1年以上ぶりのレースレポ
超お久しぶりです。
01玉麻です。自分は現在、大学院生になりトライアスロンを続けています。
最近、まったくレースレポを書いていなかったこと、誠に申し訳ございません。 硬い文章になりますが、以下レースレポになります。
<8月の練習>
8月は2回学会発表があったので、100%インカレのために時間を使えたわけではなかったです。またこれまでの経験上、レース本番で発揮できる実力はほぼほぼレース1か月前までの練習の積み重ねで決定することが分かっていたので、8月の練習は部活動での練習を中心に週4~5で1日1~3時間の練習に抑えることを努めました。ここで練習しすぎて、疲れを貯めるよりも、本番を想定した練習とベース練習(体力を維持する練習)を中心にして、今出せる力を100%出し切れるように調整を行いました。
<レース1週間前>
ほぼ練習してないです。やる時は、流しorベース強度での最低限の体力維持のみ。今年度徹底してきたレース調整方法です。これが愛南トライアスロン、東日本インカレで自分に合うことが分かったので、今回もそれに従いました。
<レース当日>
朝食は、パックのご飯300gとサラダチキン(タンパク質量20g)、野菜ジュースを摂取しました。無駄な脂質は摂取せず、身体に必要な栄養素に加え、少し多めの炭水化物の摂取を心掛けました。また、水分摂取については、夏になってからずっと意識的に多めに摂取するよう努めてました。自分の場合は、ポカリスエットを中心に、麦茶や水を摂取するのが一番体に合うと考えています。量に関しては、1日当たり、ポカリスエット1.5~2L、麦茶と水1Lを目標に飲むようにしていました。
会場入りしてからは、極力テントで直射日光を避けて寝ること、身体が熱くならないように氷嚢で冷やすことを徹底しました。アップは11:00頃からローラーを10分くらいと、ジョグ1kと流しのみ。あとは試泳。アップはもう少し時間をとっても良かったかもしれないと考えています。
<スイム>
スタート位置は右端にしました。ここを選んだ理由は
・左呼吸のため、スイムの戦況を把握しやすくするため
・バトルを極力避けるため
といったところです。今回は位置取りを上手く出来たと思います。自分の前に流通経済大学の安藤選手、日本大学の小林選手、日本体育大学の大山選手がいたので、彼らの流れを少しでも長い時間使えるようにスタートは頑張って泳ぎました。スタートして第1ブイの途中までは良かったのですが、それ以降バトルに巻き込まれそうになったので、あえて一番右端まで逃げてバトルを避けました。それ以降は一切バトルに巻き込まることはなかったです。1周回アップ時、中山さんがいたのでついていきたかったですが、泳力的に厳しかったです。これ以降は、東北大学の澤村選手と並んで、前2人についていくように泳ぎました。反省点としては、並んで泳いだ点です。後ろについて、より無駄な労力を省くように努めるべきでした。スイムアップは、澤村選手と九州大学の坂上選手、近畿大学の東選手と一緒でした。東選手はバイクが強いと聞いていたので、ラッキーと思いつつトランジへ。
<バイク>
30秒先に中山さんがいたので全力で踏みましたが、追いつけそうになかったので後ろを待ちました。結果、東選手と澤村選手、後1人の計4人のパックを形成しました。前に中山さんがいることを伝え追うことを提案しましたが、パックはほぼ機能せず、結果後ろの樋口パックを待ちました。樋口パックと合流してから、前を追う展開になりました。だが人数が多いためか、ここでもほぼパックは機能してなかったように思います。集団走を機能させていたのは広島大学と近畿大学と数人の選手のみな気がします。そこからはどんどん前のパックや落ちてきた選手を回収し、結果的に50人程の大集団となりました。パックとしてはほぼ機能してなかったですが、落車のリスクを回避するため前の方にいるようにしました。大集団の時はほぼ足は使わなかったのですが、それ以前にかなり足を使ってしまっていたように思います。ラスト1周でランに控えるためにアミノ酸系のジェルを補給しました。
<ラン>
ランスタート時、中山さんに背中を押して頂きました。とても嬉しかったですが、それと同時にGullsの団体順位は自分にかかっていると気を引き締めました。目標としていたペース3:30/kmで入りました。1km通過は3:21/kmでしたが、みるみる落ちていき最終的には4:10/kmまでかかりました(ほぼジョグのような状態です)。足がキツイというよりも、内臓への負荷が非常に大きかったです。ランパートで総合15位以上まで上げたかったので、反省点です。恐らくですが、原因は練習不足だったと思います。周りの人たちは十分に練習していると言ってくださりますが、まだ練習が必要であると考えています。自分のラン力は潜在的なものではなく、しっかりと練習を積んだうえで獲得した後天的ものです。この点を再度自覚し、1年後のラストインカレに向けて、練習計画をしっかり練り、100%と言える練習を積んだうえでリベンジしたいです。来年こそはインカレでランラップ1位を獲ってみせます!
<総括(レースに限らず、思ったことを書きます)>
まずは、本大会の運営関係、サポートしてくださったGullsの方々、応援に来てくれた親、観音寺の皆様方、本当にありがとうございました。皆様のご協力により選手はレースをやり切ることが出来ました。
さて、ここからは個人的なことになります。
これまで右肩下がりだったインカレの成績が、今回のインカレでやっと回復してきたように思います。今回の目標は「学部2年生の時の20位という過去最高成績を超える」というものでした。叶わなかったのは実力不足で、それ以外の何物でもないです。具体的に述べさせて頂くと、今回のインカレの総合成績20位以上は全員がスイムを20分程で上がっています。このレベルのスイム力がないと総合20位以上で戦う資格がないということです。自分のスイム力の低さを自覚し、更に精進しなければと思い知らされました。
まだまだ改善点だらけですが、今回のインカレで得られた成功経験は自分にとって非常に大きなものとなりました。インカレで結果を残すことを目標に送った大学生活の中で、思うようにいかなかったこれまでの3年間。
沢山の失敗をしてきましたが、その中にあった小さな成功を少しずつ拾い上げ、最近になってやっと自分に合う方法が見つけられたように思います。そして、それをインカレでは実行できました。再現性のある方法を確立出来たことで、ワンステップではありますが、成長できたと思います。
次がラストのインカレ。今回も団体順位6位だったことは、広島大学がインカレ常連校として力を付けてきたことを示していますが、自分はまだまだ満足していません。今回のインカレで得た成果を十分に発揮し、来年こそは「個人インカレ入賞、団体順位5位以上」という目標を達成できるように全力を尽くします(※団体順位はあくまで個人的に目指したいと思っているだけです)!!
頼りない先輩ですが、これからもよろしくお願いいたします!!
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