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#20 さくらおろち湖スプリントトライアスロン

お疲れ様です。03の岡田です。

さくらおろちスプリントトライアスロンのレースレポートです。

レース前

 4月下旬から研究室の用事が少し落ち着き、1か月くらい冬場よりも強度を上げて練習量もある程度積むことができた。スイムはプールスイムは100m当たりのタイムを目安にして徐々に上がってきているがOWSは相変わらず弱い、バイクは暑熱順化実験の影響でパワーはそれほど上がっていないがVO2MAXは上がっている、ランはデュアスロンに向けた練習や認定に向けた練習でペース走のペースはそこまで上がっていないがスピードはついてきている感じがするといった状況だった。

 さくらおろちはこれまで出場選手のレベルが高いことやエリートレースであるとスイムが弱いのは圧倒的不利であるため出場していなかったが、今シーズンはエリートレース・ドラありのレースでどれだけできるか試してみたいと思っており前々から出たいと思っていて出場した。本当はもっとスイム力を上げて出場したかったが、しょうがない。あとは近くて安いレースであることも出場を決めた理由である。

 レース前日は昼頃に出発して、2時間ほどで着き、試泳とランバイクの試走をした。スイムはダムで波がなく、バイクはそこまでテクニカルではなく多少のアップダウンありでわりと自分が好きなコース、ランも軽いアップダウンでこちらも自分が好きなコースであった。ただ試走での一番の憂いは1週間前に点検に出した時からずれて決まらないサドルの前後と角度だった。レールと台座みたいなものの形状があっていなくて走っている途中に角度が変わりそうなことも怖かった。

 宿は4人部屋でレストランもついていて近くの温泉の無料券もついていて大満足だった。会場から宿までは近く、ご飯も宿のレストランで済んだため時間にかなり余裕があった。布団の寝心地がよく、翌日もスタートがそこまで朝早くないためぐっすり寝ることができた。

レース当日

 宿が朝ご飯つきで豪華な朝食だった。いつもは嬉しいがレース前は正直こんなに品数が多くなくてもいいような気がした。雨予報ではなかったが、なぜか朝雨が降っていた。いや、いつも通り雨が降らされていた。路面的にバイクが少し怖かったが、コーナーをみんな攻めなくなれば、コーナーが苦手な自分にとっては好都合のように思えたのでそれほど重くは受け止めていなかった。

スイム

 入水チェックには間に合わずスタート前に水につかることはできなかったが、スプリントの時はいつもより入念にアップをして心拍を上げておくためそこまで焦りはなかった。スタート前はバタバタしていて並んでからフローティングスタートまであまり時間がなかった。今回は多少バトルになったとしても距離の短い内側でスタートして最初は自分の泳ぎができなくてもいいから前の人にとろあえずついていこうと考えていた。レースナンバーが1つ後ろの浩平さんが隣にいたので、一緒にいければいいなと思いスイムスタート。

 スタート直後、スイムの速い人達との距離が離れて前がほとんどいなくなった。第1ブイの前で玄武が横に見えたので後ろにつく。練習のOWSや昨年のインカレではついていこうとして離されているため今回はしっかりと流れをもらってついていくことを意識。最近ヘッドアップが入ると自分の泳ぎのリズムが悪くなることもOWSが遅いことの原因の一つなのかと思っていたため今回はなるべくヘッドアップせずに前の人の泡についていくイメージをもって泳ぎ何回に1回ヘッドアップするといったようなことは決めずに不安になったらヘッドアップするといったようにした。上陸のところが滑りやすく、2周目の飛び込みでゆっくりしていたら離されそうになったがなんとか耐えて最後まで玄武と前の選手についた状態でスイムを終えた。少し楽であって去年なら無駄に前に出ようとして力を使っていたがそこを我慢したことは良かった。OWSで離されている玄武や自分よりもスイム力の高い悠と一緒にスイムアップできたことは自分にとって悪くなかったと思われる。

T1

 さくらおろち名物の劇坂。トランジにそこまで自信がないため少しでも時間短縮のためにダッシュするが、思ったより差をつけることができなかった印象。トランジ自体はうまくいった。少し前に1人選手がいたためその選手を追いつつ、冷静に靴に足を入れるところまでは確実に行った。

バイク

 前にいた人に追いつくもそこまで速くなく、一緒にスイム上がった悠ともう一人の子はついてきそうになく、玄武との2人旅となった。距離が短いこととスイムが速い前のパックとの差の広がりを最小限に抑えるため、この展開であればあまり周りは気にせずに、踏めるところは踏んで辛くなったり、前に出てくれたりしたら後ろで休もうと考えていたためその通りにした。これはレースではなくただの玄武との外乗りであった。3周目の途中で、落車してしまった翼と合流し、ここでまさかの03パックが形成された。去年のまながるのチームTTを少し思い出した。今の練習に状況から呼吸系はきつくても耐える、脚がつらいときはランのことも考えて無理はしないようにと考えていて脚というよりは呼吸系の辛さであったため最後まで見えることのない前のパックを追い続けた。

T2

 久しぶりに飛び降りに成功。スプリントであるから前から靴下無しの方がよいのか?という考えはあったが、靴擦れが怖すぎて、いつも通り靴下を履くようにした。

ラン

 トランジ自分より少し前に出ていった玄武になかなか追いつかず追いつこうとして若干オーバーペース気味に入ったしまった。今年は今のところバイク後の10㎞を3:15/kmで走ることを目標にしており、今回は5㎞ではあるがそのペースを一つの目安に走った。時計を見る余裕はなかった。アップダウンは得意だがきつい。差し込みみたいなのがあって終盤フォームを崩し、ペースダウンしてしまったことが反省点。1周差以上ついていると思っていた松浦さんや谷本さんと1周差ついていなかったことは少しうれしかった。

タイム

トータル57:10(12)

スイム12:57(21)

バイク28:15(7)

ラン 15:58(4)

スイムのタイムは思っていた以上に遅かったが周りの人の感じを見て妥当なスイムアップの位置だったと思う。スイム力を上げるないといけないという反省はいつものことであるが、東海ブロック選手権や予選で劇的に泳力が上がることはないように思うためコースの特性をつかんだり、周りの波をもらうこと、レースで自分の力を出し切れるようにすることを中心に考えていきたい。バイクは集団で回すという感じではなく前のパックと同程度のタイムで行けたことは良かったように思う。ランはあと10~20秒速く走りたかった。

今回は今の自分の実力は発揮できたように思う。もちろん理想的には全種目1stepくらい上のレベルでいきたいが。今回は多少ランで巻き返せた部分はあると思うが、人数が多くなりバイクの集団が多くなると今回のようにはならないように思う。

 来年も余裕があれば出たいと思います。

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