLONへ出場します。2度目のミドルディスタンス、頑張ります。
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